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三菱造船下関にて建造中の貨客船「さるびあ丸」が竣工、6月25日より就航

PR TIMES / 2020年6月16日 14時0分

東海汽船株式会社 https://www.tokaikisen.co.jp/ (代表取締役社長:山崎潤一、本社:東京都港区、以下「東海汽船」)は5日午前、三菱造船下関(山口県下関市)にて建造中の貨客船「さるびあ丸」が竣工し、引渡しが完了いたしました。
引渡式では、船霊祭(入魂式)に続き、三菱造船の大倉浩治社長より引渡書を授与された後、新船のイメージソング*「Islands Blue」が流れる中、建造に携わった造船所職員により見送られて出航し、東京へ向かいました。
この後、東京諸島航路の各島において入港・接岸の訓練等を行い、6月25日(木)22:30東京竹芝発~大島~利島~新島~式根島~神津島航路に就航いたします。

本船は、全長118m、幅17m、深さ9.0m(喫水5.4m)で、総トン数6,099トンです。航海速力20.0ノット(約37km/h)の近海仕様で、南に1,000キロ離れた小笠原までの航海も可能になり、今後は定期船「おがさわら丸」のドック時に代船としても運航予定です。
また船体デザインは、美術家の野老朝雄氏が、本船のコンセプトでもある、「本土と島を結ぶ」ことをイメージした幾何学的な波模様を、伊豆諸島沖を流れる黒潮のような藍色「TOKYOアイランドブルー」で表現したカラーリングが特徴です。

推進システムは低速ディーゼル機関の1軸推進によるプロペラと、推進方向が360度自由に変えられる電動アジマス推進器のプロペラを前後に配置し、二重反転させる「タンデムハイブリッド」方式を採用し、推進効率の向上を図り、代替前のさるびあ丸(5,019トン)と比べ、1,080トン増加となりますが、約11.3%の燃費改善が確認されました。

また、船首側の横方向推進スラスター(バウスラスター)が1基から2基になり、船尾のアジマス推進器が横方向推進用として活用できることから、離接岸を1航海で最大24回行う本航路においても、その迅速性と安全性も向上いたします。

東海汽船では、新型コロナウイルスの影響で渡島自粛が続いた島々にこの新造「さるびあ丸」が就航することで、ご利用のお客様に元気と笑顔を与え、他の船舶とともに本土と島を結ぶ架け橋の役割を担ってまいります。

*「Islands Blue」 新船就航のイメージソングとして、シンガーソングライターの藤井恵さんが作詞・作曲。2020.6/12リリース

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