1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 経済
  4. プレスリリース

6月12日は「児童労働反対世界デー」

PR TIMES / 2024年6月12日 16時15分

紛争と貧困から子どもたちを守る ~国際児童労働反対デーに寄せて、SDGs 目標8.7 児童労働撤廃に向けたテラ・ルネッサンスの挑戦~



認定NPO法人テラ・ルネッサンス(理事長:吉田真衣、所在地:京都府京都市、以下テラ・ルネッサンス)は、紛争や貧困の影響下にある子どもたちが直面する児童労働問題の解決に向けて、20年以上にわたり活動を続けています。本日6月12日「児童労働反対世界デー」を機に、当会の取り組みと今後の展望についてご報告いたします。

[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/29166/146/29166-146-a49daa8c116238ea283bd7ec9303e18d-512x341.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
小型武器を持つコンゴ(民)の子ども兵
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/29166/146/29166-146-d7eddda0426ede0eafc75ecaf70489f4-512x341.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
職業訓練で制作した服を持つブルンジの元ストリートチルドレン

世界に1.6億人。紛争や脆弱な環境下における児童労働の現状と課題
 ILOの推計によると、世界では今もなお約1億6,000万人の子どもたちが児童労働に従事しています。つまり、世界の子どもの10人に1人が児童労働をしており、義務教育を受ける機会を失ったり、法律で禁止されている18才未満の危険かつ有害な労働に従事していることになります。私たちが活動するコンゴ民主共和国のような紛争の影響下では兵士として利用される子どもたちもいます。子ども兵は最悪の形態の労働とも言われています。また、ブルンジのように脆弱な環境下における子どもたちは暴力や搾取の対象となりやすく、教育や安全な生活を奪われる状況に直面しています。

紛争と貧困から子どもたちを守るテラ・ルネッサンスの活動
【元子ども兵社会復帰支援事業(ウガンダ)】
 私たちは2005年からウガンダにて「元子ども兵社会復帰支援事業」実施し、これまで251名の元子ども兵の社会復帰支援に取り組んできました。3年間の支援プログラムでは、心のケア、基礎教育、職業訓練、収入向上活動支援を行います。支援を受けた元子ども兵らは平均8,000円以上(同地公務員並み)の収入を得ることができるようになり、過酷な体験を乗り越え、新しく自分たちの人生を切り拓いています。また、今なお反政府勢力として活動を続ける戦闘員の期間を促し、ウガンダ北部地域における子ども兵「0」を目指します。

【子どもの徴兵予防プロジェクト (コンゴ民主共和国)】
私たちが活動するコンゴ民主共和国東部は、レアメタルの権益をはじめとする様々な要因で今なお紛争下にある地域です。これまで推定3万人以上の18歳未満の子どもたちが兵士として徴兵されてきました。テラ・ルネッサンスでは、このような紛争下で暮らす元子ども兵や孤児を対象に、教育支援や家族への収入向上支援を行うことで、子ども兵の徴兵を予防する活動を行っています。コロナ禍では、誰ひとり武装グループに徴兵されることなく、250名の子どもたちに教育機会を提供することができました。

【社会的弱者世帯の子どもの保護と自立支援プロジェクト (ブルンジ)】
 ブルンジは長年にわたる紛争の影響を現在も受けている国の一つです。一人当たりGDPが最下位の最貧国であり、国民の大多数が貧困の中で生活しています。私たちは2021年より同国で2番目にストリートチルドレンが多いカヤンザ県にてストリートチルドレンや脆弱な世帯約120世帯を対象とする生計向上支援を行っています。職業訓練や教育支援などを柔軟に組み合わせながら、地域の特性に応じた支援活動を通じて、ストリートチルドレン「0」を目指しています。

「国際児童労働反対デー」に寄せて:SDGs 目標8.7への挑戦
SDGs 目標 8.7には、「2025年までに児童兵士の募集と使用を含むあらゆる形態の児童労働を撲滅する」ことが明記されています。これを受けて、2020年10月には日本でも「ビジネスと人権」に関する行動計画が採択され、2021年は「児童労働国際撤廃年」と定められるなど国内外において児童労働の撲滅に向けた動きが加速しています。しかし、2021年にILOにより発表された推計では、2002年以来20年にわたり減少していた児童労働に従事する子どもの数が初めて増加するという事態となっており、今後ますますこの問題の解決に向けた取り組みの強化が求められています。テラ・ルネッサンスは今後も他団体、企業など、あらゆるステークホルダーともに児童労働撤廃という目標に向けて尽力いたします。
■ この件に関するお問い合わせ(取材)について
認定NPO法人テラ・ルネッサンス
電 話:075-741-8786(平日10:00~18:00)
問い合わせフォーム:https://forms.gle/1pXJTLAaGfNeoSA46


[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/29166/146/29166-146-3d58749be72e7191d45f0d6f35396332-2000x445.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]認定NPO法人テラ・ルネッサンス
「すべての生命が安心して生活できる社会の実現」を目的に、2001年に鬼丸昌也によって設立。現在では、カンボジア、ラオスでの地雷や不発弾処理支援、地雷埋設地域の生活再建支援、ウガンダ、コンゴ、ブルンジでの元子ども兵の社会復帰支援を実施。また、日本国内では、平和教育(学校や企業向けの研修)や、岩手県大槌町で大槌刺し子を運営。2022年にはハンガリー、ウクライナにおける避難民への支援を開始。主な受賞歴:地球市民賞(独立行政法人国際交流基金)、社会貢献者表彰(公益財団法人社会貢献支援財団)、日経ソーシャルイニシアチブ国際 部門賞ファイナリスト(日本経済新聞社)、 第4回ジャパンSDGsアワード 副本部長(外務大臣)賞(外務省)、第52回毎日社会福祉顕彰(毎日新聞東京・大阪・西部社会事業団)、第1回SDGsジャパンスカラシップ岩佐賞「平和の部」(公益財団法人岩佐教育文化財団)、第18回西日本国際財団アジア未来大賞(公益財団法人西日本国際財団)、第10回エクセレントNPO課題解決力賞(エクセレントNPOを目指そう市民会議)、ほか多数。国連経済社会理事会特殊協議資格NGO。名称:特定非営利活動法人テラ・ルネッサンス
所在地:京都府京都市下京区五条高倉角堺町21番地jimukinoueda bldg. 403号室
URL:https://www.terra-r.jp
理事長:吉田 真衣
設立:2001年10月31日(2019年5月30日より認定NPO法人)
事業内容:『地雷』『小型武器』『子ども兵』の課題に対するアジア・アフリカでの支援活動、および国内での『平和教育』を中心とした啓発活動 など



企業プレスリリース詳細へ
PR TIMESトップへ

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください