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蒟蒻繊維素材の摂取による、食後の血糖値上昇抑制効果を確認

PR TIMES / 2024年11月3日 11時15分

龍谷大学との共同研究成果。脳卒中や心筋梗塞などの疾患リスク低減の可能性も。



[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/29701/135/29701-135-9714ea015d998fdbb4b7d6f2ad62f790-2093x1178.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


 株式会社NINZIA(神戸市中央区、代表取締役:寄玉昌宏、以下「当社」※旧「株式会社Sydecas」)は、学校法人 龍谷大学(京都市、専務理事:入澤 崇、以下「龍谷大学」)との共同研究において、当社独自の蒟蒻繊維素材「ニンジャペースト」による、血糖値及び血糖上昇曲線下面積(IAUC)の減少を確認しました。これは、ニンジャペーストに含まれる水溶性グルコマンナンが胃内に滞留し、血糖上昇を抑制したためと考えられます。日本栄養改善学会で発表、一般社団法人日本臨床栄養協会のジャーナルに掲載されました。
【研究の背景】
 水溶性食物繊維は、糖質の吸収を遅らせて血糖上昇を抑制することが知られており、摂取することで、脳卒中や心筋梗塞などの疾患リスクを低減できる可能性があります。一方、日本の伝統食材「こんにゃく」に含まれる食物繊維は不溶性で、それ自体血糖値上昇抑制効果をもちません。
 当社独自の蒟蒻繊維素材ニンジャペーストは、水溶性と不溶性食物繊維を併せ持ち、またその名の通り「忍者のように」様々な食材に馴染むことから摂取が容易で、日常的に血糖上昇を抑制できることが期待できます。


【研究結果】
 蒟蒻繊維素材ニンジャペーストを緑茶に添加したものを使用して、「血糖値スパイク」に関連する食後時間における血糖上昇抑制効果を調べました。ご飯摂取の10分前に試験飲料を摂取させた場合、基準値と比較して食後30分および60分の血糖値は有意に減少(p<0.01, p=0.003)。血糖上昇曲線下面積(IAUC)も、ご飯摂取の10分前に試験飲料を摂取させた場合に基準値と比較して、有意に減少( p=0.003)しました。
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/29701/135/29701-135-12d353c92027eafe1264b725993970af-1814x732.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


※本共同研究の結果は、「ゾル状水溶性グルコマンナンの血糖上昇抑制効果の検討」として、一般社団法人日本臨床栄養協会「ニュー・ダイエット・セラピー」2024年40巻1号に掲載されました。


■共同研究概要
研究課題: 蒟蒻由来の植物性代替素材の生理的機能の実証と物性研究
研究従事者: 龍谷大学農学部食品栄養学科 中村富予教授、山崎正幸教授、西澤果穂講師
受入機関: 龍谷大学食と農の総合研究所


■株式会社NINZIA(旧 株式会社Sydecas)
 食物繊維のふるまいをコントロールし、糖や脂質、動物性素材に頼らない結着成型と食感創成の技術開発を行うテクスチャ・エンジニアリング・フードテック・スタートアップ。日本で独自の進化を遂げた伝統技術である、コンニャクグルコマンナンによるゲル化制御をコア技術として、「食べる行為自体を楽しむ」新しい食の提案を行っています。




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株式会社NINZIA(旧 株式会社Sydecas)
http://ninzia.jp


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