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「福祉社会学」の授業で、元厚生労働省社会・援護局長の定塚由美子氏がご講演【島根県立大学】

PR TIMES / 2024年12月13日 13時45分

「福祉社会学」の授業で、元厚生労働省社会・援護局長の定塚由美子先生にご講演いただきました。



[画像: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/88950/130/88950-130-66f3682af45535c2b8c15e571b8f2fe9-2194x2925.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
講義の様子

島根県立大学では、学部2年生以上を対象に「福祉社会学」の授業を開講しています。福祉に関する取組について、社会の中でどのような考え方がこれまで蓄積されてきたのか、行政や民間など、それぞれの考え方は相互にどのような関係にあり、どのような長所と課題があるのか、という福祉についての物の見方の見取り図を整理して解説する授業です。

12月9日の「福祉社会学」の授業(地域政策学部・角能准教授)では、厚生労働省社会・援護局長等を務められ、現在公益財団法人21世紀職業財団会長をされている定塚由美子先生にご講演いただきました。前半では、定塚先生のこれまでのお仕事における法律作成、予算作成、現場での人々の暮らしを守るための活動を支援する業務のご経験についてご講演いただきました。後半では厚生労働省社会・援護局時代に取り組まれた生活困窮者自立支援制度について、それが必要とされた現状に関するデータを提示してご説明いただき、また制度面でなぜ必要とされたのか、これまでの制度とどのような点が異なるのかを解説していただきました。

受講生にとって、国家公務員の仕事について法律、予算、人の暮らしを支え守るための動きそれぞれに関する事例を通して具体像を学ぶことができ、得るところがたくさんあったようです。また制度について、内容面に加え、決定や実施に向けた過程の作業、そこでのマナーとして重要な点も知ることができ、大きな収穫になりました。

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