Green Carbon株式会社は、ハイチ共和国にてアグロフォレストリーによるカーボンクレジット創出に向け、ハイチ非営利団体ASHASとMOUを締結
PR TIMES / 2025年1月22日 11時15分
20年間で約500万トンのクレジット創出により、ハイチの生態系再生と地域経済発展を実現
ネイチャーベースのカーボンクレジット創出販売事業を展開するGreen Carbon株式会社(代表取締役:大北潤、以下Green Carbon(読み:グリーンカーボン))はこの度、西インド諸島に属するハイチ共和国(以下、ハイチ)にて、農家支援・環境保護活動を推進する非営利団体Association Haitienne de Solidarite(以下 ASHAS※1)と、アグロフォレストリー※2を通したカーボンクレジット創出に向け、MOUを締結したことをお知らせします。20年間で約500万トンのクレジット創出により、ハイチの生態系再生と地域経済発展を目指します。
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/117956/139/117956-139-deb91b6b7eadfbde71b1423d26420b9e-1920x1080.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
〇本プロジェクト/リリース内容に関する問い合わせはこちら
https://green-carbon.co.jp/recruit-contact/
○GreenCarbon株式会社会社概要のダウンロードはこちら
https://green-carbon.co.jp/download-form/
◆ASHASとのMOU締結の背景と役割
Green Carbonは、東南アジアを中心に自然由来のカーボンクレジット創出に取り組んでおり、森林保全、水田、マングローブ植林、牛のゲップ削減、バイオ炭プロジェクトなど自然由来のカーボンクレジット創出を幅広く展開しています。
ASHASは、持続可能な農業や環境保全活動を通じて、ハイチの地域コミュニティの自立支援を推進しています。既に600ha以上の農地でアグロフォレストリーを実践し、地域の脱炭素化も推進しています。
また、ハイチは国土の約70%が丘陵地という地形特性を活かし、多様な農作物生産が可能です。しかしながら近年、気温上昇、豪雨、洪水、干ばつ、サイクロンなどの自然災害による農業被害が年々増加しており、気候変動への脆弱性が顕在化しています。またハイチで農業は、就業人口の50%以上を占める基幹産業ですが、小規模農家中心の構造により生産性が低迷しています。加えて、気候変動による森林減少や土壌劣化による農地の生産力低下も進行しています。Green Carbonがこれらの課題解決を促進するため、ASHASとMOUを締結する運びとなりました。
本MOUに基づき、アグロフォレストリーを活用し、大規模なカーボンクレジット創出プロジェクトを展開することで、農家収入の向上と地域の脱炭素化を加速させます。ASHASは、プロジェクト実施地域の情報提供・調査及びプロジェクト実施におけるステークホルダー管理を担います。Green Carbonは、カーボンクレジット創出ノウハウ・実績を活かし最適なプロジェト設計、カーボンクレジットの申請・登録及びプロジェクトへの投資家を確保します。
◆プロジェクト概要
本プロジェクトは、2016年のハリケーンによって大きな影響を受けたハイチ中部アルティボニット県において、アボカド・マンゴー・ゴムの木・モンビンなどの有用樹種を活用し、アグロフォレストリーを展開します。最大10,000haの農地で実施され、20年間で合計約500万トンのカーボンクレジット創出を見込んでいます。これにより、以下の効果が期待されます。
[表1: https://prtimes.jp/data/corp/117956/table/139_1_384465f35ce15ab833ac03874795b994.jpg ]
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/117956/139/117956-139-f33c022964a2116e25f309dda2b3ed27-661x616.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
○ハイチ中部アルティボニット県(参照:Google Earth)
◆今後の展望
Green Carbonは、本プロジェクトで確立する環境再生と地域開発のモデルを軸に、ハイチ国内で展開するとともに、気候変動の影響を受けやすい中南米地域全体への波及を目指します。また、以下の取り組みを通じて、ハイチの環境保全及び脱炭素化と経済発展の両立を目指します。
[表2: https://prtimes.jp/data/corp/117956/table/139_2_1458437929fe375f37dd46b148a55c2c.jpg ]
[表3: https://prtimes.jp/data/corp/117956/table/139_3_dc4e66eb9fbe8a2077e391c282b48f79.jpg ]
[表4: https://prtimes.jp/data/corp/117956/table/139_4_15b75ee9cf20efa40b8715c1e89876e3.jpg ]
また、中南米地域は、カーボンクレジット創出において極めて高いポテンシャルを有しています。同地域は、世界の森林面積の22%※3、マングローブ面積の26%※4を占めています。Green Carbonは、アグロフォレストリー、森林再生、マングローブ再生など、地域特性を活かした多様なプロジェクトを通じて、中南米全域の脱炭素化に貢献してまいります。
