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90年代カルチャーを総まくり、ヒットの仕掛けを探る。『新・黄金の6年間 1993-1998 ~ヒットソングとテレビドラマに胸躍らせた時代~』(指南役・著)を発売

PR TIMES / 2024年11月18日 10時15分



 株式会社 日経BP(本社:東京都港区、社長CEO:井口哲也)は、2024年12月16日(月)に書籍『新・黄金の6年間 1993-1998~ヒットソングとテレビドラマに胸躍らせた時代~』(指南役・著)を発行します。
[画像: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/41279/149/41279-149-856caa8baf487ce956286d26dc3a3d9a-1765x2592.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


 音楽、ドラマ、バラエティ、CM、アニメなどのジャンルから大型ヒットが生まれた1990年代。なかでも1993~1998年の6年間に、なぜ多くの才能が次々と花開いたのか。小室哲哉の本格始動に始まり、『高校教師』、ZARD、Mr.Children、小沢健二、松本人志『遺書』、SMAP、三谷幸喜、『愛していると言ってくれ』、安室奈美恵、『ロングバケーション』、PUFFY、SPEED、『進め!電波少年』、『踊る大捜査線』、広末涼子、モーニング娘。、ゆずなどの人や作品が次々とブレイクして、宇多田ヒカルの登場によって幕を閉じた「新・黄金の6年間」。その時代背景やヒットの仕掛けに迫ります。
 
 本書は、1980~90年代の音楽情報発信サイト「Re:minder-リマインダー」(https://reminder.top/)の人気連載を書籍化。2022年3月に発売して好評を博した『黄金の6年間 1978-1983 ~素晴らしきエンタメ青春時代~』に続く、シリーズ第2弾です。80年代カルチャーを分析した前作に続き、本作では90年代カルチャーを総まくりします。

「新・黄金の6年間」とは ~「はじめに」より~
 1993年、「新・黄金の6年間」が幕を開ける。それはエンタメ界をメインステージに、キャストの多くは新人たちで構成された。彼らは音楽、ドラマ、バラエティ、CM、アニメなどのジャンルを自由に行き来し、巨大なマーケットを生み出した。その様子は、かつてエンタメ界で数多くの新人が輩出され、ジャンルを越えてクロスオーバーで活躍した「黄金の6年間」(1978~1983年)の再来を彷彿とさせた。
 1993年、Jリーグが始まった年、小室哲哉はtrf(現・TRF)に『EZ DO DANCE』を提供、“プロデューサー”として注目された。SMAPの木村拓哉はドラマの脇役ながら「俺じゃダメか?」とスターの片鱗を覗かせた。
 1994年、小沢健二のアルバム『LIFE』が大ヒットして、それまでサブカルだった“渋谷系”に光があたった。ダウンタウンの松本人志は標準語で『遺書』を執筆。250万部を売り上げた。
 1995年、阪神・淡路大震災の年、ドラマ『王様のレストラン』(フジテレビ系)の脚本を書いた三谷幸喜がその卓越したコメディセンスで一躍脚光を浴びた。
 1996年、安室奈美恵に憧れる女子高生らの“アムラー”が爆誕した年、沖縄からやってきた小学生を含む4人組の少女は太陽の下で歌い踊り、「SPEED」と命名された。
 1997年、フジテレビがお台場に移転した年、サラリーマンの組織のようなまったく新しい刑事ドラマ『踊る大捜査線』が誕生した。オーディション番組の落選者5人で結成されたグループは、手売りでインディーズCDを5万枚売るように課せられ、見事クリアして「モーニング娘。」としてメジャーデビューした。
 1998年、弱冠15歳の宇多田ヒカルが自作の『Automatic』でデビュー。その自由なクリエイティブに小室哲哉曰く「ヒカルちゃんが僕を終わらせた」――かくして、栄華を誇った時代は1人の天才歌姫の出現で次のステージへ移行し、幕を閉じた。
 あれから四半世紀――今また、90年代が注目されている。

<目次>より
1993●小室哲哉が本格始動!90年代最大のヒットメーカー
1994●渋谷系最大のヒット 小沢健二は時代のど真ん中
1995●安室奈美恵 アムラー爆誕! 女子高生の時代へ
1996●日本のテレビ史上SMAPが主役になった1日
1997●刑事ドラマの革命『踊る大捜査線』伝説の回
1998●天才・宇多田ヒカル降臨で時代は次のステージへ

<著者プロフィール>
指南役[しなんやく]
メディアプランナー・チーム。代表・草場滋。1995年「ソニー・アート・アーティスト・オーディション」入賞。1998年「フジテレビ・バラエティプランナー大賞」グランプリ。2001年より20年間、月刊誌「日経エンタテインメント!」(日経BP)にて『テレビ証券』を連載。2016年よりウェブサイト・チェリーにて『指南役のTVコンシェルジュ』を連載。ホイチョイ・プロダクションズのブレーンも務める。代表作にテレビ番組『逃走中』(フジテレビ)の企画原案、ドラマ『東京007』(フジテレビ)の脚本、映画『バブルへGO!』(馬場康夫監督)の原作協力など。著書に『タイムウォーカー~時間旅行代理店』(ダイヤモンド社)、『キミがこの本を買ったワケ』(扶桑社)、『空気のトリセツ』(ポプラ社)、『「考え方」の考え方』『テレビは余命7年』(大和書房)、『幻の1940年計画』(アスペクト)、『「朝ドラ」一人勝ちの法則』(光文社新書)、『黄金の6年間 1978-1983 素晴らしきエンタメ青春時代』(日経BP)など。

<本書について>
■書名:新・黄金の6年間 1993-1998~ヒットソングとテレビドラマに胸躍らせた時代~
■著者:指南役
■発行日:2024年12月16日(月)
■定価:1980円(10%税込み)
■発行:日経BP
■発売:日経BPマーケティング
■仕様:四六判・並製・296ページ
■ISBN:978-4-296-20662-9

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