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【24卒理系学生576人に調査】本エントリー平均社数は3.6社/早期の情報収集で応募先を絞り就職活動を効率化か

PR TIMES / 2023年3月15日 15時15分

技術者・研究者のキャリア支援に特化した事業を15年以上にわたって続けている株式会社アカリク(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:山田諒、以下 アカリク)は、2024年新卒の理系学生576名を対象に、「就職活動に対する意識および後付け推薦の実態に関する調査」を実施いたしましたので、お知らせいたします。



およそ6割の理系学生が週5日以上通学。オンライン中心は少数派。



現在の研究室・大学へ通う頻度について質問したところ、60.9%の学生が週に5日以上通学していると回答しました。一方で、原則オンラインと回答した学生は4.0%に留まりました。
[画像1: https://prtimes.jp/i/17667/141/resize/d17667-141-baeec2c4591ee05f036a-0.png ]

就職活動に費やす時間は平均9.1時間



1週間当たりの就職活動に費やす時間について質問したところ、平均9.1時間であることがわかりました。理系学生は大部分の時間を研究・学業に費やし、その合間の僅かな時間を使って就職活動に励んでいるようです。
[画像2: https://prtimes.jp/i/17667/141/resize/d17667-141-5dab5cc5f04d45c8f282-1.png ]


インターンシップに参加した学生はおよそ8割。平均4.4社に参加。



インターンシップの参加経験についてついて質問したところ、76.4%の学生が1社以上に参加していました。およそ8割以上の学生はインターンシップを経験しており、1人あたり平均4.4社に参加しています。
[画像3: https://prtimes.jp/i/17667/141/resize/d17667-141-d3122f5289277fc8e4f6-2.png ]

およそ8割の学生が1社以上に本エントリー済み。平均は3.6社



現在の本エントリー状況について質問したところ、1社以上と回答した方が79.3%でした。およそ8割以上の学生が、いずれかの企業に本エントリーを済ませており、1人あたり平均3.6社にエントリーを行なっています。
[画像4: https://prtimes.jp/i/17667/141/resize/d17667-141-e35ba80c92733e887474-3.png ]

1割弱の学生が「後付け推薦」を求められた



報道などでも話題になった「後付け推薦(選考が進んだ段階で企業が学生に推薦状の提出を求める行為)」について、選考中に求められた経験があるか尋ねたところ、8.0%の学生が「あった」と回答しました。これから就職活動がより一層本格化する中で、後付け推薦を求められるケースが増加することも懸念されます。
[画像5: https://prtimes.jp/i/17667/141/resize/d17667-141-0f3db3e2ed1bafccfc8b-4.png ]

「後付け推薦」は幅広いタイミングで要求される。学生は否定的



後付け推薦を求められた方に対して、後付け推薦を求められたタイミングについて尋ねたところ、最も多かったのは「最終面接後」が14名、次いで「一次面接後」「内々定後」が13名で並びました。選考の初期から後期まで、幅広いタイミングで後付け推薦が要求されていることが分かります。
また、後付け推薦に関する意見を尋ねたところ、否定的な意見が多く寄せられました。
[画像6: https://prtimes.jp/i/17667/141/resize/d17667-141-a280a27bfe09960f2cc0-5.png ]

[画像7: https://prtimes.jp/i/17667/141/resize/d17667-141-278004ce16873bc7b64b-6.png ]

学業・研究と就職活動の両立が課題



選考を受ける上で困ったものについて尋ねたところ、「学業や研究スケジュールとの調整が難しかった」等といった選考時期に対する不満や、対面形式の選考に参加する際の移動時間・交通費の自己負担に対する不満が寄せられた。多くの時間を自身の研究活動に費やす理系学生からは、選考の日程に自由度を持たせる配慮や、研究活動を両立しやすい選考形式を提供することが求められています。
[画像8: https://prtimes.jp/i/17667/141/resize/d17667-141-e3fc9ea816bf296acbe7-7.png ]

調査概要



調査期間:2023年1月24日~2月6日
調査方法:インターネット調査
調査目的:理系学生の週所億活動の動向把握
調査対象:アカリクのサービスに登録する2024年新卒の理系学生
有効回答数:576名
[画像9: https://prtimes.jp/i/17667/141/resize/d17667-141-c37a5b8bf83240f4f9b9-8.png ]

調査者コメント



理系学生は研究や学業が生活の中心になっており、多忙な中で就職活動に取り組んでいます。1人当たりのインターンシップの参加平均社数は4.4社と、研究・学業の合間を縫いながら積極的に参加しており、就職活動への意欲の高さが見受けられます。
一方で、1人当たりの本エントリー社数は平均3.6社と少ない印象を受けます。早期のうちに、インターンシップやSNSなどを通じて情報収集を行い、応募先を絞ったうえで効率的に就職活動を進めているのではないでしょうか。
このような理系学生の状況にあわせて、早期からのインターシップの実施や、SNSでの採用広報活動、自由度の高い選考形式・日程の提供などが重要になりそうです。
また、昨今話題になっている「後付け推薦」については、学生に悪い印象を与えることが分かりました。学生からの信頼を損なわないためにも、後付け推薦の実施は避けたほうが得策といえるでしょう。
本調査結果のより詳しいレポート



本調査のより詳しいレポートは以下よりご覧いただけます。
https://biz.acaric.jp/whitepaper/3535

【詳細レポートの調査内容】
学業・生活時間についての調査
就職活動に対する意識調査
就職活動サービス利用状況
インターンシップの参加状況について
本エントリー状況について
内定状況について
株式会社アカリクについて



アカリクは「知恵の流通の最適化」というコーポレートミッションのもと、大学院生や研究者の方々のキャリア支援を行っています。高度研究機関である大学院・その他研究機関において日々産み出される「知恵」を広く社会・産業界につなぐことで価値を創出し、「知恵の流通」の最適化に貢献していくことを目指しています。大学院生のキャリア選択肢を増やすことで、大学院進学者が増え、結果として日本の研究レベルが上がると考えられます。そして、優秀な研究者がさまざまな場所で活躍することで、世の中の研究開発活動が活発化し、たくさんのイノベーションが生まれ続ける、そんな世界を実現するためのインフラとなることを目指します。

会社名:株式会社アカリク(https://acaric.co.jp/
創業 :2006年11月
代表者:代表取締役社長 山田諒
所在地:東京都渋谷区渋谷2-1-5 青山第一田中ビル2階
資本金:1億1500万円
事業 :大学院生・ポスドク向け就活情報サイト「アカリク」の運営、研究分野・業種・職種別イベントの企画開催、大学等でのキャリアセミナーの実施、新卒大学院生・若手研究者・大学院出身者の人材紹介、オンラインLaTeXエディター「Cloud LaTeX」の運営など。





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