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若竹千佐子63歳・専業主婦がデビュー作で芥川賞受賞!若竹千佐子『おらおらでひとりいぐも』

PR TIMES / 2018年1月18日 10時1分

史上最年長で文藝賞受賞。



[画像1: https://prtimes.jp/i/12754/145/resize/d12754-145-971929-0.jpg ]

若竹千佐子『おらおらでひとりいぐも』(河出書房新社)が第158回芥川龍之介賞を受賞しました。
若竹さんは岩手県遠野市生まれの63歳。現在、千葉県木更津市に在住しております。

自らの出身地の言葉である東北弁を活かし、「おひとりさまの老後」を迎えた桃子さん(74歳)という「戦後日本女性を凝縮した存在」(斎藤美奈子氏・文藝賞選評より)を明るく描いた本作で、第54回文藝賞を受賞しデビュー(選考委員:斎藤美奈子氏、藤沢周氏、保坂和志氏、町田康氏)。同作でそのまま第158回芥川賞受賞となりました。

すでに報道されております芥川賞選考委員よりの賛辞の声と併せ、63歳で夢を叶えた若竹さんの生き方にも注目が集まっております。

[画像2: https://prtimes.jp/i/12754/145/resize/d12754-145-721123-2.jpg ]


【あらすじ】
結婚を三日後に控えた24歳の秋、東京五輪のファンファーレに押し出されるように故郷を飛び出した桃子さん。
身ひとつで上野駅に降り立ってから50年。
住み込みのアルバイト、出会いと結婚、二児の誕生と成長、夫の突然の死……。
「この先一人でどやって暮らす。こまったぁどうすんべぇ」
東京近郊の新興住宅で、ひとり茶をすすり、ねずみの音に耳をすませるうちに、桃子さんの内から外から、声が沸き上がりはじめる。
捨てた故郷、疎遠な息子と娘、そして亡き夫への溢れる愛。震えるような悲しみの果てに、桃子さんが辿り着いた境地とは?
[画像3: https://prtimes.jp/i/12754/145/resize/d12754-145-209347-1.jpg ]


【著者プロフィール】
1954年、岩手県遠野市に生まれる。遠野で育ち、子供の頃から小説家になりたいと思っていた。
岩手大学教育学部卒業後は、臨時採用教員として働きながら教員採用試験を受けるが、毎年ことごとく失敗。
目の前が真っ暗になるほど落ち込む中で夫と出会い、結婚。30歳で上京し、息子と娘の二児に恵まれる。
都心近郊の住宅地で子育てをしながら、深沢七郎、石牟礼道子、町田康、河合隼雄、上野千鶴子の本を愛読していた。
55歳のとき、夫が突然、脳梗塞で死去。悲しみに暮れ自宅に籠る日々を送っていると、
息子から「どこにいても寂しいんだから、外に出ろ」と小説講座を勧められ、通いはじめる。
8年の歳月を経て本作を執筆し、2017年、第54回文藝賞を受賞。翌年(2018年)1月、同作で第158回芥川賞を受賞する。

[画像4: https://prtimes.jp/i/12754/145/resize/d12754-145-721123-2.jpg ]


『おらおらでひとりいぐも』
若竹千佐子・著
単行本 46判 ● 168ページ
ISBN:978-4-309-02637-4 ● Cコード:0093
発売日:2017.11.17
第54回文藝賞、第158回芥川賞受賞

2018年1月17日時点、発行部数12万部突破
http://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309026374/

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