※1:ASHAS(Association Haitienne de Solidarite)
ハイチを拠点とする組織で、持続可能な開発や法的エンパワーメント、地域コミュニティへの支援を通じて、ハイチの人々の生活を改善することを目指しています。ASHASは、環境保護や社会的・経済的な発展を促進するためのさまざまなプロジェクトを実施しています。
※2:アグロフォレストリー(Agroforestry)
農業(Agriculture)と林業(Forestry)を組み合わせた農法です。具体的には、同じ土地に樹木と農作物を一緒に植え、植物同士や生態系の相互作用を活用して、農業と林業を同時に行う方法です。この方法は、環境保護や生物多様性の保護に寄与し、持続可能な農業を実現する方法として注目されています。
※3:世界の森林面積の22%
参照:Partnerships for Forests
https://partnershipsforforests.com/where-we-work/latin-america/
※4:マングローブ面積の26%
参照:UNESCO
https://www.unesco.org/en/articles/mangroves-be-restored-seven-biospheres-latin-america-and-caribbean
◆Green Carbon 株式会社
代表者 :代表取締役 大北 潤
所在地 :東京都港区赤坂5-2-33IsaI AKASAKA607
設立 :2019年12月
事業内容 :カーボンクレジット創出販売事業、農業関連事業、環境関連事業、その他、関連する事業及びESGコンサルティング事業
URL : https://green-carbon.co.jp/
◆GREEN CARBON JAPAN VIETNAM COMPANY LIMITED
略称 :GREEN CARBON JAPAN VIETNAM CO,. LTD
代表者 :代表取締役 大北 潤
所在地 :10th Floor, The Nexus Building, 34-3B Ton Duc Thang, Ben Nghe Ward, District 1, Ho Chi Minh City, Vietnam
設立 :2024年8月
事業内容 :カーボンクレジット創出販売事業、農業関連事業
◆Green Carbon事業紹介
Green Carbonは、「生命の力で、地球を救う」をビジョンとして掲げ、カーボンクレジット創出・登録・販売までを一気通貫してサポートする事業を展開しています。その他にも、農業関連事業、研究開発事業、ESGコンサルティング事業なども展開しております。中でもメインで進めている水田のメタンガス削減によるカーボンクレジット創出PJでは、日本初・最大級(約6,220t)で水田のJ-クレジットの認証を取得しており、2024年度は約50,000haに拡大していく予定です。また、クレジット登録・申請・販売までをワンプラットフォームで完結するサービス「Agreen(アグリーン)」を提供しており、クレジットの申請登録時にかかる手続きや書類作成などを簡略化し、クレジット創出者の工数を削減しています。
企業プレスリリース詳細へ
PR TIMESトップへ
この記事に関連するニュース
-
Green Carbon株式会社は、環境省、フィリピン共和国天然資源省主催の「第2回日本・フィリピン環境ウィーク」に登壇し、環境課題に対するカーボンクレジットの貢献可能性を紹介
PR TIMES / 2025年1月22日 15時45分
-
【 GX・環境部門担当者様必見】Green Carbon株式会社は、カーボンニュートラル給油カードを展開する伊藤忠エネクス株式会社と、カーボンクレジット最新動向セミナーを無料開催
PR TIMES / 2025年1月18日 11時40分
-
Green Carbon株式会社は、世界経済フォーラムとベトナム政府が主導する「Food Innovation Hub」の諮問委員会に、ベトナムの脱炭素化および経済発展への貢献が評価され参画
PR TIMES / 2025年1月10日 15時15分
-
Green Carbon株式会社は、経済産業省、JETRO共催の「日ASEAN Future Generationビジネスリーダーズサミット」に2年連続招待を受け参加
PR TIMES / 2025年1月8日 12時40分
-
Green Carbon株式会社は、アラブ首長国連邦政府及びJAXA・JETRO共催の「日UAE宇宙官民ワークショップ」に登壇 中東地域のカーボンクレジット市場開拓を開始
PR TIMES / 2024年12月27日 12時40分
ランキング
-
1誰もがぶつかる「40歳の壁」攻略した人が強い真実 「得る」から「減らす」へ、潮目が変わる人生の分岐点
東洋経済オンライン / 2025年1月22日 7時40分
-
2労使、賃上げ定着で一致=中小への波及焦点―25年春闘、事実上スタート
時事通信 / 2025年1月22日 15時59分
-
3フジ「CM停止ドミノで大赤字」が普通にあり得る訳 倒産は非現実的だが、営業利益率を考えると
東洋経済オンライン / 2025年1月22日 14時15分
-
4インスタ 17歳以下に一部利用制限
日テレNEWS NNN / 2025年1月22日 19時47分
-
5下請けとの価格交渉、タマホームがまた最低評価…経済産業省が「後ろ向き」3社公表
読売新聞 / 2025年1月21日 20時12分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください