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窓研究所と早稲田大学中谷礼仁研究室の共同研究 窓の短編映画を世界同時公開~日本建築の窓辺の魅力を映像美で表現~

PR TIMES / 2015年10月28日 15時31分

YKK AP窓研究所が取り組む“窓学”において、早稲田大学 中谷礼仁研究室との共同研究で誕生した窓の短編映画『Transition of Kikugetsutei』を、2015年10月28日から窓研究所公式ウェブサイトにて公開いたします。



 YKK AP株式会社(本社:東京都千代田区)の窓研究所(所長:専門役員 山本 絹子)は、同研究所が取り組む“窓学”において、早稲田大学 中谷礼仁研究室との共同研究で誕生した窓の短編映画『Transition of Kikugetsutei』を、2015年10月28日から窓研究所公式ウェブサイトにて公開いたします。

窓の短編映画『Transition of Kikugetsutei』:
http://madoken.jp/research/transition_of_kikugetsutei

[動画: http://www.youtube.com/watch?v=JkEldeuSu90 ]



[画像1: http://prtimes.jp/i/6735/141/resize/d6735-141-517007-1.jpg ]



 YKK APは、窓を学問として多角的に探究する活動“窓学”に取り組んでおり、2014年から早稲田大学中谷礼仁研究室と共同で「柱間装置(はしらまそうち)※1の文化誌」研究を開始しました。
 今回、日本建築史上でも注目される建築物である、近世初期の大名庭園「栗林公園」(所在地:香川県高松市)内の御茶屋 『掬月亭(きくげつてい) ※2』を調査し、その魅力を短編映画という手法で世界に発信します。
 YKK AP窓研究所は、今後も柱間装置をテーマとした窓学における様々な研究を中谷礼仁研究室と共に進めてまいります。

『Transition of Kikugetsutei』公開情報
映画公開日: 2015年10月28日(水) AM11:00
ページアドレス : http://madoken.jp/research/transition_of_kikugetsutei
作品時間: 16分11秒
視聴料: 無料

『Transition of Kikugetsutei』について
 今回の研究対象であり映画の舞台である掬月亭の最大の特徴は雨戸。日本建築ならではの窓の姿です。なかでも、この建物を囲む数十枚の雨戸は、掬月亭を管理する職員により毎日開け閉めされていますが、その動く雨戸の様子を一般の方が目にする機会はありません。
 今回制作した短編映画『Transition of Kikugetsutei』では、掬月亭の美しい昼と夜の内外観に加え、その雨戸の開閉をダイナミックかつ軽快に映像に収めています。2015年9月から予告編を公開しており、今回その本編を公開します。
[画像2: http://prtimes.jp/i/6735/141/resize/d6735-141-403812-2.jpg ]

[画像3: http://prtimes.jp/i/6735/141/resize/d6735-141-526434-3.jpg ]



※1 ) 柱間装置(はしらまそうち)とは・・・
柱と柱の間に取り付けられる建築部位すべてを指す文化財用語。壁も含み、障子・襖・雨戸など各種建具があげられます。日本建築はその柱間装置の多様性によって、空間的豊かさを生み出してきました。今回の窓学では、日本建築ならではの美しい窓のあり方として、柱間装置に注目しました。柱間装置は、柱と柱の間に発生する装置としての間戸(まど)ということもできるでしょう。

※2 )『掬月亭(きくげつてい)』とは・・・
香川県高松市にある「栗林公園」内の御茶屋。喫茶・響宴の場が一般に公開された現在では、御抹茶や御菓子がふるまわれ、建物内部から開放的な庭園の景色を楽しむことができます。大名庭園が最も栄えた時期とされる近世初期の庭園の建築で、庭園内の遊興の建築として巧みを凝らしています。

                                             以上

<窓研究所について>
YKK APが「窓は文明であり、文化である」の思想のもと、2007年から窓を学問として多角的に探究する活動“窓学”をスタート。2013年に、窓学をさらに推進する目的で“窓研究所”を設立。複数の分野の有識者とともに、窓の新たな魅力や可能性を探り、より良い建築、都市、社会づくりに貢献することを目指しています。
YKK AP窓研究所公式ウェブサイト: http://madoken.jp

<早稲田大学中谷礼仁研究室について>
中谷礼仁研究室は、歴史工学研究という新しい建築史のあり方を構築し、建物から村落、都市まで、国内外で活躍する研究室です。中谷研究室の窓学では、柱間装置をテーマに、日本建築史上注目に値する建築物を調査し、その魅力を『映像』という手法で世界に発信する活動を行なっています。
〈ご参考〉
中谷礼仁(なかたにのりひと)プロフィール1965年東京生まれ。早稲田大学教授、建築史・歴史工学研究。2012年より現職。

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