MITテクノロジーレビュー主催の国際アワード「Innovators Under 35」日本版 2024年度受賞者を決定
PR TIMES / 2024年11月2日 13時40分
世界的な課題解決に取り組む、若きイノベーター10名を選出 「NIHONBASHI SPACE WEEK」日本橋ホール会場で授賞式を開催
MITテクノロジーレビュー[日本版](運営:株式会社角川アスキー総合研究所、代表取締役社長:加瀬典子)は、「Innovators Under 35 Japan 2024(イノベーターズ・アンダー35ジャパン2024)」の受賞者を決定しました。
また、本アワードの授賞式「Innovators Under 35 Japan Summit 2024 in Nihonbashi」を、2024年11月20日に「NIHONBASHI SPACE WEEK 2024」日本橋ホール会場で開催します。
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「Innovators Under 35」は、米国マサチューセッツ工科大学(MIT)のメディア部門「MITテクノロジーレビュー」が主催する国際アワードです。世界的な課題解決に取り組み、未来を形作る“35歳未満の若きイノベーター”の発掘を目的に開催し、過去にはGoogle共同創業者のセルゲイ・ブリン氏や、Meta(旧Facebook)共同創業者兼会長兼CEOのマーク・ザッカーバーグ氏も受賞した権威あるアワードとして、世界的に評価されています。
「Innovators Under 35 Japan」はその日本版として今年で5回目の開催となります。本年度は「コンピューター/電子機器」「ソフトウェア」「輸送(宇宙開発)」「インターネット」「AI/ロボット工学」「通信」「エネルギー/持続可能性」「医学/生物工学」の全8分野を対象に募集し、35歳未満の起業家、研究者、活動家10名を選出しました。受賞者は翌年に開催する「Innovators Under 35」グローバル版の審査対象としてノミネートされます。
受賞者 ※部門カテゴリー五十音順、年齢は応募時点
■コンピューター/電子機器
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アサバナント ワリット(32歳)
所属:東京大学/理化学研究所/OptQC
光量子コンピューターで大規模な量子もつれを初実証、スタートアップでの商用化を目指す。
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久保田 しおん(27歳)
所属:ハーバード大学/マンチェスター大学
素粒子物理学の新時代を拓く「Q-Pix」プロジェクトをリードする気鋭の物理学者。
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吉岡 信行(32歳)
所属:東京大学
「量子優位性」の実用性を明らかにし、「現代の魔法」の社会実装に挑む挑戦者。
■輸送(宇宙開発)
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塚本 紘康(29歳)
所属:NASA ジェット推進研究所/イリノイ大学アーバナ・シャンペーン校
不確実性を克服する数学理論で、深宇宙探査の新時代を切り開く若き研究者。
■AI/ロボット工学
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浅井 明里(29歳)
所属:ワシントン大学
外部知識の活用で「幻覚」を抑制、LLMの信頼性向上に挑む検索拡張生成研究の先駆者。
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伊藤 洋(34歳)
所属:日立製作所/早稲田大学
人間の動きを効率的に学習する「深層予測学習」を大幅に拡張。人に寄り添うロボットの実現へ前進。
■エネルギー/持続可能性
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キーリー アレクサンダー竜太(34歳)
所属:九州大学/aiESG
企業のESG活動を製品単位で見える化するツールを開発。豊富な国際経験で学術研究と社会をつなぐイノベーター。
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孔 爽(34歳)
所属:理化学研究所
水素の製造に欠かせない触媒の希少金属の使用を大幅に削減。グリーン水素の実用化・普及を牽引する研究者。
■医学/生物工学
[画像10: https://prtimes.jp/i/17610/149/resize/d17610-149-66decbdb2510bc2297f7-9.jpg ]
金井 仁弘(30歳)
所属:マサチューセッツ総合病院
