竹虎通信 2024年冬号完成!百三十一年の歴史が育む虎竹の魅力に迫る
PR TIMES / 2024年11月8日 11時45分
「竹虎通信 No.248 2024年冬号」を発行しました。創業131周年を迎え、これまで守り続けてきた「竹の道」や高知県特産の「虎斑竹」の伐採から加工までの職人技術に焦点を当てその魅力を伝えています。
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創業明治27年(1894年)より竹材・竹製品製造卸業として皆様にご愛顧いただいている竹材専業メーカーである、虎斑竹専門店 竹虎(運営:株式会社山岸竹材店)は、ご注文いただいたお客様に向けて定期的にお届けしている竹虎通信の最新号、No.248 2025年冬号を完成させました。本号では、131年以上にわたり守り続けてきた伝統の「竹の道」と、職人たちの技術と情熱に焦点を当て、特に高知県須崎市特産の美しい虎模様を持つ「虎斑竹(とらふだけ)」についてお届けします。
竹虎通信
https://www.taketora.co.jp/taketora-tsushin/
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「百三十一年目、竹の道」
冬の澄んだ空気の中、「ガタガタガタ!ゴトゴトゴト」という竹運搬機の音が静かな虎竹の里に響きます。晩秋から1月下旬にかけての虎斑竹伐採シーズン、険しい山道を軽やかに下ってくるのは熟練の山職人です。伐採直後の虎斑竹は水分を多く含んでおり、一本を持ち上げるだけでも大変な重さですが、彼は経験と鍛錬に支えられています。農業用の機械を改良した竹運搬機を使用し、急斜面をエンジンブレーキを効かせて後ろ向きに慎重に下ります。こうして伐採された竹材が、工場へと運ばれ、さらなる工程を経てその真価を発揮することとなります。
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伝統が支える工程:油抜きと矯め直し
伐採後、竹は「油抜き」という工程を経て耐久性を高め、表面のツヤを引き出します。この作業では700度のガスバーナーの熱が使用され、竹職人は竹の個性や太さ、乾燥具合を見極め、絶妙なタイミングで炎に差し入れます。この手間ひまをかけることで、竹から余分な油分が抜かれ、竹の輝きと耐久性が高まります。
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続いて行われる「矯め直し」では、油抜き後の熱を利用し、一本一本の竹の曲がりを職人が丁寧に矯正します。竹は自然の産物であるため、真っ直ぐなものは一本として存在しません。この工程により、竹細工にふさわしい竹材へと仕上げられ、さらなる加工が可能となります。
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虎竹の未来と竹虎の使命
創業130周年を迎えた竹虎は、この歴史ある虎斑竹の魅力を新たに見つめ直し、未来へと繋げていきます。今回の竹虎通信では、伐採から油抜き、矯め直しまでの工程を紹介しています。竹の美しさと、その裏に隠された職人たちの尽力に触れることで、竹虎が掲げる「竹の道」の深みを感じていただけます。竹の美しさと機能性を最大限に引き出す職人たちの技術が、これからも受け継がれ発展していく様子を、この冬号でぜひお楽しみください。
<2024年11月7日(木)完成>
竹虎通信
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■竹虎 (株)山岸竹材店
会 社 名 :竹虎 株式会社 山岸竹材店
所 在 地 :高知県須崎市安和913-1(本社・本店)
代表取締役:山岸 義浩
創 業:1894年(明治27年)
資 本 金 :1000万円
事業内容 :特産虎斑竹(とらふたけ)をはじめとして各竹細工
竹製品、竹炭、竹酢液など製造・卸・販売
U R L :https://www.taketora.co.jp/
※高知家健康経営アワード2021
※令和2年度ふるさとづくり大賞総務大臣賞
※第7回環境省グッドライフアワード環境地域ブランディング賞
※RED BULL BOX CART RACE TOKYO 2019準優勝
※第33回 高知県地場産業大賞高知県地場産業奨励賞
■本プレスリリースに関するお問い合わせ先
竹虎 (株)山岸竹材店 竹虎四代目(山岸 義浩:やまぎし よしひろ)
E-Mail:info@taketora.co.jp
<本社>竹虎(株)山岸竹材店
〒785-0024 高知県須崎市安和913-1
TEL 0889-42-3201 FAX 0889-42-3283 (営業時間 9:00~17:30)
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