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【開催レポート】キャディ主催、愛知県後援「愛知モノづくり未来会議」

PR TIMES / 2024年12月19日 11時15分

自動車業界トップランナーの講演と意見交換により、製造業の新たな可能性を開く会となりました



製造業のデジタル変革に挑むキャディ株式会社(本社:東京都台東区、代表取締役:加藤 勇志郎、以下キャディ)は、2024年12月10日に愛知県名古屋市で「ものづくり未来会議」を開催致しましたので当日の開催レポートをお知らせします。

■「愛知モノづくり未来会議」当日のハイライト
「愛知モノづくり未来会議」は、自動車業界を代表する方々のアイデアや事例を踏まえながら、愛知県内企業の持続的な成長に向けた方策を探り、地元製造業のさらなる発展を目指すことを目的に開催、当日は60名が参加いたしました。
当日はプロジェクト・カーズ合同会社 代表 水野 和敏 氏による基調講演、株式会社日本電動化研究所 代表取締役 和田 憲一郎氏の講演、キャディ代表取締役 CEO 加藤 勇志郎の講演が行われ、その後参加者同士での交流が行われました。


<基調講演>
「メイドインジャパンの“技と心”が創り出す“世界唯一”への挑戦」
プロジェクト・カーズ合同会社 代表 水野 和敏氏
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/39886/133/39886-133-2c6f809bf79b6474f46374be6c9b46f4-1600x1067.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
水野 和敏氏

日産R35GT-Rのプロジェクト総責任者 兼 開発責任者、日産スカイラインやフェアレディZ、FX35&45の開発責任者、更には、日産ワークスグループCメーカー耐久選手権レースのチーム監督 兼 チーフエンジニアなどを歴任し、世界から「ミスターGT-R」「ファーザー・オブGTR」などど称され、自動車の世界ではカリスマ的な存在である水野氏は、冒頭から「皆さんに気づきを持って帰っていただきたい」、「初心に返って物事を見直しましょう」と参加者に呼び掛け。世界を相手に、斬新な発想と技術で幾多の新商品を創り出し、そのブランディングを手掛けてきた原点である「最少の資源(人、モノ、金、時間)が、最高の結果を創りだす」という考え方について語っていただきました。



「EVシフトの行方」~いま、日本の自動車産業は何を考えておくべきか~
株式会社日本電動化研究所 代表取締役
和田 憲一郎氏
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/39886/133/39886-133-6d9993594661679191bcc31466f6e744-1600x1067.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
和田 憲一郎氏



三菱自動車に入社後、2005年から新世代電気自動車「i.MiEV(アイ・ミーブ)」の開発責任者(プロジェクトマネージャー)などを歴任し、現在株式会社日本電動化研究所の代表を務める和田氏は、急速に進んでいたEVシフトに対し、成長が一時的に鈍化する「踊り場」の段階に差し掛かっている可能性について、プロダクトライフサイクル理論における「プラトー現象」に入っている段階だと指摘。一方で、米国大統領選挙・トランプ政権のゆくえや、欧州の気候変動対策として掲げられる政策パッケージ「Fit for 55 Package」などの影響等先行き不透明な状況が続く自動車産業において、モノづくり産業、特に自動車設備産業に携わる方々はどのようなことを考えておくべきなのか、独自の見解を紹介。最後にチャールズ・ダーウィンの言葉を引用し、「変化に最もよく適応したものが生き残る。EVシフトで今様子見をしていていいのか?変化をしていくという姿勢を取る必要がある。」と締めくくられました。



「10年先の未来を創る、今求められる製造業のDXとは」
キャディ株式会社 代表取締役 CEO 加藤 勇志郎

[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/39886/133/39886-133-b72d1a31de3836f6fb814da400d3dbc6-1600x1067.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
加藤氏


キャディCEOで、現在米国を拠点とする加藤は、本会議に合わせて帰国。参加者に向け冒頭より、危機感を煽るように、日本のGDPは、1860年の約2%から戦後1950年には約3%、1990年代には18%に達し、短期間で驚異的な成長を遂げたが、2024年現在では4%に低下し、ドイツに抜かれて世界4位に転落。将来的には2%にまで下がる可能性があるとの懸念を示しました。課題解決の鍵として、「一人当たりの付加価値向上」を挙げ、生産性向上のための「資産化」を提案。日本企業はデータ活用や効率化に遅れをとっており、経験をデータ化し、それを価値に変換しグローバルで共有する重要性を強調しました。
具体的な解決策として、製造業向けAIデータプラットフォーム CADDiを紹介。非構造化データを構造化し、データを活用する「SoR(記録のシステム)」と「SoI(洞察のシステム)」を分離し、データの蓄積をローカルで、活用をグローバルで行うべきと提言した。
最後に、日本企業のシステム投資の弱点を指摘し、デジタル変革の成功要因として「スピード」「トップダウン」「モビライザー(推進役)」の重要性を伝えました。


懇親会の様子
講演後の懇親会では、登壇者への水野氏および和田氏への積極的な質問とともに、参加者同士での情報交換が行われました。参加者からは「モノづくりに対しての本質等、熱意を紹介いただき興味深かったです。気づきを得て帰れます。」「仕事とは何か 新しい仕事を始める時の付き合い方など、今の自分に嬉しい話でした」などのコメントを頂き、参加者満足度93%と大変盛況に終えました。

[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/39886/133/39886-133-9a17b84614d19cac60695e4a43cd878d-2029x1353.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
懇親会の様子



■ 今後のモノづくり未来会議の予定
1月30日に広島県にて「モノづくり未来会議」を開催予定としています。

日   程: 2025年1月30日(火)【開場】14:00 【開演】14:30 【終演】17:00(予定)
会   場: エールエールA館6F会議室 広島県広島市南区松原町9-1
特設サイト: https://caddi.com/ja-jp/resources/event/monomira-hiroshima250130/
主   催: TSSテレビ新広島 共催キャディ株式会社
参 加 者: 広島県内をメインとした製造業・加工会社の経営者約80名


[画像5: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/39886/133/39886-133-44b8907c0308fb4c64e48b82baa911dd-1458x500.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]キャディ株式会社
キャディ株式会社は、「モノづくり産業のポテンシャルを解放する」をミッションに、製造業のデジタル変革を推進しています。製造業のエンジニアリングチェーン・サプライチェーン上のあらゆるデータを解析・関連付け、インサイトを抽出することで、人間の生産活動をより高度化する「製造業AIデータプラットフォームCADDi」を開発提供。2022年6月には、AI類似図面検索機能を搭載した図面データ活用クラウドCADDi Drawerをリリースし、製造業における重要データの資産化を支援しています。2024年9月より提供を開始したサプライチェーンデータの資産化を促進するAI見積クラウド CADDi Quoteをはじめ、今後は同プラットフォーム上に様々なアプリケーションを提供予定です。累計資金調達額は217.3億円で、日本をはじめアメリカ、ベトナム、タイを含む4カ国で事業を展開しています。


<会社概要>
本社所在地:東京都台東区浅草橋4-2-2 D’sVARIE浅草橋ビル(総合受付6階)
代 表 者:代表取締役 加藤勇志郎
設   立:2017年11月9日
資 本 金:1億円(資本準備金含み、217.2億円)
事業内容 :図面データ活用クラウドCADDi DrawerおよびAI見積クラウドCADDi Quoteの開発運営 URL   :https://caddi.com/

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