世界で最も消費支出が多い非ゲームアプリは「Tinder」 日本でも白熱するマッチングアプリ市場、アプリ内課金も増加傾向
PR TIMES / 2020年2月28日 11時55分
モバイル市場データプラットフォームを提供する App Annie (アップアニー、本社:米サンフランシスコ、CEO:Ted Krantz)は、アプリ市場データプラットフォーム「App Annie Intelligence」のデータから、世界全体のマッチングアプリにおけるダウンロード数やアプリの支出、トレンドをまとめました。
[画像1: https://prtimes.jp/i/11276/137/resize/d11276-137-572575-0.jpg ]
2012年以降、世界中で17億以上のマッチングアプリが新規にダウンロードされ続けています(iOS、Google Play合計)。これは、マッチングアプリでパートナーを見つけることが身近なものとなってきていることを物語っています。実際に、Wall Street Journal の調査結果によると、マッチング系アプリは結婚件数を増やしているだけでなく、より長く幸せな関係を築き上げるのに役立っているということが報告されています。
2019年の非ゲームアプリにおける世界消費支出は、「Tinder」が首位に
[画像2: https://prtimes.jp/i/11276/137/resize/d11276-137-711764-1.png ]
2019年、ゲームアプリを除く非ゲーム系アプリのサブスクリプションにおける世界消費支出ランキングでは、2018年に1位だった動画ストリーミングサービスの「Netflix」を抜いて、マッチングアプリの「Tinder」 が首位に立ちました。
サブスクリプションのビジネスモデルはマッチングアプリにも
[画像3: https://prtimes.jp/i/11276/137/resize/d11276-137-504399-2.png ]
[画像4: https://prtimes.jp/i/11276/137/resize/d11276-137-806364-3.png ]
米国における2019年の非ゲーム系アプリ上位250の消費支出のうち、iOS App Storeでは97%、Google Playでは91%がサブスクリプションによる課金であることがわかりました。アプリのカテゴリーでは、マッチング系アプリと動画ストリーミングアプリが多くを占めています。(出典:App Annie「モバイル市場年鑑2020」)
また、2019年のマッチング系アプリの消費支出は約2400億円(22億ドル)※で、2017年から倍増しました。世界全体でみると、アプリ内サブスクリプションの好調に牽引された「Tinder」が消費支出のシェアを独占しましたが、ユーザーにとって選択肢は無数にあります。たとえば、「JSwipe」、「Single Parent Meet」、「Chispa」、「OurTime」といったニッチなアプリが、自分と同じような趣味や関心を持つ人との出会いを加速させています。
マッチング系アプリの世界消費支出トップ10をみると、ユーザーが2019年にサブスクリプション料金として1カ月に支払った平均金額は、2017年と比べて95%増えています。また、最もユーザー一人あたりの平均支出額が高かったアプリでは、年間約9900円(90ドル)※近くまで達しており、この金額は、9カ月分のサブスクリプション料金とほぼ同額です。本ランキングには、日本のパブリッシャーで唯一「タップル誕生」が9位にランクインしており、日本でもマッチングアプリに課金する層が増えてきていると言えるでしょう。
※1ドル=110円換算(2020年2月27日時点)
日本でも白熱するマッチングアプリ市場
[画像5: https://prtimes.jp/i/11276/137/resize/d11276-137-755252-4.png ]
実際に日本においても、多くのユーザーがマッチングアプリに課金をしている傾向にあると言えます。日本における非ゲーム消費支出ランキングでは、エウレカ社が開発・運営する「Pairs」(親会社は米国IAC)が5位にランクインしており、サイバーエージェント社が開発・運営する「タップル誕生」も6位にランクインしていることから、アプリでのマネタイズに成功していると言えます。
[画像6: https://prtimes.jp/i/11276/137/resize/d11276-137-101465-5.png ]
日本におけるマッチングアプリの消費支出ランキングにおいても、ユーザーの課金額は前年と比較して、約43%増加しています(日本の消費支出のマッチングアプリ上位10のアプリ)。前述の「Pairs」 や「タップル誕生」が上位を独占しているものの、ニーズの違う他のアプリも台頭しています。海外のように消費者が複数のマッチングアプリを使う傾向は日本でも見られ、ユーザーの選択肢を増やしています。
しかし日本においては、消費者が海外のアプリよりも国産のアプリを使う傾向にあり、この傾向はゲームアプリにも見られ、海外からの参入障壁の高いジャンルと言えます。
「モバイル市場年鑑2020」はこちら
2019年のモバイル市場に関する包括的なレポート「モバイル市場年鑑 2020」は、App Annie公式HPよりダウンロードいただけます。
https://www.appannie.com/jp/go/state-of-mobile-2020/
App Annie について
App Annie(アップアニー)は、全世界の生活者理解、またモバイル戦略の高度化に役立つモバイル市場データと分析プラットフォームを提供しています。「モバイルの力をすべての企業に」をミッションとし、あらゆる業界の経営戦略、マーケティング、新規事業開発などにおいて、1000社を超える著名企業が活用しています。
公式サイト:https://www.appannie.com/jp
Twitter アカウント:@AppAnnieJapan
Facebook ページ:https://www.facebook.com/appanniejapan/
企業プレスリリース詳細へ
PR TIMESトップへ
この記事に関連するニュース
-
ロンドンで“アプリ無双”する日本人女性(20代)が驚いた「日本と海外でここまで違うデート文化」
日刊SPA! / 2024年5月1日 15時52分
-
【ノートン|マッチングアプリによる被害実態調査】日本人のマッチングアプリ利用率は世界で最も低いが、累計課金額は世界1位 日本人のマッチングアプリ利用者の約5人に1人が詐欺被害のターゲットになったと回答
PR TIMES / 2024年5月1日 13時40分
-
“音楽”をきっかけに、新たな出会いを!5月3日から4日間開催されるロックフェスティバル「VIVA LA ROCK 2024」にて出会いのきっかけを生み出す期間限定屋台“てぃんだあチュロス”を出店!
PR TIMES / 2024年4月26日 11時15分
-
データ年鑑『ファミ通モバイルゲーム白書 2024』発刊!国内外のモバイルゲーム市場を最新データで分析
PR TIMES / 2024年4月25日 15時15分
-
Tinderから新機能「Share My Date」が登場!
PR TIMES / 2024年4月22日 16時15分
ランキング
-
1通販のニッセンを売却=41億円で歯愛メディカルに―セブン&アイ
時事通信 / 2024年5月9日 18時17分
-
2ブラザー社長「信頼関係を築くことは見込めない」…ローランドDGへのTOBを事実上断念
読売新聞 / 2024年5月9日 18時11分
-
3このキャラはもしかして...? マクドナルドのX、次回の「ハッピーセット」ヒント画像公開で話題に
J-CASTニュース / 2024年5月9日 21時33分
-
4初心者の個人投資家こそ「高配当株」狙うべき理由 「高配当×高成長」で"2度おいしい"投資のコツ
東洋経済オンライン / 2024年5月10日 8時30分
-
5JR東日本のネット銀行「JRE BANK」サービス開始、“特典てんこ盛り”なぜ?【Nスタ解説】
TBS NEWS DIG Powered by JNN / 2024年5月9日 20時35分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください