【プレスリリース】中央アフリカ共和国 子どもへの残虐行為と暴力の停止を

PR TIMES / 2014年2月14日 14時15分

過去2カ月で殺傷された子どもは少なくとも133人



※本信は、ユニセフ本部からの情報を日本ユニセフ協会 広報室が翻訳・編集したものです
※原文は  http://www.unicef.org/media/media_72646.html でご覧いただけます

【2014年2月13日 ニューヨーク、ダカール(セネガル)発】

本日、ユニセフ西部・中部アフリカ地域事務所は、中央アフリカ共和国で子どもたちが殺害
され、遺体が切断されている残虐な状況、ならびにこの行為が罰せられていないことに対し、
極めて強い遺憾の意を表しました。

ユニセフは、過去数週間で宗教に基づく子どもへの暴力は前例がないレベルに達し、自警団
アンチ・バラカと旧セレカの戦闘員による報復行為によって、子どもたちへの重大な侵害に
なっていることを確認しています。

「宗教やコミュニティによって、子どもたちが攻撃の対象となる危険性が高まっています。
中央アフリカにおける宗教抗争の暴力は、首都バンギと同国西部や中部両方で高まって
います」と、ユニセフ中部・西部アフリカ地域事務所代表のマニュエル・フォンテーンは
述べました。

過去2カ月間における民族宗教暴力の激化で、少なくとも133名の子どもが殺傷され、極めて
残忍な方法で行われていました。

ユニセフは、意図的に頭部や手足を切断・殺害された子どもたちや、集中攻撃で負傷した
ケース、負傷した際に治安悪化から病院で治療を受けられずに、手足の一部を切断せざるを
えなくなった子どもたちを確認しています。

首都バンギの北西にある町ボアリ(Boali)では、犠牲者の4人にひとりは子どもです。昨年
12月初旬以来、子ども22名が死亡し、子ども42名が負傷しています。

すべての勢力が紛争に関わる一方で、現在、最もその標的とされるのはイスラム教徒です。
イスラム教徒のコミュニティ全体が避難している結果、混乱のさなかで、家族とはぐれた
子どもが増え続けています。こうした子どもたちは、最もリスクの高い状況にあります。

ユニセフは暫定政府、コミュニティ、宗教指導者、市民社会の指導者に対し、この暴力行為を
やめ、和解に向けて動くことを呼びかけています。

「罪なき子どもたちを意図的に攻撃し、その罪が問われないようなおとながいる国に未来など
ありません。中央アフリカのすべての子どもたちは、守られなければならないのです」と、
フォンテーン代表は続けました。


ユニセフは、子どもに対する甚大な暴力は調査、訴追され、処罰を受けなければならない
ことを強調し、以下の点を求めています。

・国内の武装勢力と自警団に対し、即武装解除を求めます。
・最もリスクの高い状況にある子どもたちのために、一部の人道支援の実施を可能と
することを求めます。
・住民が自宅に戻れるように、国軍やアフリカ連合軍、フランス軍による治安回復を
求めます。
・和解を導かねばなりません。恐怖から和解へと情勢を変化させるために、暫定政府、
市民社会、宗教界、若者は、共に動く必要があります。
・フォンテーン代表は「市民社会や政府、国際機関、メディアは、子どもに対する攻撃は、
体系的に訴追する必要があります。処罰を免れる状況は停止しなければいけません」と
続けました。

■参考情報
・同国では、ユニセフ職員150名以上が支援活動に従事。数週間で人道支援の規模を
急拡大しています。
・ボッサンゴア、バンバリ、カガ・バンドロの3カ所に事務所を設置し、現場での支援活動を
強化。同国西部と中部でのアウトリーチ戦略の調整も行っています。

■数字で見る概況
・紛争下にある子どもたち-230万人、紛争下にある人たち-460万人(2013年12月8日OCHA)、
・国内避難民数-82万5,000人(2014年1月29日OCHA)※ユニセフ・中央アフリカ情勢レポート
(2014年2月4日付より)


■ 本件に関するお問い合わせ
日本ユニセフ協会 広報室
TEL:03-5789-2016  FAX : 03-5789-2036  Eメール:jcuinfo@unicef.or.jp
または
Madeleine Logan, ユニセフ・中央アフリカ共和国事務所,
Tel: +236 70738470; mlogan@unicef.org
Laurent Duvillier, ユニセフ・西部・中部アフリカ地域事務所,
Mobile: +221 77 740 35 77; lduvillier@unicef.org
Kent Page, ユニセフ・ニューヨーク本部, Tel: +1 212 326 7605,
Mobile: +1 917 302 1735; kpage@unicef.org

■ユニセフについて
ユニセフ(UNICEF:国際連合児童基金)は、すべての子どもの権利と健やかな成長を促進
するために活動する国連機関です。現在190の国と地域※で、多くのパートナーと協力し、
その理念を様々な形で具体的な行動に移しています。特に、最も困難な立場にある子ども
たちへの支援に重点を置きながら、世界中のあらゆる場所で、すべての子どもたちのため
に活動しています。(www.unicef.org)

※ユニセフ国内委員会(ユニセフ協会)が活動する36の国と地域を含みます
※ユニセフの活動資金は、すべて個人や企業・団体からの募金や各国政府からの
任意拠出金で支えられています

■日本ユニセフ協会について
公益財団法人 日本ユニセフ協会は、先進工業国36の国と地域にあるユニセフ国内委員会の
ひとつで、日本国内において民間として唯一ユニセフを代表する組織として、ユニセフ活動
の広報、募金活動、政策提言(アドボカシー)を担っています。 (www.unicef.or.jp)

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