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【プレスリリース】シリア危機 報告書「シリアにおける子どもと武力紛争」 ユニセフ声明を発表

PR TIMES / 2014年2月6日 12時36分

※本信は ユニセフ本部からの情報を日本ユニセフ協会 広報室が翻訳・編集したものです
※原文をご入用の際は、日本ユニセフ協会 広報室(後述)までお問い合わせください


【2014年2月5日 ニューヨーク発】

国連事務総長による報告書「シリアにおける子どもと武力紛争」は、3年に及ぶ内戦で
子どもたちが残虐行為と虐待を受けていることを大きく取り上げ、直ちに内戦を終結
させなければならないと訴えました。本報告書は、内戦後初となる子どもと武力紛争に
関する報告書です。

報告書は、子どもたちが殺害や逮捕、虐待、拷問、手足の切断、性的虐待を受け、また
武装勢力に関与させられていること、人間の盾とさせられていることを指摘。学校や
病院は他の目的で使用されていることも明らかにしました。人道支援のアクセスは
拒まれ、妨害されており、子どもたちや市民の被害は拡大し続けています。

こうした実態は子どもに対する甚大な侵害であり、報告書は対応を求めています。
ユニセフは、紛争と関係のない子どもたちや市民を狙った攻撃を直ちにやめることを
求める国連事務総長の呼びかけに賛同。これには、無差別で不均衡な被害をもたらす
武器の使用をやめることを含んでいます。今週、アレッポでは波状攻撃も起きています。

5日に行われたユニセフ執行委員会で、ユニセフ事務局長のアンソニー・レークは、紛争
に巻き込まれた人たちとこうした人たちに影響を及ぼす人たちに、暴力から子どもたちを
守るためにあらゆることをする義務があることを述べ、紛争は子どもたちが生み出した
ものではなく、子どもたちが何らかの役割を果たすべきでないと続けました。


* * *

■報告書原文(英語)
“Report of the Secretary-General on children and armed conflict in the Syrian
Arab Republic”
http://reliefweb.int/sites/reliefweb.int/files/resources/N1362707.pdf

■ 本件に関するお問い合わせ
日本ユニセフ協会 広報室
TEL:03-5789-2016  FAX : 03-5789-2036  Eメール:jcuinfo@unicef.or.jp
または
Juliette Touma, ユニセフ中東・北部アフリカ地域事務所 Tel: +962 79 867 4628,
jtouma@unicef.org
Najwa Mekki, UNICEF ユニセフ本部(ニューヨーク)Tel: + 1 212 326 7448
nmekki@unicef.org


■ユニセフについて
ユニセフ(UNICEF:国際連合児童基金)は、すべての子どもの権利と健やかな成長を促進
するために活動する国連機関です。現在190の国と地域※で、多くのパートナーと協力し、
その理念を様々な形で具体的な行動に移しています。特に、最も困難な立場にある子ども
たちへの支援に重点を置きながら、世界中のあらゆる場所で、すべての子どもたちのため
に活動しています。(www.unicef.org)

※ユニセフ国内委員会(ユニセフ協会)が活動する36の国と地域を含みます
※ユニセフの活動資金は、すべて個人や企業・団体からの募金や各国政府からの
任意拠出金で支えられています

■日本ユニセフ協会について
公益財団法人 日本ユニセフ協会は、先進工業国36の国と地域にあるユニセフ国内委員会
のひとつで、日本国内において民間として唯一ユニセフを代表する組織として、ユニセフ
活動の広報、募金活動、政策提言(アドボカシー)を担っています。 (www.unicef.or.jp)

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