「潰瘍性大腸炎との暮らしを、話せる社会へ。」プロジェクト 患者さんと専門医の座談会レポートを公開
PR TIMES / 2024年6月21日 13時40分
~話してみよう!周りの人に、主治医に~
日本イーライリリー株式会社(本社:兵庫県神戸市、代表取締役社長:シモーネ・トムセン、以下「日本イーライリリー」)と持田製薬株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:持田 直幸、以下「持田製薬」)は、潰瘍性大腸炎と、その症状の1つでありQOLに大きな影響を及ぼす「便意切迫感」への理解を促す「潰瘍性大腸炎との暮らしを、話せる社会へ。」プロジェクト(以下「本プロジェクト」)を進めています。その一環として、長年にわたり潰瘍性大腸炎とともに暮らす2人の患者さんと、炎症性腸疾患の専門医である中村志郎先生(大阪医科薬科大学内科学II教室 専門教授)をお招きして座談会を開催し、そのレポートを2024年6月20日に公開いたしました( https://www.mochida.co.jp/withuc/report/ )。
[画像1: https://prtimes.jp/i/5823/145/resize/d5823-145-1bfeed8aecb14abd560f-0.png ]
潰瘍性大腸炎は、主に大腸粘膜にびらんや潰瘍を形成する原因不明のびまん性非特異性の炎症性疾患で、特徴的な症状は、持続性または反復性の粘血・血便です(*1)。社会的活動が最も活発な若年層から壮年層での発症が最も多く、QOLに大きな影響を及ぼすとされています(*2)。なかでも、潰瘍性大腸炎の患者さんが最も改善したい症状として挙げているのが“突然かつ緊急に感じる排便の必要性”と定義される「便意切迫感」です(*3-*6)。
こうした現状を踏まえ、日本イーライリリーおよび持田製薬は本プロジェクトを2023年7月5日に発足し、特設サイト( https://www.mochida.co.jp/withuc/ )上に患者さんの声や患者さんへの「便意切迫感」に関する調査結果、WEB動画「便意切迫さんのうた」を掲載し、潰瘍性大腸炎と「便意切迫感」に関する社会の理解促進のための情報発信を行ってきました。
今回開催した座談会では、潰瘍性大腸炎による患者さんの日常生活における困りごとや、周囲の人との関係性、便意切迫感に備えて工夫していることなどを、具体例を交えてお話しいただきました。また、患者さんと主治医のより良いコミュニケーションのあり方について、患者さんと医師、それぞれの視点から意見をいただき、潰瘍性大腸炎の患者さんが安心して暮らせる社会の実現に向けた、多くの示唆を得ることができました。
日本イーライリリーおよび持田製薬は、この座談会レポートが、潰瘍性大腸炎の患者さんと主治医あるいは周囲の方々の「話す」きっかけとなればと願っております。
以上
座談会について
・ 開催時期:2024年3月
・ 主催:日本イーライリリー株式会社、持田製薬株式会社
・ 参加メンバー:
[画像2: https://prtimes.jp/i/5823/145/resize/d5823-145-46e7630cfeb47b14e6ba-1.png ]
潰瘍性大腸炎について
潰瘍性大腸炎は、主に大腸粘膜にびらんや潰瘍を形成する原因不明のびまん性非特異性の炎症性疾患で、特徴的な症状は、持続性または反復性の粘血・血便です(*1)。日本では患者数が22万人以上と推定されていますが、過去20年間で大幅に増加しています(*7)。患者さんの多くは当初軽症と診断され、従来治療による治療を開始された方でも、中等症から重症の活動性疾患に進行することがあります。発症年齢のピークは男性で20~24歳、女性では25~29歳ですが、若年者から高齢者まで発症します。男女比は1:1で性別に差はありません。
日本イーライリリーについて
日本イーライリリー株式会社は、米国イーライリリー・アンド・カンパニーの日本法人です。日本の患者さんがより健康で充実した生活を実現できるよう、50年にわたり、科学に思いやりを込めて、世界レベルの革新的な医薬品の開発と供給を行っています。現在、がん、糖尿病、アルツハイマー病などの中枢神経系疾患、自己免疫疾患など、複数の領域にわたり日本の医療に貢献しています。 https://www.lilly.com/jp
持田製薬について
持田製薬株式会社は、1913年の創業以来、独創的な医薬品の研究開発により、特色ある医薬品を医療の場に提供してまいりました。現在は、循環器、産婦人科、精神科、消化器の重点4領域をはじめ、難治性疾患の治療剤、バイオ後続品を含む後発医薬品など、医療ニーズに応えた取り組みを行っています。とくに消化器領域に注力しており、潰瘍性大腸炎の治療においては、複数の治療剤や体外診断用医薬品を提供しております。 https://www.mochida.co.jp
# # #
(*1) 難治性炎症性腸管障害に関する調査研究(久松班)令和5年度分担研究報告書. 潰瘍性大腸炎・クローン病診断基準・治療指針(令和5年度改訂版). http://www.ibdjapan.org/pdf/doc15.pdf (2024年6月6日閲覧).
