Food Innovators Japan、クラウドERP multibook“IFRS 16号リース資産管理”機能を導入

シンガポール上場企業グループの連結修正仕訳の作業時間を50%削減



マルチブック(東京都品川区、代表取締役CEO：渡部　学、以下「当社」)は、日本と世界を食文化で繋ぐことを目指し、飲食業界で多様な事業を展開する株式会社Food Innovators Japan（東京都豊島区、代表者：三宅大輔 磯本專、以下「FIJ」）にIFRS16号リース資産管理対応の「multibook」を導入し、IFRS16号に対応するための連結修正仕訳の作業時間を40時間から20時間に短縮したことをお知らせします。

[画像: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/15843/148/15843-148-15074bf47f4673d43e9358fc3fe6a51f-976x652.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
写真左より、株式会社 Food Innovators Japan 経理部 主任 K氏、ファイナンシャルコントローラー S氏、経理部 H氏

■FIJについて
FIJは、「美味しい」がある場所を拓くをミッションとし、日本の食文化を世界に広めることを目指している飲食事業グループです。特に日本食のニーズが高いシンガポールに本社を構え、シンガポール、マレーシア、日本にわたり、自社運営のレストラン事業と店舗物件のサブリース事業を展開しています。サブリース事業では、首都圏を中心に大家から物件をリースし、それを飲食店運営者に再リースする形で運営しており、現在200店舗以上の物件を管理しています。

■導入前の課題
FIJでは、シンガポール本社の上場を目指し、IFRS基準に従ったリース資産の修正仕訳が必須でした。従来は、各リース契約の割引現在価値計算、減価償却費、支払利息の算定を含む一連のプロセスをExcelで行っていましたが、決算期には40時間以上の追加作業が必要でした。また、作業が属人化してしまうという問題を抱えていました。さらに属人化されたExcelワークシートでは、監査の際に監査法人が内容の理解をするのに時間を要すことも課題でした。そこで、作業の効率化と標準化を目指してIFRS16号リース資産管理対応の「multibook」を導入しました。

■導入を決定したポイント
将来賃料の割引現在価値や減価償却費、支払い利息の計算など、同社が求めていた機能をすべて網羅している点が「multibook」導入の決め手となりました。また、画面が見やすく操作性が高い点も評価され、他の製品を検討することなく導入が決定しました。

■導入による効果
「multibook」の導入により、決算期の作業時間は40時間から20時間に半減しました。計算作業の属人化も解消され、会計知識があれば標準的に操作可能な環境が整いました。また各リース契約の割引現在価値や減価償却計算が自動化されたため、業務の属人化も解消されています。監査法人による監査においても、IFRS基準に即したプロセスが確立されたことで、エビデンスの確認が容易になり、監査の透明性と効率性が大幅に向上しました。

■今後の展望
FIJでは、2024年10月にシンガポール証券取引所に上場しました。今後は毎月のデータ入力体制を強化し、さらなる作業時間の短縮を目指しています。また、日本におけるリース会計基準の改正にも備え、継続的に業務の効率化と正確性の向上を図っていく予定です。

■株式会社Food Innovators Japan ファイナンシャルコントローラー S氏コメント
「Food Innovators Japanは、日本と世界を飲食で繋ぎ、世界中に「美味しい」がある場所を拓いていこうとしている飲食事業グループです。店舗物件のサブリース事業は当社の事業柱の１つであり、当社がサブリースを行っている店舗は200店を超えます。シンガポールでの上場を目指すためにIFRSを採用していますが、IFRS修正仕訳は非常に大変で、ただでさえ多忙な決算期に40時間も作業時間が追加になっていました。「multibook」を導入し、決算期に40時間追加でかかっていた作業が20時間と半減しました。それだけでなく、計算作業の属人化も解消されたため、会計知識があれば誰でもこれを扱えるようになる下地が整いました。今後も、「multibook」を活用して決算期の作業時間をさらに短縮していきます。2024年9月13日に草案が公開された新リース会計基準の動向にも注視していきたいところです。」

■事例の詳細はこちらから

■グローバルクラウドERP 「multibook」概要
導入が速い、処理速度が速い、解決が早い、速さを追求する海外拠点向けクラウドERP。
12カ国語・多通貨・複数帳簿に対応し、全世界の拠点をシームレスに統合します。製造・商社・飲食・建設など多業種にわたり、上場企業から非上場企業まで、33ヵ国・500社以上での導入実績があります。
主な機能：会計、ロジスティクス、固定資産管理、IFRSリース資産管理、立替経費精算、マネジメントコックピット、BPOコックピット、外部連携（連結会計、倉庫管理等）機能
サービス名：「multibook」（マルチブック）
URL：https://www.multibook.jp/
※12の対応言語：
日本語、英語、タイ語、ベトナム語、韓国語、ミャンマー語、ドイツ語、フランス語、スペイン語、中国語（繁体字・簡体字）、インドネシア語

■会社概要
会社名： 株式会社Food Innovators Japan
代表者：三宅大輔 磯本專
設立：2011年3月
本社：東京都豊島区西池袋5-18-11 第3愛和ビル5F
事業内容：飲食店経営 飲食店向け店舗物件のサブリース
店舗賃貸物件の仲介 グループ企業の経営全般
URL：https://fijapan.co.jp/#1

■株式会社マルチブック　会社概要
会社名：株式会社マルチブック
代表者：代表取締役CEO渡部 学
設立：2000年9月
本社：東京都品川区西五反田1-1-8 NMF五反田駅前ビル5階
海外拠点：シンガポール ・タイ ・フィリピン
事業内容：グローバルクラウドERPサービス 「multibook」等の企画・開発・提供
URL：https://www.multibook.jp/

企業プレスリリース詳細へ
PR TIMESトップへ