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EX4Energy株式会社への追加出資を決定

PR TIMES / 2024年8月20日 11時45分



東京大学協創プラットフォーム開発株式会社(本社:東京都文京区本郷、代表取締役社長 植田浩輔、以下「東大IPC」)が運営するオープンイノベーション推進1号投資事業有限責任組合(以下「AOI1号ファンド」)は、分散型エネルギーの接続問題の解決からカーボンニュートラルを目指すEX4Energy株式会社(本社:東京都文京区、代表取締役社長 伊藤剛 以下「EX4Energy」)へ1億円の追加出資を行うことを決定しました。

[画像: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/25017/140/25017-140-aa7b53a7aa1b006f3a48d8cce8d47dcc-552x552.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]



今回のEX4Energyへの出資は、Archetype Ventures(本社:東京都港区、代表取締役:福井俊平、中嶋淳)、三菱 UFJ キャピタル株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:小島拓朗)、DBJ キャピタル株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役:新美正彦)との共同出資になります。


分散型エネルギー時代の到来に向けて、大きな障壁となる「接続問題」解決を目指す

近年、太陽光発電や風力発電など再生可能エネルギーの導入拡大に加え、電力の安定供給を支える系統用蓄電池をはじめとした分散エネルギーへの投資が拡大しています。また需給調整市場においては、2024年度から全商品の取引が開始され、更には2026年度から家庭用蓄電池などの低圧リソースの参入が予定されるなど、家庭分野・法人分野それぞれにおいて、分散型エネルギーを活用した新たなサービスの創出・拡大が期待されています。
これらの分散型エネルギーを活用するには、自社が使用する監視制御システムと各エネルギー機器を接続する必要がありますが、接続における課題が多く、分散型エネルギーの活用を阻む壁となっています。

EX4Energyは、東京大学 生産技術研究所 野城智也教授・馬場博幸特任准教授の研究成果を活用し、この“接続問題”を解決する情報通信基盤「Public Power HUB(以下PPH)(R)︎」を開発し、エネルギーサービス事業者と共同してその実装を目指しています。



太陽光発電システム業界大手オルテナジーとの共同開発や、都市ガス、電力会社等との連携を拡大

このPPHを活用した相互接続サービスである「powerhubコネクトサービス(R)︎」は、各メーカの接続仕様の差異を気にすることなく、太陽光発電や蓄電池などの分散エネルギーと自社の監視制御システムを簡単に安価に接続することが可能です。また、サイトに設置された太陽光発電や蓄電池は、同社のモバイル専用網を介して、インターネット網にアクセスすることなくクラウドに接続します。これにより、太陽光発電や蓄電池などの分散エネルギーは、インターネット網を通じたサイバー攻撃の直接的な脅威を回避することが可能になります。

これらの強みを活用し、太陽光発電システム事業者大手のオルテナジーとの共同開発や、大手都市ガス、電力会社等と連携し、家庭用エネルギー機器の接続性を検証するプロジェクトなどもスタートしております。


東大IPCは、エネルギー業界にて豊富なビジネス経験を持つEX4Energyのチームへの高い期待とともに、東京大学生産技術研究所で生まれた技術を活用し、新たなエネルギー産業の創出に必要な社会基盤を構築すべく、2023年3月に出資しました。この度、太陽光発電セグメントでのサービス開始に向け、事業の本格的な成長を目指すべく、追加投資実行に至りました。事業基盤である「Public Power HUB(R)︎」の機能強化、人材採用を通じた体制強化を目指して支援して参ります。


同社の採用情報については、こちらを参照ください。
https://www.wantedly.com/companies/ex4energy/projects


■EX4Energy株式会社 代表取締役 伊藤剛コメント
この度の資金調達により、当社の情報通信基盤「Public Power HUB(R)︎」の機能をさらに強化し、当社の成長を支えるチームを拡充することが可能になりました。太陽光発電や蓄電池、電気自動車充電器などを活用した新たなサービスへの期待が高まる中、私たちはパートナー企業の皆さまと共に、新たな顧客価値の創出を通じて、分散型電力システムの実現に貢献してまいります。



■東京大学協創プラットフォーム開発株式会社 パートナー 美馬傑コメント
カーボンニュートラルの実現に向けて、分散型エネルギーの社会への浸透、それを活用したサービスの創出が望まれていますが、その実現に向けて課題はまだ多く、電力業界、事業会社、大学を始め幅広いプレイヤーが役割分担をしつつ、進めていく必要があると認識しております。EX4Energyは伊藤CEOを始め業界経験の長い人材が揃っており、各々の強みを活かして、この社会インフラの変革を力強く進めていく力を持っていらっしゃいます。その活動に初回投資から引き続きご一緒できることを大変光栄に考えております。



日本のオープンイノベーション活動の発展寄与を目指すAOI1号ファンド

AOI1号ファンドは、東京大学周辺でのオープンイノベーション活動の推進を目的とし、「企業とアカデミアとの連携によるベンチャーの育成・投資」というコンセプトで2020年に組成されました。本ファンドでは、各業界のリーディングカンパニーと連携した新会社設立やカーブアウトベンチャー、および彼らのアセットを有効活用するベンチャーへの投資を通じ、新たな分野におけるオープンイノベーションの成功事例創出を目指します。

東大IPC は、今後も、東京大学周辺のイノベーション・エコシステムの発展およびそれを通じた世界のイノベーションを加速するため、ベンチャーキャピタルやオープンイノベーションを推進する企業との様々な連携を通じ、アカデミアの生み出す学術・研究成果を活用するベンチャーの創出、育成および投資を進めていきます。



EX4Energy株式会社について
分散型エネルギーの接続問題を解決することによって、新たなエネルギー産業の創出に必要な社会基盤を構築し、安定かつ持続的なエネルギー需給構造と既存産業の垣根を超えたイノベーション創出を目指します。

概要 分散型エネルギーを対象とした相互接続サービス
設立 2022年6月
所在地 東京都文京区後楽2-3-21 住友不動産飯田橋ビル 2階 GROWTH文京飯田橋
代表者 代表取締役社長 伊藤剛
URL https://ex4energy.jp/


東京大学協創プラットフォーム開発株式会社(東大IPC)について
概要   アカデミア関連スタートアップ・エコシステムの発展を目指す投資事業会社
設立   2016年1月
株主   国立大学法人東京大学(100%)
所在地  東京都文京区本郷7-3-1 東京大学南研究棟アントレプレナーラボ261
代表者  代表取締役社長 植田浩輔
URL   https://www.utokyo-ipc.co.jp/




【お問い合わせ】
東京大学協創プラットフォーム開発株式会社
東京都文京区本郷7-3-1 東京大学南研究棟アントレプレナーラボ261
TEL:03-3830-0200 / FAX:03-3830-0183
Email:info2@utokyo-ipc.co.jp
担当:美馬




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