アンドパッド、能登半島地震における公費解体事業への支援を実施
PR TIMES / 2025年1月7日 11時45分
石川県 宗重商店のトップクラスの作業進捗率と400人規模の復興体制を支える基盤に「ANDPAD」が貢献
クラウド型建設プロジェクト管理サービス「ANDPAD」を運営する株式会社アンドパッド(本社:東京都千代田区、代表取締役:稲田武夫、以下アンドパッド)は、能登半島地震における復興支援を目的に、穴水地区を中心に公費解体事業を行なう株式会社宗重商店(本社:石川県金沢市、代表取締役:宗守 重泰、以下宗重商店)への建設DXによる活動支援を行っています。
宗重商店は、震災発生直後から復興活動を開始し、公費解体事業を請け負い、穴水地区及び輪島市、志賀町の解体事業を推進しています。担当する穴水地区は、トップクラスの進捗率※1で復興が進められており、地域住民の高い満足度と応援に入っている協力会社とのシームレスな連携体制を築く基盤としてANDPADを活用し、効果を発揮しています。
震災発生から1年が経過したタイミングで今回の支援内容をドキュメンタリー動画および記事としてまとめ、発表することとしましたのでお知らせいたします。
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/18154/138/18154-138-8d9e071c9fab052e09281dc9d6165d2a-3840x2160.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
■ 背景と目的
2024年1月1日に発生した 能登半島地震から約1年が経ち、復興の「第一歩」として能登半島では引き続き倒壊した家屋などの公費解体が進められています。石川県は解体見込棟数である 32,410棟に対して2025年10月末までに解体作業を完了することを目標※2とし、さらに1日でも早い完了を目指しています。
2024年9月に発生した奥能登豪雨や冬場の豪雪の影響を踏まえて、2025年10月の解体作業の完了に向けて迅速な復興活動が求められています。
■ 取り組み内容
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/18154/138/18154-138-08e5b4202c68a98d8c8df793efc36e44-3840x2160.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
石川県構造物解体協会の正会員であり、能登半島穴水町のブロック長を担当する宗重商店※3では、クラウド型建設プロジェクト管理サービス「ANDPAD」を活用し、公費解体に取り組んでいます。デジタルツールを活用し工事進捗管理の見える化、工事管理の効率化を行うことで、2024年4月から穴水町で始まった解体工事は、11月末時点で1,081棟が完了し、予定を上回るペースで進行しており、能登半島全体の復興を牽引しています。約100班(約400人)が毎日ANDPADを使用して、一連の業務の効率化と品質向上を図っています。
■インタビュー記事・ドキュメントムービーの公開
株式会社アンドパッドでは、宗重商店の公費解体の取り組みについて密着取材を実施しました。公費解体の取り組み、および復興とDXについて取り上げた取材記事とドキュメントムービーを公開しております。宗重商店がどのような思いをかけて公費解体に取り組んでいるのか、また復興においてデジタルツールがどのように貢献できるのか、ぜひご覧になってください。
記事:https://one.andpad.jp/magazine/16473/
動画:https://one.andpad.jp/movies/16485/
■ ANDPAD活用とその効果
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/18154/138/18154-138-e1b5188a97b01e56cd8573b9af1208a3-3840x2160.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
公費解体は、通常の解体業務と異なり、下記のような課題に向き合いながら迅速に推進していくことが求められています。品質の高い工事の実施のためには、より一層の情報共有の徹底が求められます。
- 令和7年10月末までの定められた期間で膨大な棟数を解体する必要があり、元請けが管理する解体班数も多い
- 棟数・班数が多いため現場管理の負担が大きく、遠隔での管理体制も必要
- 解体する建物の所有者へのケア、家財や保管するものの細やかな確認が求められる
- 膨大な数の写真撮影・整理が発生し、業務の効率化が求められる
- 公共事業という特性上、詳細がわかる明瞭な資料の作成も求められる
- 解体で発生した産業廃棄物の詳細な分別、トラック一台毎の運搬記録、日々の解体記録を写真付きの台帳形式で作成し提出 など
そのような状況下において、「ANDPAD」は下記のような業務に貢献しています。
- 解体事業者・補償コンサルタント・申請者で行う工事前の「三者立会」の記録を全て ANDPAD に保存
- 解体で壊す範囲や取り出しが必要な家財など現場の必要な情報を一元管理し、現場担当・二次請けの解体工へのスムーズな情報共有体制を構築
- 日報やKY報告を ANDPAD を活用し、日々の進捗を見える化
- ANDPAD黒板 を活用し、廃棄物の搬出時の記録写真を漏れなく管理、行政への提出書類の作成を効率化
- 現場の進行に応じて発生する周知情報を、「ANDPAD」から全協力会社に周知喚起
- 工事完了日の管理を徹底し、協力会社への支払いを過不足・遅滞なく実行
■ 宗重商店 経営管理室室長 瀬戸 貴博 氏からのコメント
現場では日々、被災された家屋と向き合い、その一つひとつに込められた思いを感じながら作業を進めています。公費解体事業を進めるにあたり、まず最初に私たちが決めた事は「被災された皆様に寄り添った解体工事をおこなう」でした。そのための施工体制、現場管理、情報共有を含めたコミュニケーションツールとして、ANDPADの存在が不可欠となっています。
私たちは、プロの技術と心を持って被災された皆様の生活再建を目指し、最後までやり抜く覚悟です。
アンドパッドでは、今後も「ANDPAD」の開発・提供を通じて、能登半島地震の復興に継続して貢献してまいります。
■ 宗重商店について
創業85年、石川県の解体業トップクラスの企業です。解体業のイメージをサービス業へと変えるべく、ビルや一般住宅、公共施設などの解体だけでなくライフステージを支える幅広い新規事業も手がけています。
アンドパッドが主催する「ANDPAD AWARD2023」において、全国の「ANDPAD」利用社18万社の中からDXカンパニー部門 最優秀賞を受賞。
社名 :株式会社宗重商店
所在地 :石川県金沢市畝田西1丁目112番地
代表者 :代表取締役 宗守 重泰
事業内容 :解体事業、リサイクル事業、仮設足場・建設事業、不要品事業、海外事業など
会社HP :https://munejyu.com/
■ 「ANDPAD」について
「ANDPAD」は現場の効率化から経営改善まで一元管理できるシェアNo.1※4クラウド型建設プロジェクト管理サービスです。2016年に提供を開始し、直感的で使いやすさにこだわった開発と導入・活用への徹底したサポートで、利用社数20.2万社を超えています。国土交通省のNETIS (新技術情報提供システム) にも登録され、51.0万人以上の建設・建築関係者が利用しているクラウド型建設プロジェクト管理サービスとなっています。
詳細:https://andpad.jp/
※1 石川県・環境省「公費解体加速化プラン ~公費解体見込棟数の見直しと対応~」
https://www.pref.ishikawa.lg.jp/haitai/documents/r060826_kasokuka_shiryou.pdf
※2 加速化プランに基づく公費解体の進捗状況(事業進捗の見える化)
https://www.pref.ishikawa.lg.jp/haitai/documents/r60930_kouhikaitai_shinchoku.pdf
※3 宗重商店は、「ANDPAD AWARD2023」においてDXカンパニー部門 最優秀賞を受賞。 https://andpad.co.jp/news/5207/
※4『建設業マネジメントクラウドサービス市場の動向とベンダシェア(ミックITリポート2024年12月号)』(デロイト トーマツ ミック経済研究所調べ)
■ 会社概要
社名 :株式会社アンドパッド
所在地 :東京都千代田区神田練塀町300番地 住友不動産秋葉原駅前ビル8階
代表者 :代表取締役 稲田 武夫
事業内容 :クラウド型建設プロジェクト管理サービス「ANDPAD」の開発・販売・運営
会社HP :https://andpad.co.jp/
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