(*2) Hibi T, Ishibashi T, Ikenoue Y, Yoshihara R, Nihei A, Kobayashi T. Ulcerative colitis: Disease burden, impact on daily life, and reluctance to consult medical professionals: Results from a Japanese internet survey. Inflamm Intest Dis 2020;5:27-35.
(*3) Newton L. et al. J Patient Rep Outcomes. 2019: 3: 66.
(*4) Buchmann P. et al. Digestion. 1981: 22: 310-316.
(*5) US Department of Health and Human Service [FDA Guidance for UC Endpoints] 2016. Available at: https://www.fda.gov/media/99526/download (Accessed August 2020).
(*6) Hibi, T. et al.: Inflamm Intest Dis., 5(1), 27(2020)
(*7) Murakami Y. et al.: J Gastroenterol., 54, 1070-7 (2019)
【プレスリリースはこちらのPDF版でもご覧になれます。】
https://prtimes.jp/a/?f=d5823-145-834905ef503fb9b42e1435f79f6f6bfd.pdf
企業プレスリリース詳細へ
PR TIMESトップへ
この記事に関連するニュース
-
スキリージ、中等症以上の潰瘍性大腸炎の成人患者さんに対する治療薬として日本における適応追加承認を取得
共同通信PRワイヤー / 2024年6月24日 14時30分
-
リサンキズマブ、中等症以上の活動期潰瘍性大腸炎の成人患者への治療薬として欧州医薬品委員会が肯定的見解
共同通信PRワイヤー / 2024年6月20日 11時0分
-
難病指定の潰瘍性大腸炎・クローン病の患者さんの治療とコミュニケーションの現状
PR TIMES / 2024年6月13日 15時15分
-
IBD(潰瘍性大腸炎・クローン病)の患者さんが治療を続けるために必要なこととは
PR TIMES / 2024年6月10日 14時15分
-
アトピー性皮膚炎患者さんと一般生活者への実態調査結果を発表
PR TIMES / 2024年6月4日 16時45分
ランキング
-
1すし店のテイクアウトで「ガリ」を大量に持ち帰りました。「ご自由にお持ち帰りください」と書いてあってもマナー違反ですか?
ファイナンシャルフィールド / 2024年6月28日 2時10分
-
2【速報】「いまになって何を言い始めているんだ」「小林製薬だけに任せておくわけにはいかない」と厚労相が怒りをあらわに “紅麹サプリ”問題で「摂取後に死亡疑い」76事例が調査中と小林製薬が明らかに 27日まで報告せず
ABCニュース / 2024年6月28日 16時14分
-
3バナナは「太くてまっすぐ」が大当たり…フルーツ研究家が教える「バナナの正しい保存方法」
プレジデントオンライン / 2024年6月28日 9時15分
-
4森永製菓「マンナボーロ」約19万個を自主回収 「小動物のフンと推察されるもの」
TBS NEWS DIG Powered by JNN / 2024年6月28日 16時32分
-
5LINE、分離26年3月に完了 情報流出、システムの計画前倒し
共同通信 / 2024年6月28日 17時29分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/point-loading.png)
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)