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国内3メガバンクがトレードワルツとともにワーキンググループを新たに組成

PR TIMES / 2024年11月29日 21時40分

~貿易業務の完全電子化を目指し協力~



[画像: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/69451/130/69451-130-b933e26cb5a2c22b3e30eafda48cec54-3900x2193.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


 株式会社トレードワルツ(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:佐藤 高廣、以下、トレードワルツ)は、当初出資の株式会社三菱UFJ銀行(以下、三菱UFJ銀行)に続き、株式会社三井住友銀行(以下、三井住友銀行)、株式会社みずほ銀行(以下、みずほ銀行)から新たに出資を受けることとなりました。これを受けて3行と共同で、貿易業務の完全電子化に向けた新たな金融ワーキンググループを組成したことを発表いたします。

■ 背景
 トレードワルツは貿易情報連携プラットフォーム「TradeWaltz(R)」の開発・サービス提供により、荷主企業の貿易業務に関わる情報を一元的に電子データで管理することを可能にしました。これにより、貿易業務の作業量を平均44%削減できる見込みです。

 一方、貿易取引の一部である信用状決済(L/C決済)については依然として多くの手作業や紙ベースのプロセスが残っており、取引の遅延、コストの増加、人為的ミスが頻発する課題が存在するなど、電子化と効率化が求められています。

 このような課題を解決するため、国内3メガバンク(株式会社三菱UFJ銀行、株式会社三井住友銀行、株式会社みずほ銀行)、およびトレードワルツは、新たに金融ワーキンググループを組成し、貿易決済プロセスの完全電子化を目指して協力することを決定しました。

■ ワーキンググループの目的と今後の展望
 金融ワーキンググループでは、国内3メガバンクとトレードワルツが共同で、紙ベースのプロセスの削減とデジタルプラットフォーム「TradeWaltz」を介したシームレスな取引の実現を目指し、2026年度中のリリースに向けて信用状決済を含むドキュメンタリー取引決済の完全電子化にかかる具体的な機能開発要件の策定に取り組みます。

 この取り組みにより、荷主と銀行間の取引データと業務プロセスの標準化、さらには取引全体の効率性と透明性の向上にも繋がることが期待されます。

■ 関係者のコメント
三菱UFJ銀行 シニアフェロー トランザクションバンキング部長 松本 雅弘
「MUFGはTradeWaltzを本邦の貿易業務のデジタル化を実現する最有力ソリューションとして位置づけ、トレードワルツ社設立以来参画して参りました。この度3メガバンクが揃って貿易業務の完全電子化を目指す体制となったことは、業界としても大きな価値になると信じております。今後TradeWaltzを通じて、更なるサービス高度化に努めて参ります」

三井住友銀行 執行役員 トランザクション・ビジネス本部長 遠藤 直樹
「三井住友銀行は、トレードワルツへの出資とともに、新たにトレードワルツと3メガバンクで組成する金融ワーキンググループへの参画を通じて、銀行界として長年の課題である貿易実務のデジタイゼーション推進に貢献しつつ、業務プロセスの標準化や取引データ活用等による業界全体の生産性向上と付加価値向上に取り組んで参ります。」

みずほ銀行 常務執行役員 グローバルトランザクションユニット長 山本 力
「みずほ銀行は、貿易デジタル化の潮流が世界的に広まる中、より広い見地からお客さまの利便性を更に向上出来るよう今回の出資を決定しました。業界の皆さまと連携してTradeWaltzの金融機能開発、貿易業務の効率化を進めることで、日系企業をグローバルにサポートして参りたいと考えています」

株式会社トレードワルツ 代表取締役執行役員社長CEO兼COO 佐藤 高廣
「国内3メガバンク様と共に、貿易決済プロセスの完全電子化を目指しワーキンググループを組成できます事に心より感謝を申し上げます。業界標準プロセスを構築し、貿易に関わる企業様の業務効率改善や透明性が向上するなど、社会的意義の高いプロジェクトと位置付けております。国内3メガバンク様のお客様に継続的なサービス向上を提供して参ります。」

■ トレードワルツについて(https://www.tradewaltz.com
 株式会社トレードワルツは、貿易業務に関わる情報を電子データで一元的に管理できる貿易情報連携プラットフォーム「TradeWaltz」をSaaSとして運営・提供しています。NTTデータと主要な貿易実務者18社からなるオールジャパンの貿易コンソーシアムで約4年間のシステム開発・技術実証、法改正提案、事業構想を経て、サービス化。現在は、株式会社NTTデータ、豊田通商株式会社、東京大学協創プラットフォーム開発株式会社、住友商事株式会社、三菱商事株式会社、株式会社TW Link、東京海上日動火災保険株式会社、豊島株式会社、株式会社上組、株式会社フジトランス コーポレーション、三井倉庫ホールディングス株式会社、株式会社日新、株式会社三菱UFJ銀行、丸紅株式会社、三菱倉庫株式会社、損害保険ジャパン株式会社に、株式会社三井住友銀行、株式会社みずほ銀行の2社が加わり大手18社の共同出資により、事業を運営しています。
本件に関するお問い合わせ先
株式会社トレードワルツ 広報・マーケティングチーム 担当:平岡、中尾 
Email:info@tradewaltz.com  TEL: 03-4567-6327

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