フルノシステムズ、Wi-Fiの最新規格「Wi-Fi 7」対応無線LANアクセスポイント「ACERA EW770」を開発
PR TIMES / 2024年11月22日 12時45分
ACERAシリーズ初のWi-Fi 7 (IEEE802.11be)対応ハイパフォーマンスモデル。超高速通信に対応。設置環境との調和を考慮した厚さ40mmの超薄型デザイン。
業務用無線機器メーカーの株式会社フルノシステムズ(本社:東京都墨田区、代表取締役社長:中谷聡志、古野電気(株)関連会社)は、無線 LAN アクセスポイント「ACERA(アセラ)」シリーズの新製品として、Wi-Fiの最新規格であるWi-Fi 7(IEEE802.11be)対応機種「ACERA EW770」を開発しました。本機種は2025年3月の発売を予定しております。
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/4012/146/4012-146-8a5aa4dce0a5b8b1be3d05fb271f4153-3900x2602.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
Wi-Fi 7対応無線LANアクセスポイント「ACERA EW770」
■ACERA EW770の主な特徴
- 最新Wi-Fi規格 Wi-Fi 7 (IEEE802.11be) に対応
- 2.4GHz帯と5GHz帯に加え6GHz帯の周波数帯が使用可能
- 伝送速度17,982Mbps(理論値)の大容量通信
- 3つの周波数の同時使用を実現する3RF(2.4GHz帯+5GHz帯+6GHz帯または2.4GHz帯+5GHz帯+5GHz帯 /RF:Radio Frequency)利用が可能 ⇒6GHz帯対応の端末がない場合でもデュアル5GHz帯設定で端末を分散接続して最適な通信パフォーマンスを発揮
- 有線LANは伝送速度10Gbpsの10ギガビット・イーサネットに対応
- 給電規格はIEEE802.3bt(PoE++)に対応し、省電力モードでIEEE802.3at(PoE+)にも対応
- 従来のACERAシリーズと同等の動作温度範囲に対応 ⇒-10℃から+55℃の環境下で安定通信を提供
- 壁面や天井に取り付けた際に圧迫感を軽減する薄さ40mm(※1)の超薄型設計 ⇒設置環境との調和を考慮したデザイン
- 標準取付金具を従来機種のものから一新することで薄型デザインを損なわない設置が可能
- オプション金具の取り付けにより設置工事費用なしで従来機種からのリプレイスも可能
- 無線ネットワーク管理システム「UNIFAS(ユニファス)3.60」での統合管理が可能(※2)
(※1)取付金具を除く本体のみの厚さ
(※2)UNIFAS 3.60 は ACERA EW770と同時リリース予定
■ ACERA EW770 開発の背景と製品概要
本製品は、Wi-Fiの新たな通信規格であるWi-Fi 7(IEEE802.11be)が国内の省令改正により利用可能になったことに伴い、最新のWi-Fi規格に準拠する機種として開発されました。
Wi-Fi 7への対応により、ACERA EW770では2.4GHz帯、5GHz帯、6GHz帯の3つの周波数帯を使用できるようになり、伝送速度は合わせて17,982Mbps (理論値 )となります。これにより、パソコンやスマートフォンなどの端末(※3)を同時に多台数Wi-Fi接続した際のスループット(データ処理能力)が従来機種と比べて約6倍(※4)に向上し、多台数端末接続時の同時通信の安定性と超高速通信を実現します。
ACERA EW770は、3つの周波数の同時使用を実現する3RF(2.4GHz帯+5GHz帯+6GHz帯また2.4GHz帯+5GHz帯+5GHz帯)での利用が可能で、6GHz帯に対応する端末が存在しない状況においても6GHz帯を5GHz帯として利用できる機能を備えています。6GHz帯非対応の端末しかない状況下では、デュアル5GHz帯設定により各帯域のチャネルあたりの接続端末台数を分散して、電波干渉や遅延が少ない最適な通信パフォーマンスを発揮します。
無線通信の高速化に加え、有線LANの通信は10Gbps の通信速度を実現する10ギガビット・イーサネットとなり、給電規格はIEEE802.3bt (PoE++)に対応します。ACERA EW770は本来IEEE802.3bt(PoE++)規格で動作しますが、既存PoEスイッチでも動作するようIEEE802.3at(PoE+)に対応する省電力モードを搭載しています。
ACERA EW770では、従来機種と同様の広い動作温度範囲(-10 ℃から+ 55 ℃)を確保しています。Wi-Fi 7の通信の高速化に伴い、機種本体の発熱が従来規格の機種よりもさらに高くなりますが、動作温度帯を従来通り幅広くとるために機器の面積を広く設計しつつ、設置後の環境親和性を最大限考慮した40mmの超薄型構造としました。
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/4012/146/4012-146-01adfd854b64329658577d8dee00ecc5-2000x1313.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
40mmの超薄型構造で圧迫感を軽減したデザインのACERA EW770(左)と従来機種のACERA 1320(右)の対比
「ACERA」は、オフィスや学校、公共施設、商業施設などのあらゆる場所で、タブレット端末やノートPCなどの各種 ICT 機器を無線接続してお使いいただくための業務用無線 LAN アクセスポイントとネットワーク関連機器のブランド名です。当社は Wi-Fi 7 対応製品の開発により、より多くの業種・活用シーンでお客様が快適に通信していただくことのできる無線LAN/Wi-Fi製品を提供し、通信の分野で広く社会に貢献していく所存です。
(※3)Wi-Fi 7 の機能を利用するには、ノート PC やスマートフォンなどの接続端末側がWi-Fi 7 対応機種であることが必要条件となります。
(※4)当社比。Wi-Fi 6対応無線LANアクセスポイント「ACERA 1320」のスループット最大理論値との比較。
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/4012/146/4012-146-511bfb484f9344c81d0f9f9191b52ed6-2902x1936.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
■ ACERA EW770 の発売時期、販売目標
[表: https://prtimes.jp/data/corp/4012/table/146_1_1b601ee5e8137821b34de49e8dab2fe4.jpg ]
【フルノシステムズについて】
フルノシステムズは、無線LANシステム分野のリーディングカンパニーです。無線ハンディターミナルをはじめ、無線LAN構築には欠かせないモバイル&ワイヤレスソリューションを提供しています。無線ネットワーク管理システム『UNIFAS(ユニファス)』およびネットワーク機器『ACERA(アセラ)シリーズ』は、国内メーカーである高い品質と技術、充実したアフターサービスが評価され、オフィスや学校、公共施設においてシェアが拡大しています。
■ホームページ https://www.furunosystems.co.jp/
※ 記載されている商品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。掲載されている情報は、発表日現在の情報です。最新の情報と異なる場合がありますのでご了承ください。
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