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漏水リスク管理業務システム「天地人コンパス 宇宙水道局」を提供するJAXAベンチャー天地人が都城市上下水道局と契約

PR TIMES / 2024年8月7日 16時15分



宇宙ビッグデータを活用した水道管の漏水リスク管理業務システム「天地人コンパス 宇宙水道局」を提供する、JAXA認定の宇宙ベンチャー 株式会社天地人(東京都中央区 代表取締役 櫻庭康人)が、都城市上下水道局と契約したことをお知らせいたします。

[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/45963/142/45963-142-2453e2a8b5516b164ee1e04170cee47a-920x450.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]



日本が抱える水道インフラの社会課題
上水道の「水道管の老朽化」が原因で全国各地で大規模な漏水事故が相次いで発生しています。しかしながら、国内には約16万km(約22%)の管路が法定耐用年数を超えており、現状の手法では経年管の点検・維持・修繕を実施するには、多額の費用を要するうえに、広域、かつ、短期間で行うことは困難とされています。さらに今後は、少子高齢化・人口減少により料金収入や職員数の減少が見込まれるため、問題は深刻さを増す一方です。天地人は宇宙ビッグデータを活用し、これらの課題解決に寄与したいと考えています。
出典:水道統計(日本水道協会)

「天地人コンパス 宇宙水道局」について
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/45963/142/45963-142-8dcbe37727bd4815827896cdd2adea5e-1000x504.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
画像は「天地人コンパス 宇宙水道局」のサンプルとなります。色のついている場所は水道管の漏水リスクが相対的に高い場所を指しています。漏水リスクの高低を5段階に分けており、赤色は漏水リスクの最も高い場所を指しています。

宇宙水道局は、衛星データとAI技術を駆使し、水道事業体や指定業者の効率的な漏水調査の実現を支援するクラウド型のマッピングサービスです。複数の人工衛星から取得するデータやオープンデータを活用し、100m四方の範囲で漏水リスクが高いエリアを特定します。電子化された給水台帳や配水管図と連携し、5段階評価の漏水リスクを一元管理。直感的で操作が簡単なインターフェースで、リアルタイムでデータを確認し、迅速な漏水検出と修理計画の立案を支援します。

本システムで日常的に漏水地点を登録・管理することで、蓄積した漏水データを基にAIが漏水リスクを再評価(精度向上が期待)することも可能です。2022年度に行った内閣府との実証実験や他自治体へのヒアリングを通して、本システムに期待できる効果は点検費用が最大65%削減、調査期間が最大85%削減とされています。

技術力の高さと導入ハードルの低さが評価され、厚生労働省、国土交通省、総務省などの各省庁が実施する「第7回インフラメンテナンス大賞」では厚生労働大臣賞を受賞。「日本DX大賞」ではサステナビリティトランスフォーメーション部門の優秀賞を受賞しました。2023年のサービス提供開始から1年で、18自治体様に採用いただきました。(2024年8月現在)

1.人工衛星データの活用
複数の人工衛星から膨大なビッグデータを取得、気候変動の影響も踏まえた漏水リスクを事業体ごとにご提案します。

2.AIによる漏水リスク評価
複数の人工衛星が観測したデータやオープンデータ、劣化・腐食要因や漏水発生情報等から機械学習(AI)を用いて統計学的に解析することで、評価精度を向上しています。

3.評価内容の確認・管理
クラウド型の漏水リスク管理業務システム「天地人コンパス 宇宙水道局」での評価内容を、モバイルPCによっていつでもどこでも確認可能です。現場での漏水調査の結果の入力・管理も可能となります。

4.検証・課題抽出
漏水調査結果や市民からの通報内容をナレッジ情報として図面上に保存・印刷できます。また、AIに学習させることで解析精度を高めることが期待できます。

都城市上下水道局さまのコメント
 当市では、配水池や基幹管路等に設置した流量計から得た数値を随時確認し、流量の増加した地域を対象に漏水調査を行っております。
 また、水道管の管種や敷設年度、漏水履歴などに基づいた計画調査も実施しておりますが、調査対象地域が広いため、調査地域の絞り込みや実際の調査に時間がかかることが課題となっておりました。
 今回、人工衛星データを活用したAIによる漏水リスク評価を活用することにより、調査すべき地域の絞り込みが可能となるため、漏水の早期発見や漏水調査の効率化が図られ、有収率の向上に繋がるものと期待しております。


■株式会社 天地人 会社概要
会社名:株式会社 天地人
所在地:東京都中央区日本橋1丁目4−1日本橋一丁目三井ビルディング5階
代表者:代表取締役 櫻庭 康人
事業内容:衛星データを使った土地評価コンサル
サイトURL:https://tenchijin.co.jp/
Twitter:https://twitter.com/tenchijin_pr
Linkedin:https://www.linkedin.com/company/tenchijin/

<本件に関するお問い合わせ先>
漏水事業担当:伊藤、岡田、上村
お問合せ窓口:info-compass@tenchijin.co.jp

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