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東大IPC運用の「大学発スタートアップ等促進ファンド投資事業有限責任組合」(略称:ASAファンド)新規組合員を迎えセカンドクローズ

PR TIMES / 2024年7月10日 16時45分



国立大学法人東京大学(以下「東京大学」)と東京大学協創プラットフォーム開発株式会社(本社:東京都文京区本郷、代表取締役社長:植田浩輔、以下「東大 IPC」)は、2024年に設立した「大学発スタートアップ等促進ファンド投資事業有限責任組合(Academic Startup Acceleration、(以下「ASAファンド」)」について、この度、東京大学および株式会社博報堂(本社:東京都港区、代表取締役社長:水島正幸、以下「博報堂」)を出資者として、セカンドクローズを実施したことをご報告いたします。

引き続き、本ファンドの規模拡大を図るとともに、日本の大学発スタートアップ・エコシステムの課題解決に取り組みながら、産学官および海外との連携をさらに強化し、日本の大学発スタートアップ・エコシステムを海外トップレベルまで高め、世界に伍するユニコーンスタートアップの育成を通じて、世界における日本の産業競争力の強化に資するべく活動していきます。

[画像: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/25017/137/25017-137-570b034e9dcd6576488ff673d682538c-552x552.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


グローバル・スタートアップの育成及びエコシステムの連携・発展を目指す

この度の東京大学による出資は、ASAファンドが特定研究成果活用支援事業で認定を得たファンドであることによって実現しています。
東京大学の基本方針UTokyo Compassでは、目標の一つとして「社会への場の広がり」を掲げており、その具体的な行動として起業支援・成長支援の「対象の拡大」と「主体の拡大」が進められています。今回の出資も本基本方針に基づくものであり、社会の様々なステークホルダーとの更なる連携・相互協力を目指してまいります。

また、2024年 5月16日に東京大学において行われたレセプションにおいて、Temasek Foundation、Vertex Holdings、東京大学および東大IPCの組織間協力に関する共同談話が発表されました。本談話では、Vertex Holdings、東京大学、東大IPCがスタートアップ投資分野での連携を深めていくとともに、人材育成や研究協力を推進し、日本とシンガポールのスタートアップ・エコシステムの発展に努めていくという共同声明を発表しました。さらに、インキュベーションビジネスの更なる強化及び産官学の協働推進を目指す博報堂、東京大学などと共同で設立した一般社団法人「WE AT」が主催する、アジア最大級のWell-beingのイベントを目指したピッチコンテスト「WE AT CHALLENGE」における、Vertex Group、Temasek Foundationとの連携も発表しました。

ASAファンドは、「未来を切り拓く10x10x10のイノベーションビジョン」を掲げています。グローバルに活躍するスタートアップの創出や裾野拡大、及びイノベーションを支援する官民協働の拡大を目指す東京都、国際的な産学連携とともに、世界的なスタートアップの集積地となる「広域渋谷圏」を目指しディープテック・スタートアップ支援を展開する東急不動産、そしてこの度のセカンドクローズで参画する東京大学、博報堂とともに、グローバルに成長するスタートアップを力強く育成する支援体制を最大限活用していきながら、世界に伍するグローバル・スタートアップの創出と、エコシステムの形成を目指します。

大学発スタートアップを支援するONEカーボンニュートラル1号投資事業有限責任組合への出資も決定
ファーストクローズ以降、ファンド出資検討を本格的に開始しており、この度大学発スタートアップを支援するONE Innovators株式会社が運営するONEカーボンニュートラル1号投資事業有限責任組合に対して出資を発表しました。今後も、大学発スタートアップに投資支援する大学VCファンドへの出資を展開するとともに、ディープテック・スタートアップを支援する新興VCの組成支援を通じて、日本全体のスタートアップ・エコシステムの強化に取り組んでまいります。

ASAファンドのコンセプトは以下の通りです。

1. 大学発のスタートアップに投資する大学VCファンドへ出資
大学を中心に豊富に存在している技術シーズを掘り起こし、事業化を支援し、グローバルに展開できるスタートアップを育成・支援するため、主として大学発スタートアップに投資・支援する大学VCファンド等に出資(ファンド・オブ・ファンズ)を行います。

2. 国内エコシステム構築とグローバル化
協創1号ファンドでのファンド・オブ・ファンズを通じて東大IPCが培ってきたディープテック・スタートアップの育成・支援、投資のノウハウを共有・活用しながら、幅広い地域からの投資対象の発掘・育成を支援します。また、ディープテック・スタートアップを支援する新興VCの組成支援を通じて、日本全体のスタートアップ・エコシステムの強化に取り組みます。さらに、海外大学やその周辺VC・アクセラレーターとの連携を深め、グローバル・ディープテック・スタートアップの創出拠点を目指します。


大学発スタートアップ等促進ファンド投資事業有限責任組合(ASAファンド)概要
無限責任組合員:東京大学協創プラットフォーム開発株式会社
有限責任組合員:東京都、東急不動産株式会社、国立大学法人東京大学、株式会社博報堂
※セカンドクローズ時点
存続期間 :2024 年から 15 年間


東京大学協創プラットフォーム開発株式会社(東大 IPC)について

東大IPCは、東京大学周辺で培われてきたベンチャー・エコシステムをさらに発展させるべく、東京大学100%出資の子会社として2016年に設立されました。これまで官民ファンドとして2つのファンド「協創1号ファンド」「AOI1号ファンド」を通じた国内外70社を超える大学関連のスタートアップへの投資と並行し、人材支援をはじめとするハンズオン支援、また国内最大規模を誇る大学共催の起業支援プログラム1stRoundの運営も手がけています。また東京都の公募・選定を経て「ASAファンド」を2024年に設立、国内・海外と連携する新たなディープテック・スタートアップの創出拠点を目指しています。
大学、企業、ベンチャーキャピタル、政府など幅広いステークホルダーと連携した、世界と肩を並べるスタートアップ創出やエコシステム構築を通じて、世界における日本の産業競争力の強化に資するべく活動を展開しています。

※ 協創1号ファンド:協創プラットフォーム開発1号投資事業有限責任組合)、
  AOI1号ファンド:オープンイノベーション推進1号投資事業有限責任組合


概要  アカデミア関連スタートアップ・エコシステムの発展を目指す投資事業会社
設立  2016年 1月
株主  国立大学法人東京大学(100%)
所在地 東京都文京区本郷 7-3-1 東京大学南研究棟アントレプレナーラボ 261
代表者 代表取締役社長 植田浩輔
URL https://www.utokyo-ipc.co.jp/

【お問い合わせ】
東京大学産学連携法務部出資事業支援課
担当:正津、加藤
TEL: 03-5841-2374
E-mail: jigyoushien.adm@gs.mail.u-tokyo.ac.jp

東京大学協創プラットフォーム開発株式会社
東京都文京区本郷 7-3-1 東京大学南研究棟アントレプレナーラボ 261
TEL: 03-3830-0200 / FAX: 03-3830-0183
Email: info2@utokyo-ipc.co.jp
担当:筧 一彦



なお、本プレスリリースは、ASAファンドのファーストクローズについて一般に公表することのみを目的としたものであり、いかなる意味においても、投資運用業務の提供や特定の金融商品の勧誘を目的とするものではありません。
また、東大IPCは、本プレスリリースにより、ASAファンド等の持分について勧誘を行うものではありません。

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