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IoTでエアコン電力の大幅削減を実現する「BA CLOUD」を大田区が導入!

PR TIMES / 2024年6月14日 17時40分

持続可能な環境先進都市の実現を目指す大田区と、建物換気の効率化を実現し、エネルギー問題を解決するcynaps株式会社の公民連携が本格始動。



株式会社ボーンレックス(東京都千代田区、代表取締役 室岡拓也 以下、当社)は、先進的技術の活用により、都市や地域の機能やサービスを効率化・高度化し、様々な社会課題の解決を図ることで、市民生活の質の向上を目指しています。
このたび、当社が協働促進サポーターとして支援を行っている東京都主催「先端事業普及モデル創出事業 (King Salmon Project)」※1において、“省エネ換気”を実装させるcynaps株式会社が2024年1月中旬~2月末の約1カ月半における実証実験において大きな成果を創出したことをきっかけに、大田区の3施設(大田区産業プラザPiO、大田区新蒲田区民活動施設、羽田地域力推進センター)にて、既存施設に後付け可能な換気制御プロダクト「BA CLOUD(ビーエークラウド)」が継続導入されることが決定いたしました。実装においては、「東京都スマートサービス実装促進プロジェクト(Be Smart Tokyo)」※2の枠組みの中で展開してまいります。
この取り組みにおいて当社は、本質的なマッチングと継続に焦点を当て2022年から、この度の本格実装に向けて伴走支援を行ってまいりました。当社は、新しい事業やソリューションが社会や市場のニーズに根本的に合致しているかを市場との対話を繰り返すプロセスの中で判断し、実践的な試行を通じて持続可能な成長を促すプロセスを重視しています。このアプローチにより、事業をより洗練したものにし、長期的な成功に結び付けられることを目指しています。
[画像1: https://prtimes.jp/i/57654/148/resize/d57654-148-3a956a79a97db6ae569f-0.jpg ]

※1先端事業普及モデル創出事業 (King Salmon Project)


東京の抱える社会課題の解決につなげる先端プロダクトを有するスタートアップと協働し、都政現場において、課題解決に向けたプロダクトの先行導入プロジェクトを実施します。さらに、プロジェクト結果を踏まえて、東京都が率先して導入を行い、ファーストカスタマ―の役割を担うことで、スタートアップのプロダクトの普及拡大を図ります。
―「King Salmon Project(キングサーモンプロジェクト)」の由来
本プロジェクト名は、「東京とともに成長したスタートアップが、グローバルの大海でさらに大きく成長し、ゆくゆくは東京でまた後に続くスタートアップを生み、育てるような存在になって来てもらいたい」という願いを、サケの生態系になぞらえて、表現しています。
https://kingsalmon.tokyo/

※2東京都スマートサービス実装促進プロジェクト(Be Smart Tokyo)


先端技術等を活用した便利で快適な都市「スマート東京」の実現を目指し、独創性・機動力にあふれるスタートアップ等が各エリアと協働することで、都民の暮らしの利便性・QOL(クオリティ・オブ・ライフ)を高める新しいサービスをスピーディに生み出すことを目的としている事業。
https://www.be-smarttokyo.metro.tokyo.lg.jp/

大田区、「BA CLOUD」導入の背景


・「King Salmon Project」にcynaps株式会社が採択
当社が協働促進サポーターとしてスタートアップと都内行政現場の協働を支援している「King Salmon Project」において、“省エネ換気”を実装させるcynaps株式会社が2023年12月に採択されました。その実証実験現場として、「大田区SDGs未来都市計画」の実践を目指す大田区とのマッチングが叶い、大田区産業プラザPiO、大田区新蒲田区民活動施設、羽田地域力推進センターでの実証実験が実行されました。
省エネルギー施策の一つである「省エネ換気」は、高い実効性を持つ有効的手段として考えられていますが、ほとんどの建物で採用されていないのが実情で、従来の省エネ換気は後から実装する難易度が高く、費用も高額なことから選ばれにくいと言われています。このような状況に対してcynapsでは、既存建物でも営業を止めず、且つ費用も抑えて省エネ換気を実装させることができる、サーバーレス・制御盤レスの仕組みを開発しました。そして、この仕組みを活用してつくられた、換気状態を監視し自動制御するIoTソリューション「BA CLOUD(ビーエークラウド)」が大田区における実証実験で採用。さらに高い効果が認められ、このたび継続導入されることが決定しました。

大田区 産業経済部 産業振興課 産業振興担当係長 藤内悠輔さん コメント:
本取り組みのきっかけは、令和4年度にcynaps社が羽田イノベーションシティで行った実証実験で大きな成果を挙げられていることを耳にして、大田区が掲げるビジョンに合致すると感じたため、実証実験プロジェクトの支援をされていたボーンレックス社に問い合わせをしたことでした。特定の民間事業者と行政が組むには様々なハードル(予算や原課との調整、公平性など)があるのですが、それをクリアするためにボーンレックス社がサポートしている東京都のKing Salmon Projectと連携することをご提案いただきました。その結果3施設での成果を出すことができ、今回の実装に至ったことは本当にうれしく思います。大田区が掲げる「SDGs未来都市計画」の流れを実現できた一つの事例になったと思っています。また、今回の協働により、公民連携の進め方を体系的に整理することができたことも、本取り組みの中で見出せた大きな一歩だと感じています。

cynaps株式会社 代表取締役 岩屋雄介さん コメント:
このお話をいただいた時には、最新かつ大きな施設で実証実験ができるなんて、最高の機会だと思いました。一方で、行政との取り組みはスタートアップにとっては色々煩雑な手続きも多い上、意思決定に時間がかかる印象があり、苦手意識も少なからずありました。しかしボーンレックスさん含め皆さんが裏で色々な調整をしてくれて、煩雑な書類作成もなく、考えられないほどの短期間で契約を進めることができたのは驚きでした。その時にはついにここまできたんだなと思いましたね。また、この実証実験が実装に繋がったことで、弊社にとっても確固たる実績ができ、今後の更なる展開に活かしていけると思います。

株式会社ボーンレックスとは


[画像2: https://prtimes.jp/i/57654/148/resize/d57654-148-533d457a4e31f01ce6f1-1.jpg ]

株式会社ボーンレックスは、“WakuWaku the World”というミッションを掲げて、個人起業家や成長中のスタートアップ、大企業等に対して新規事業の事業化支援を行い、ミッション策定からビジネスモデルの構築、PoC(実証実験)を経てリリースに至るまで一気通貫型でトータルサポート。クライアントに代わって当社が自社リソースで事業を立ち上げたのちクライアントに売却する、事業の「代理出産モデル(R)」も提供しています。 数々の新規事業を立ち上げてきた経験を活かし、クライアントに寄り添いながらビジネスを築き上げることを強みとしています。

〒100-0005
東京都千代田区丸の内3-3-1 新東京ビル4階

代表者:室岡拓也
URL: https://www.bornrex.com/
※記載されている会社名及びプロジェクト名(ロゴマーク等を含む)は、各社の商標又は各権利者の登録商標です。

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