誰もが活躍できる地域社会を目指し、地方からオンライン出版支援プロジェクト始動。編集者の人材育成やふるさと納税の研究も
PR TIMES / 2019年8月1日 12時0分
~ウェルビーイングをテーマとする初の電子書籍を2019年9月1日にリリース。8月30日には編集者育成塾と出版記念イベントも~
一般財団法人こゆ地域づくり推進機構(宮崎県児湯郡新富町、代表理事:齋藤潤一、以下こゆ財団という)は、シェアリングエコノミーなどの世界的潮流を「日本の地域」を切り口に編集・発信していく、オンライン出版事業「Koyu Publishing」を2019年9月1日(日)よりスタートします。
形態は新しい時代の流れに乗せてKindle(Amazon)に代表される電子書籍やPDFを採用するほか、noteなどのウェブサービスも採用。地方創生に資する情報を広く発信していくほか、新富町のふるさと納税の事例研究なども実施します。
2019年9月1日には、プロダクト第一弾として「WELL BEING~自分らしくありのままに生きる~」を刊行します。販売はKindleを予定しているほか、8月30日には、宮崎市内のこゆ財団の主催イベントで書籍版(限定部数発行)の販売も行います。
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■特徴:コンセプトは地方から世界へ。チャレンジしたい人を応援、関係人口の増加も
「Koyu Publishing」のコンセプトは「地方から世界へ」です。刊行するコンテンツは、激動する世界の潮流をテーマとし、日本の地域における先進性や可能性を見出す内容としています。
<テーマ例>
ウェルビーイング
1946年に世界保健機関(WHO)でも取り上げられているウェルビーイングは、身体的、精神的、社会的に良好な状態にあることを意味する概念です。日本ではまだ大手企業が中心の潮流である中で、「町」という単位でその実現にチャレンジしている日本の地域のアクションを紹介します。
シェアリングエコノミー
Uber(ライドシェア)やAirbnb(民泊)などの海外生まれのサービスがシェアリングエコノミー の代表例として有名ですが、サービスの本質である「共助」の考え方は、もともと日本のムラ社会で培われてきたものでもあります。日本の地域で生まれている事例にスポットを当てます。
ガストロノミー
食材の宝庫である日本の地域には、歴史や風土、生産者にまつわる背景まで、語るべきストーリーが数多く含まれています。食事を通じてストーリーを体験する「ガストロノミー」は、日本の地域が訪日外国人を中心にその価値を発信するうえで、素晴らしいサービスであることを発信します。
このうち、2019年9月1日にリリースするプロダクト第一弾では、「ウェルビーイング」をテーマとしています。
幸福学の第一人者である慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科の前野隆司教授を始め、宮崎県新富町やこゆ財団にさまざまなかたちで関わっている方、こゆ財団メンバーなどのインタビューを中心に構成しており、2018年11月に地方創生優良事例にも選出された宮崎県新富町での地域づくりを、ウェルビーイングの視点で編集した1冊になっています。
[画像2: https://prtimes.jp/i/28395/133/resize/d28395-133-374531-1.jpg ]
■背景:地方に新しいお金の流れをつくる
出版業界の調査研究機関である(公社)全国出版協会・出版科学研究所によると、2018年の電子出版市場は前年比11.9%増の2,479億円で、市場は成長しています。そのうち電子書籍(文字もの)は同10.7%増の321億円で、縮小する紙市場の一方で市場の伸びが堅調です。「Koyu Publishing」は、こうしたトレンドをもとにスタートするものです。
また、電子書籍においては、出版までにかかる時間やコストを圧縮できることや、出版済みの書籍を随時アップデートできることなどがメリットとして挙げられます。
これらは地域商社「こゆ財団」に代表される、商品・サービス開発においていち早くプロトタイプを作成し市場に問うことを重視する「スピードまち経営」に合致するものです。「Koyu Publishing」はこのスタイルにのっとり、地方ならではの出版モデルとして、地域に新しい経済の循環をつくります。
[画像3: https://prtimes.jp/i/28395/133/resize/d28395-133-669709-2.jpg ]
■今後の展望:9月1日にプロダクト第一弾をリリース。ふるさと納税の研究も
「Koyu Publishing」は2019年9月1日、プロダクト第一弾として「WELL BEING~自分らしくありのままに生きる~」を刊行します。販売はKindleを予定しているほか、こゆ財団の主催イベントでは書籍版(限定部数発行)を販売。
なお、発行日の前日の8月30日(金)には、宮崎市内での刊行記念・直売イベントも開催する予定です。
「Koyu Publishing」では今後、kindleやnoteを活用し、地域づくりに資するノウハウを全国、世界に向けて発信していきます。
また編集者を育成する「地域を編集する学校」も宮崎市内で毎月開催。編集チームによるふるさと納税のあり方の研究など地域経営に生かした書籍なども今後出版していく
<ふるさと納税寄附額を2年間で約5倍に伸ばした地域商社「こゆ財団」>
2017年4月に宮崎県児湯郡新富町が旧観光協会を法人化して設立した地域商社です。「世界一チャレンジしやすいまち」というビジョンのもと、1粒1,000円のライチに代表される農産物のブランディングを通じて『特産品販売』を行い、得られた利益で『人財育成』に投資しています。ふるさと納税では、設立前の2016年度が4.3億円だった寄附額を、2017年度に9.3億円、2018年度には19億円まで伸ばすことに成功しました。
*メディア掲載事例:月刊事業構想/月刊ソトコト/Forbes JAPAN/日経新聞 ほか
法人名:一般財団法人こゆ地域づくり推進機構
所在地:宮崎県児湯郡新富町富田東2-1-1 チャレンジフィールド
代 表:代表理事 齋藤 潤一
▶︎こゆ財団HP:https://koyu.miyazaki.jp
▶︎こゆ財団FB:https://www.facebook.com/koyu.miyazaki/
▶︎こゆ財団ふるさと納税ページ:https://www.furusato-tax.jp/city/product/45402
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