サグリx野村グループxTOWINGでテクノロジーを活用した農業の脱炭素化実証を開始
PR TIMES / 2024年6月20日 17時15分
~サグリxTOWINGのソリューションを掛け合わせた初の取り組み~
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/40885/146/40885-146-ebc10c4b08a626535216f4a2bf303a9e-1920x1280.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
野村ファーム北海道の農地に宙炭を散布して耕す様子
サグリ株式会社(代表取締役CEO:坪井俊輔、以下「サグリ」)は、野村證券株式会社(代表取締役社長:奥田健太郎、以下「野村證券」)と野村ファーム北海道株式会社(取締役社長:堀田稔、以下「野村ファーム北海道」)のご協力のもと、株式会社TOWING(代表取締役:西田宏平、以下「TOWING)とサグリのテクノロジーを活用した農業分野の脱炭素に関する実証(以下「本実証」)を北海道で開始しました。
【本実証の詳細】
農林水産省が推進する「みどりの食料システム戦略」では、2050年までに農林水産業のゼロエミッション化、輸入原料や化石燃料を原料とした化学肥料の使用量を30%低減する等の環境負荷軽減策の推進が定められており、本実証は、この政策に沿う具体的な取組みとしても意義があると考えています。
本実証では、野村ファーム北海道の農地の一角に、インパクトスタートアップであるTOWINGが独自に開発した次世代土壌改良資材「宙炭(そらたん)」(後述の<株式会社TOWINGについて>をご参照ください)を散布し、化学肥料の大半を有機肥料に転換する農法を実証します。このようなバイオ炭の農地施用は土壌への炭素貯留(カーボンファーミング)効果があることから、カーボン・クレジット制度の活用にも取り組みます。
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弊社は衛星データをAI技術で活用したソリューションを提供し、宙炭散布後の土質改善による環境負荷軽減効果と収量等の生産性向上効果の検証を行います。TOWINGの宙炭を散布した農地でのサグリによる土壌分析、生育分析は初の取り組みになります。
◎実証概要
実証場所 :北海道江別市江別太(野村ファーム北海道 所有農地)
実証面積・品目 :約2400平方メートル (南瓜:約1000平方メートル 、スイートコーン:約1400平方メートル )
実証開始日(宙炭散布) :2024年6月8日
農産物収穫予定 :2024年9月上旬(スイートコーン)・9月中旬(南瓜)
<サグリ株式会社について>
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/40885/146/40885-146-e734a362e5f29c8914aa9216ac37edf9-739x415.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
「人類と地球の共存を実現する」をビジョンに掲げ、2018年に兵庫県で創業した、岐阜大学発スタートアップです。
衛星データをAI技術を用いて解析することをコアな技術としており、「農地の見える化で価値を創造する」というミッションのもと環境問題や社会問題の課題解決を目指しています。海外事業においては、シンガポールとインドに現地法人を有し、実証と事業展開では、インド・ベトナム・タイ・バングラデシュ・ケニア・タンザニア・ペルー・ブラジルに展開しています。第6回宇宙開発利用大賞において内閣総理大臣賞など受賞多数。
[表: https://prtimes.jp/data/corp/40885/table/146_1_37204b5b6cea43556cb6eb983f43a792.jpg ]
<株式会社TOWINGについて>
「持続可能な超循環型農業を地球・宇宙双方で実現する」をミッションに掲げる、2020年2月創業の名古屋大学発のインパクトスタートアップです。地域の未利用バイオマスの炭化物に同社が保有する土壌由来の微生物群を効率的に選別・培養する技術を用いて実現した農業資材、高機能バイオ炭「宙炭(そらたん)」を開発・販売しています。農地に施用すると、作物の品質や収穫量向上、温室効果ガス排出量削減や、資源循環の促進などが可能です。農林水産省みどりの食料システム法基盤確立認定事業者であり、2022年度「STI for SDGs」アワード 文部科学大臣賞など受賞多数。
HP:https://towing.co.jp/
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