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Beyond Next Ventures、ディープテック特化3号ファンドを257億円でファイナルクローズ

PR TIMES / 2024年7月24日 10時45分

大学等技術シーズの商業化を後押しするエコシステムの発展に貢献



[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/17460/144/17460-144-b463ab981cd1c9977773a2b556960436-1200x630.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
掲載人物:(前列中央)代表取締役社長/マネージングパートナー 伊藤 毅、(前列右)代表取締役/ジェネラルパートナー 植波 剣吾、(前列左)執行役員/タレントパートナー 鷺山 昌多、(後列左)執行役員/パートナー 橋爪 克弥、(後列右)パートナー 有馬 暁澄

Beyond Next Ventures株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:伊藤毅、以下「当社」)は、2023年3月に設立した3号ファンド(正式名称:Beyond Next Ventures3号投資事業有限責任組合)を、当初の目標金額を上回る257億円でファイナルクローズしたことをお知らせします。3号ファンドは、金融機関や事業法人に加え、複数の運用受託機関及びファンド・オブ・ファンズ(FOF)からもご出資をいただき、当社ファンドの最終投資家層を年金や大学を含む幅広い機関投資家に拡大することができました。3号ファンドの組成完了により、ファンド運用総額は約480億円にまで拡大しました。
◆3号ファンドの特長
1.シードからグロースフェーズまでファイナンスを牽引
当社はこれまで大学発領域やディープテック領域のシード期を中心に80社のスタートアップへ出資をしてきました。

3号ファンドでは、1社に対する最大累積投資金額を20億円に引き上げ、また、運用期間を従前より1年長い11年に設定しています(加えて有限責任組合員の同意により最大3年の延長が可能)。これにより、シードからグロースフェーズにわたって継続的に出資先企業のファイナンスを牽引し、事業スピードを落とさず、速やかに各ラウンドの必要資金の調達を実現していきます。

2.カンパニークリエーションの強化
当社主導で投資対象を生み出す「カンパニークリエーション」の活動をより一層強化します。当社と共にディープテックスタートアップを創業する「APOLLO」では、2024年6月に客員起業家(EIR)の第3期募集を開始しました。各技術領域に精通した当社のキャピタリストが創業準備に伴走し、有望な技術シーズを有する研究者とのマッチングを経て、世界展開を見据えた事業を創出する取り組みです。

[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/17460/144/17460-144-9089a7abe7159b22cf4eb779e9017a3a-1200x630.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]

APOLLOでは、各技術領域に精通した当社のキャピタリストが事業構想段階から伴走します。創業資金の提供、事業の中核となる技術シーズの探索、経営チームの組成、PoCやアライアンスなどに必要なリソースを提供し、創業・事業成長にコミットします。エントリー:https://beyondnextventures.com/jp/startupcareers/apollo/



3.インドを軸にグローバル展開支援を強化
国内出資先の海外展開支援を一層強化します。特にインドにおいては、2020年1月にベンガルール市に当社子会社を設立し、現地メンバーと共にインド進出を後押しできるネットワークと事業基盤を整備してきました。さらに、国内出資先企業の海外進出を支援する専任者を配置し、既に数社において支援実績が出ています。

4.ESG投資の開始
2023年12月にESGに関する基本方針とESGガイドラインを策定し、また、2024年3月にPRI(責任投資原則)に署名しました。ESGに配慮した責任ある出資を行い、出資先企業のESG経営を支援することで、長期的な企業価値の向上を目指します。また、当社自身の取り組みとして、地球環境負荷の軽減(プラスチックや紙使用量の削減、フードロスの回避)、多様性の向上(従業員の約40%が女性、複数のインド人を含む多様性のある組織)、ガバナンスの強化(意思決定プロセスの明確化、透明性の高い情報開示)などを進めています。

5.インパクト投資の推進
1号・2号ファンドにおいても社会課題の解決に取り組むディープテックスタートアップに出資をしてきましたが、3号ファンドでは、インパクト志向金融宣言にも署名し、さらにインパクト投資を推進します。インパクト測定・マネジメント(IMM)ポリシーに従い、インパクトを創出する意図を持って出資を行い、インパクトの早期発現と最大化に向けて貢献し、経済的リターンと社会的リターンの両立を目指します。
◆3号ファンドの概要
- コンセプト:日本発のサイエンス/テクノロジーにより、地球規模の人類課題を解決する
- 投資社数:25社程度を想定
- 1社への最大累積投資額:20億円
- 運用期間:最大14年(11年+3年の延長)
- 投資ステージ:シードからグロースフェーズまで継続的な投資を実行
- 主な投資対象分野:医療・ヘルスケア、創薬・バイオ、アグリ・フード、デジタル(量子・AI等)、宇宙、クライメートテック

◆これまでの投資実績
当社は、2015年に1号ファンド(55億円)を組成、2019年には2号ファンド(165億円)を組成し、医療・ヘルスケア、アグリ・フードなどの領域における日本とインドのディープテックスタートアップを中心に、80社に出資しています。1号・2号ファンドにおいて、IPO2件(サスメド、QDレーザ)、M&A6件(レパトア・ジェネシス、Bolt Medical等)のイグジット実績があります。
◆エコシステム活動の実績
創業当初から研究成果の社会実装を加速するエコシステムの構築に注力してきました。
- 研究者の事業化を支援する「BRAVE」からは、53社が起業を実現
- ディープテック領域の経営人材を育成する「INNOVATION LEADERS PROGRAM」からは、50名以上の経営者を輩出(累計450名以上が参加)
- 創業初期のバイオベンチャーを支援する都心初のシェア型ウェットラボ「Beyond BioLAB TOKYO」を2019年から運営
- 日本企業の海外展開を支援するためにインドで本格活動を開始

引き続き、VCの枠を超えてあらゆるディープテック領域の挑戦者を後押ししていきます。
Beyond Next Ventures株式会社について
研究者や起業家と共に、革新的なサイエンス/テクノロジーの社会実装を通じて、地球規模の社会課題の解決を目指す独立系ベンチャーキャピタルです。リード投資家としてシード期のディープテックスタートアップへの支援を強みに、研究成果の実用化を加速するインキュベーション活動、経営チームの組成ならびに経営人材の育成、都心シェア型ウェットラボの運営など、VCの枠を超えてディープテック・エコシステムの構築に取り組んでいます。
- 本社:東京都中央区日本橋本町3-7-2 MFPR日本橋本町ビル3階
- 代表者:代表取締役社長 伊藤 毅
- 設立:2014年8月
- 事業内容:日本・インドのディープテックスタートアップへの出資・成長支援、研究シーズの事業化支援、経営人材の育成・経営チームの組成支援、シェア型ウェットラボの運営など
- URL:https://beyondnextventures.com/jp/



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