新型コロナウイルスの感染に潜む遺伝要因を紐解く国際研究をリード。将来のパンデミックへの備えを築く。
[画像11: https://prtimes.jp/i/17610/149/resize/d17610-149-6d535c328b091ce82912-10.jpg ]
山岸 健人(33歳)
所属:東京大学
皮膚や臓器に貼れる超薄膜エレクトロニクスを開発。アスリートの運動解析やがん治療も視野に。
■小林 久(MITテクノロジーレビュー編集長)コメント
「日本は変われるのか?」 2024年のいま、よく考えます。バブル期以降、長く続いたデフレの時代からインフレの時代に変わり、進歩が求められる時代が訪れています。しかし、日本人も日本の社会も、急速な変化には不慣れで十分には対応できていません。どこかに不安や臆病さを抱えながら、生活を送っているように思います。
Innovators Under 35は、その名称が示すとおり、イノベーションを起こす若い人材を応援するアワードです。本国である米国版のMITテクノロジーレビューは今年、創刊125周年を迎えましたが、技術という武器を使って、変化と革新を追い求めようとする姿勢は、こういう時代だからこそ求められていると言えるのかもしれません。
Innovators Under 35 Japanを通じて、我々MITテクノロジーレビューは、変化を恐れず、日本の未来を切り開いていく新しいイノベーターを応援しています。
受賞者のみなさま、本当におめでとうございます。
■授賞式「Innovators Under 35 Japan Summit 2024 in Nihonbashi」
5回目の開催となるInnovators Under 35 Japanの受賞者10名を集めたセレモニー・イベントを開催します。受賞者によるプレゼンテーションや審査に携わった専門家の記念講演を予定しています。
日時:2024年11月20日(水)17:00~20:00 (16:30開場)
会場:日本橋ホール
東京都中央区日本橋二丁目5番1号 日本橋高島屋三井ビルディング 9F(日本橋駅 直結)
主催:MITテクノロジーレビュー[日本版](運営:株式会社角川アスキー総合研究所)
協賛:一般社団法人クロスユー、三井不動産株式会社、株式会社電通総研
開催形態:現地およびオンライン
料金:無料(事前登録優先制) ※懇親会は別途有料
定員:100名
特別講演:本年度審査員 大関真之氏(東北大学大学院情報科学研究科情報基礎科学専攻教授/東京科学大学
理学院物理学系教授/株式会社シグマアイ 代表取締役)
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2023年度授賞式
授賞式の参加方法、本アワードの詳細については、公式サイトをご覧ください
Innovators Under 35 Japan 2024
https://events.technologyreview.jp/iu35/
■Innovators Under 35について
「Innovators Under 35」は、米国マサチューセッツ工科大学(MIT)のメディア部門「MITテクノロジーレビュー」が主催する国際アワードです。世界的な課題解決に取り組み、向こう数十年間の未来を形作る、35歳未満の若きイノベーターの発掘を目的としています。過去にはGoogle共同創業者のセルゲイ・ブリン氏、Meta (旧Facebook)共同創業者兼会長兼CEOのマーク・ザッカーバーグ氏も受賞するなど、国際的に権威あるアワードとして高く評価されています。
<過去の代表的なグローバル版受賞者>
・1999年:iRobot 共同創業者 ヘレン・グライナー氏
・2002年:Google共同創業者 セルゲイ・ブリン氏
・2007年:Facebook共同創業者兼会長兼CEO マーク・ザッカーバーグ氏
・2008年:Tesla初代CTO J.B.ストラウベル氏
・2012年:Dropbox共同経営者兼CEO ドリュー・ハウストン氏
・2015年:OpenAI共同創設者 イリヤ・サツケバー氏
・2017年:Apple/元 Google 機械学習研究者イアン・グッドフェロー氏
■MITテクノロジーレビューについて
『MITテクノロジーレビュー(MIT Technology Review)』は、1899年に米国マサチューセッツ工科大学によって創設された、世界で最も歴史と権威があるテクノロジー誌です。 米国版の読者層はその8割超がテクノロジー部門の責任者であり、6割が経営層です。
日本版は米Technology Review Inc.とのライセンス契約のもと、株式会社角川アスキー総合研究所が2016年から会員制Webメディアとして運営しています。
[日本版]公式サイト
https://www.technologyreview.jp/
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