NEC、ICTインフラ運用サービス「NEC ICT Management Service and Technology」に複数拠点を有する顧客向けの新サービスを追加しIT部門の運用業務効率化支援を強化
PR TIMES / 2022年7月29日 13時15分
NECは、ICTインフラ運用管理の自動化や省力化によりIT部門を支援するクラウド型サービス「NEC ICT Management Service and Technology」において複数拠点を保有する顧客に向けたサービスラインアップ「マルチサイトタイプ」を強化し、本日より新サービスの販売を開始します。
新サービスは、分散配置されたICT機器から発生するシステムアラートの障害発生拠点の特定や優先対処すべき障害の選定をサポートするWebポータルを付帯した「ICT機器監視通報サービス マルチサイトタイプ」と、企業のシステム運用・保守担当者が、外部からセキュアにシステム内の装置にアクセスできる手段を提供する「セキュアリモートアクセスサービス」です。
「NEC ICT Management Service and Technology マルチサイトタイプ」は、この新サービスと既存の「Windows パッチ管理サービス マルチサイトタイプ」を併せたサービス群の総称であり、このサービスラインアップにより複数拠点を保有する顧客に対して、ICTインフラ機器の一括管理推進やIT部門の運用省力化・自動化を支援します。
また、サービスの利用に際しては、専用サーバを設置せずに顧客が有する既存サーバ上に仮想化基盤を設けて手軽に導入することができ、既存資産を有効活用したいといったニーズにも対応します。
これらにより、ICTインフラ機器の運用管理業務を最大60%削減(注1)し、IT部門の運用業務負担軽減やICTインフラの障害に伴う業務停滞へのリスク低減に貢献します。
[画像: https://prtimes.jp/i/78149/144/resize/d78149-144-f6153ea154ffce275a37-0.png ]
昨今、企業のICTシステムでは、仮想化統合やクラウドシフトによる移行や集約が進んでいます。一方、性能やデータの秘匿性の担保、法規制への対応などの観点から、未だ集約が行えないICTシステムが残存しており、特に、複数拠点を有する事業者では、クラウドや自社データセンタ、各事業拠点にICTシステムが分散配置されることにより、機器管理やインフラ運用が複雑になる傾向にあります。また、2025年の壁問題などにみられるIT部門の少人数化により、こうした拠点に残るIT機器の運用管理は、IT部門の大きな負担となっています。
NECは、こうした複数拠点を保有しクラウド併用や仮想化統合を行っている顧客に対して、サービスラインアップ「NEC ICT Management Service and Technology マルチサイトタイプ」によりICTインフラ運用業務の効率化に貢献し、IT部門がより多くのリソースを新規システムの導入検討やDXの戦略立案等に振り向けられるよう支援します。
【新サービスの特長】
1. ICT機器監視通報サービス マルチサイトタイプ
サーバ、スイッチ、ルータ、ストレージといったICT機器をリモートで監視し、故障の検知、故障発生時の
事業者への自動通報、原因調査支援などを行うサービスで、複数拠点を保有する顧客に対応。
さらに本サービスに付帯するWebポータルにより、障害対応に必要な情報をわかりやすく表示。障害発生
拠点の特定や優先対処すべき障害の選定をサポートし、監視業務の学習コストや属人性の低減に貢献。
故障発生時から復旧までの工数をサービス未導入の場合と比較して最大約60%削減(NEC調べ)し、ICTイン
フラ障害の初動対応の迅速化に貢献。
【提供価格】
・基本料金:4,250円/月(税別)
(死活監視 100 IPまで、SNMP Trap監視 5 IPまで)
・死活監視対象のIPアドレスを100件追加する毎に5,000円/月(税別)加算
・SNMP Trap監視対象のIPアドレスを1件追加する毎に850円/月(税別)加算
【提供開始時期】
2022年7月29日(Webポータルは2022年9月下旬より提供開始)
2. セキュアリモートアクセスサービス
企業のシステム運用・保守者が、外部からセキュアにシステム内の装置にアクセスできる手段を提供。
(RDP:リモートデスクトップ、SSH:セキュアシェルを利用)
アプライアンスイメージを利用してゲストOSのネットワーク設定やライセンス登録が実施でき、OSや
ソフトウェアの管理やハードウェア機器の追加が不要。さらに、ハードウェアやネットワークに関する複雑
な設定を行うことなく、NECのセキュリティポリシーに準拠したセキュアなリモートアクセス環境の導入が
可能。これによりICTインフラ障害発生時の初期解析作業を、サービス未導入の場合と比較して最大約60%
削減(NEC調べ)。
【提供価格】
・基本料金:7,500円/月(税別)
(サービス導入仮想マシン1台当たり、ユーザライセンスは5IDまで)
・ ユーザライセンス5ID追加毎に3,000円/月(税別)加算
【提供開始時期】
2022年9月下旬
なお、本年6月より提供している「Windows パッチ管理サービス マルチサイトタイプ」では、事業者が保有する仮想基板上にWSUS(Windows Server Update Services)機能をアドオンすることで、遠隔拠点の業務用PCへのパッチ適用の集中管理とパッチ管理業務の効率化を支援します。
以上
(注1) NEC調べ。複数拠点を有するIT部門が自社でサーバやネットワーク機器の稼働管理(障害対応、パッチ適用など)、PCのパッチ管理を行った場合との比較。
※Microsoft、Windowsは、米国 Microsoft Corporation の米国及びその他の国における登録商標または商標です。
※Windows の正式名称は、Microsoft Windows Operating System です。
※その他、記載されている会社名、製品名は、各社の登録商標または商標です。
<本サービスについて>
URL:https://jpn.nec.com/mast/info
<本件のお問い合わせ先>
NEC ファーストコンタクトセンター
電話:0120-5800-72
(受付時間:9:00~12:00、13:00~17:00)
※月曜日~金曜日(祝日・NEC所定の休日を除く)
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