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BSIジャパン、東芝テック株式会社の紙を繰り返し使える複合機システムに対するライフサイクルアセスメント検証を実施

PR TIMES / 2012年11月12日 18時50分

~ 世界初(※1)、「消去」「分別」「電子化」を同時に行うエコ・プリンティング ~



 BSIグループジャパン株式会社(東京都港区 代表取締役社長 竹尾 直章、以下BSIジャパン)は、東芝テック株式会社(東京都品川区 取締役社長 鈴木 護、以下東芝テック)が発売する「紙を繰り返し使える複合機システム(以下 本複合機システム(※2))」の使用によるCO2削減量の算定方法(LCA:ライフサイクルアセスメント)について、検証を行いました。CO2算定方法に対してBSIジャパン(第三者機関)の検証を受けることにより、独自の算定方法に対するCO2の削減量が何に基づいているかという説明責任をより確実なものにすることを目的としています。これまでも環境配慮に対する数値化(CO2等)の公表は、多くの組織で行われてきましたが、より正確で確実な数値を公表し、企業の説明責任・透明性を強化するという面で、第三者機関からの検証を受けることが有効となります。

 東芝テックの本複合機システムは、瞬時に消せるトナーを使うことにより用紙を繰り返し使用(※3)することができ、用紙製造に起因するCO2 排出量を削減することができます。また、トナーの色を消す際に、情報を電子化できることも大きな特徴です。通常、会議などで一度使用した資料はファイリングするか廃棄するかのどちらかですが、このシステムを使うことで紙の資料をファイリングすることも廃棄することもなく、紙に書かれた内容をデータに変換して文書を保存することが可能となります。

※1:2012年11月1日時点で量産化されている電子写真技術を利用し普通紙に印字する複合機のカテゴリーにおいて世界初の製品となります。(東芝テック調べ)

※2:本複合機システムは、複合機:e-STUDIO306LP(海外機名) / Loops LP30(国内機名)と消色装置:e-STUDIO RD30 (海外機名) / Loops RD30(国内機名)で構成される。

※3:使用環境によって再利用できる回数は異なります。


≪ライフサイクルアセスメント検証の概要≫
 BSIジャパンは、ISO14040及びISO14044に従い、東芝テックの本複合機システムの検証を行いました。この検証では、本複合機システムを使用して、紙を5回繰り返し使用した場合と、通常のMFPで紙を使用した場合の5年間のライフサイクルアセスメントの算定方法について確認しました。算定方法が基準(ISO14040及びISO14044)に従い、広く一般的に説明できるものであるかという観点で検証したものです。

■検証目的:「ECO-MFP(※) LCA報告書」および関連する文書に述べられた組織のLCAのプロセスが、ISO14040:2006及びISO14044:2006の要求事項に適合していることを、第三者機関として確認すること。
※:ECO-MFPの名称は、本製品の開発・評価段階の呼称として東芝テックが使用

■検証基準:ISO14040:2006及びISO14044:2006

■検証製品:複合機(e-STUDIO306LP / Loops LP30)、消色装置(e-STUDIO RD30 / Loops RD30) と、従来複合機(e-STUDIO306)


≪LCAライフサイクルアセスメントについて≫
 ライフサイクルアセスメント(Life Cycle Assessment :LCA)とは、製品やサービスが生産されてから廃棄されるまでの間の環境影響を評価する手法のことです。主に、個別の製品やサービスの製造、輸送、販売、使用、廃棄、再利用までの各段階における環境負荷を明らかにし、比較可能にすることで、環境負荷を減らす検討及び環境貢献への促進に活用するものです。また、代替製品や新製品の環境負荷を、既存の製品と比較し、より環境負荷の少ない製品、サービスへの切り替えを行う意思決定の手段ともなります。ライフサイクルアセスメントの結果を解り易く伝えるために「カーボンフットプリント」などの環境負荷を「見える化」する方法も活用されています。ISO14040(JIS Q 14040)「ライフサイクルアセスメント-原則及び枠組み」及びISO14044(JIS Q 14044)「ライフサイクルアセスメント-要求事項及び指針」は、国際的にライフサイクルアセスメントの基準として活用されています。


BSI(英国規格協会)とBSIグループジャパン株式会社について
BSI(British Standards Institution:英国規格協会)は、1901年の設立以来、世界初の国家規格協会として、そして、ISOの設立メンバーとして活動する、規格策定のプロフェッショナルである。現在、147カ国で64,000組織以上のお客様の活動に貢献している。BSIが開発した多くのBS規格(英国国家規格)は、ISO9001(品質マネジメントシステム)、ISO14001(環境マネジメントシステム)、ISO27001(情報セキュリティマネジメントシステム)などのISO規格の原案として採用されており、その実績は世界随一を誇る。
BSIグループジャパンは、1999年に設立されたBSIの日本法人である。マネジメントシステム・医療機器の認証サービスとトレーニングコースの提供をメインとし、規格開発のサポートを含め規格に関する幅広いサービスを提供している。
マネジメントシステムの認証サービスに関しては、国内に60社以上ある審査機関の中で、最も多くの規格の認証サービスを提供している審査機関の一つであり、数多くの規格の認証件数において国内No.1の実績を誇る、業界を
リードする審査機関である。
URL:http://www.bsigroup.jp/


東芝テック株式会社について
1950年の創業以来、一貫して「お客様の視点」に立ったモノ創りに挑戦し、お客様に新たな価値を提供し、また、お客様とともに成長することを目指して、さまざまな取り組みを続けている。現在、システムソリューション事業本部、グローバルソリューション事業本部、生産・調達本部、IJ事業推進部を持ち、 部門間の機動的な連携を深めながら、社会的に意義のあるソリューションの提供に努める。「お客様のビジネスを効率化し、ユーザーの皆様に快適さ、便利さ、楽しさを実感いただけるような製品とサービスをトータルで提供すること」を使命につねに時代をリードするソリューションを開発し、社員一人ひとりが高い目標を持ちながら、新たな価値を広く世界に届ける。
URL: http://www.toshibatec.co.jp/


■ お客様からのお問い合わせ先
BSIグループジャパン株式会社(英国規格協会) マーケティング本部
東京都港区北青山2-12-28 青山ビル5階
TEL:  03-6890-1174
FAX:  03-6890-1181
Email: Japan.Marketing@bsigroup.com

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