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【政府が「新しい認知症観」を発表】65歳以上のシニアで認知症予防を意識的にしているのはわずか37.7%!~シニア世代「認知症に対する意識と行動」調査~

PR TIMES / 2024年12月13日 15時40分

オースタンスは、政府の「新しい認知症観」発表に伴い、シニアを対象にした「認知症に対する意識と行動」実態調査レポートをリリースいたしました。



[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/18508/141/18508-141-6854a3fb96315017e4cc199c29387ba8-3900x2194.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


国内最大級(会員数40万人※)のシニア向けコミュニティサービス『趣味人倶楽部』(しゅみーとくらぶ)を運営しつつ、法人向けのマーケティング・事業開発を支援している株式会社オースタンスは、65歳以上のシニア約1400名を対象に、認知症に対してどのような意識を持ち、具体的な行動を取っているのか調査を実施しました。
■調査背景
高齢者の約3.6人に1人が認知症、又はその予備軍とも言える社会を迎える中、政府は12月3日、認知症になってからも自分らしく、希望を持って生きるという考え方である「新しい認知症観」と、その実現に向けた基本計画を発表しました。
「新しい認知症観」では、認知症の人を単に「支える対象」とし捉えるのではなく、認知症の人を含めた国民一人ひとりが「尊厳のある人」であり、住み慣れた地域で仲間とつながりながら、役割を果たし、自分らしく暮らすために共に支え合って生きることが重要であるとしています。

そこで、約40万人のシニア・中高年の方々が交流するコミュニティサービス趣味人倶楽部を運営する株式会社オースタンスは、65歳以上のシニア約1400名を対象に、認知症に対してどのような意識を持ち、具体的な行動を取っているのか調査を実施しました。
結果として、6割以上のシニアが認知症予防の必要性を感じているが、実際に認知症予防の対策を行なっているシニアは37.7%に留まる結果となりました。また、実際の行動に移せない理由として「対策方法がわからない」「効果のある対策方法がない」と感じていることも今回の調査で判明しました。

▼シニアの「認知症×健康に関する実態レポート」はこちら
資料を見てみる

■調査サマリ
・自身の認知症予防の必要性を感じているシニアは61.4%。
・日頃から認知症予防のために意識して実践していることはありますかという質問に対して、62%が行なっていないと回答。
・認知症予防が必要を感じているものの、対策できていない人の理由は「何をしていいかわからない」が69.4%。次いで「効果のある対策方法がない」と考えているシニアが27.9%。


1. 認知症予防の必要性について
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/18508/141/18508-141-3c6dd16b96703f1aaad915e7c8147e5d-1280x670.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


まず、参加者に現在の認知症予防の必要性を尋ねたところ、61.4%の方が「はい」と回答し、38.6%の方が「いいえ」と回答しました。

必要性を感じている方々には、以下のような理由が多く挙げられました。
【はいの理由】
・忘れっぽくなったから
・家族に迷惑をかけたくないから
・歳をとってきたから


一方で、「いいえ」と回答した方々は、以下のような理由を主に挙げました。
【いいえの理由】
・まだ実感がないから
・症状がないから

2. 日頃から認知症予防のために意識して実践しているか
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/18508/141/18508-141-42a0c465370bb2d27b292c5188d9f602-1280x670.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


認知症予防のために実践していることはありますかという問いに対して、実施していると回答したシニアは37.7%という結果になりました。
3. 認知症予防が必要を感じているものの、対策できていない理由について
[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/18508/141/18508-141-1498cd603caf79af8625e4f1e4793bf7-1280x670.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


認知症予防の必要性を感じながらも実践していない方々には、
何をしていいかわからない(69.4%)、効果のある対策方法がない(27.9%)、まだ対策するほどではない(27.5%)などが多く見られました。
シニアDXラボ編集長のコメント
政府が発表した基本計画では、認知症の人が家族や他の人と支え合いながら、地域で安心して暮らすことが重点目標の一つとなっています。
3人に1人が65歳以上の日本社会において、認知症への理解を進め、その予防対策や、実際になってしまった場合に向けた準備を進めていくことが必要だと思います。
シニアがよく目にするテレビやラジオ、新聞や雑誌などでも具体的な認知症予防方法などを紹介することが、効果的な対策になるでしょう。
▼シニアの「認知症×健康に関する実態レポート」はこちら
https://ostance.com/lab/documents/47

■シニアDXラボについて
シニアのDX化を推進するためにシニア向けSNSである「趣味人倶楽部」(しゅみーとくらぶ)を通じて蓄積したマーケティングデータやノウハウを発信するサイトです。
膨大なシニアの行動データを用いて、事業開発、マーケティングの課題解決の知見を発信しています。
また、シニア領域に特化した専門家に参画いただき、共同研究なども行います。
シニアDXラボ:https://ostance.com/lab/
■オースタンスについて
国内最大級のシニア向けコミュニティサイト「趣味人倶楽部」(会員40万人※)のプラットフォームと知見を活かし、シニア向け調査、コミュニティプロデュース、シニア向けUIUX設計/開発を行っています。
シニアDX推進企業として、テクノロジーを活用し様々な企業や自治体と連携することで、
シニア世代の日常に、ポジティブな変化を生み出していきます。
https://ostance.com/
■調査概要
健康意識・認知症に関するアンケート
調査方法:Webアンケート
調査対象:「趣味人倶楽部」65歳以上の会員
(60代58.1%、70代以上41.9%)男性46.8%
有効回答数:1451人
調査日:2023年6月15~6月16日

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