解体テックのクラッソーネ、神奈川県中井町と「空き家除却促進に係る連携協定」を締結
PR TIMES / 2024年10月21日 15時15分
「すまいの終活ナビ」で解体費用や土地売却査定価格を算出し、空き家解体の意思決定を後押し
解体工事DXプラットフォーム「クラッソーネ」を運営する株式会社クラッソーネ(愛知県名古屋市、代表取締役CEO:川口 哲平、以下「当社」)は、神奈川県中井町(以下、「中井町」)と「空き家除却促進に係る連携協定」を締結いたしました。昨今、全国的にも社会課題となっている空き家問題への対策として、中井町の空き家除却を推進することで、安全安心なまちづくりを目指します。また本締結で、当社の自治体連携の実績は90自治体(行政運営の団体含む)となりました。
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左:中井町長 戸村氏 右:クラッソーネCEO 川口
協定締結の背景
近年、空き家が増加し社会課題となっています。総務省が2024年4月30日に発表した住宅・土地統計調査の速報集計結果(※1)によると、全国の空き家数は900万件、空き家率は13.8%と、過去最高の水準となっています。
中井町では、令和4年度に実施した空家等実態調査において、131件の空き家があることを把握しています。これまで、空き家の活用に係る補助制度の創設や空き家バンクの設置・運営など空き家解消に向けた取り組みを進めてきました。しかし、空き家の数は増加傾向であり、今後、適切な管理が行われず、防災上や防犯上、また衛生面や景観面などにおいて、町民の方々の生活環境に影響を及ぼす恐れのあることや、空き家が放置されたまま有効活用できていないことが課題となっています。
当社は、解体工事領域で、全国2,000社以上の専門工事会社と施主をマッチングするサービス「クラッソーネ」を運営しており、これまでに累計14万件以上のご利用者実績(※2)があります。また、「解体費用シミュレーター」や「すまいの終活ナビ」を利用した公民連携での空き家対策事業が、令和3年度から令和5年度の国土交通省「住宅市場を活用した空き家対策モデル事業」に3年連続で採択され、現在は全国89自治体(中井町除く)と公民連携による空き家対策を進めています。
今回、中井町や当社のそれぞれが持つ資源や特長を活かしながら、中井町内の管理不全な状態にある空き家の除却促進に向けて連携協力を図り、空き家の適正な管理の推進に寄与することを目的として、協定の締結に至りました。取り組みを通じて、空き家の課題を解決するとともに、当社運営の「解体費用シミュレーター」をはじめとしたIT技術やデータを活用して、自治体担当者の住民対応の質の向上や業務効率化など、自治体DXの推進に寄与します。
協定に基づく主な取り組み内容
- 解体の概算費用や土地売却査定価格を提示する「すまいの終活ナビ」を紹介(URL:https://www.crassone.jp/simulator/navi/kanagawa/ashigarakamigunnakaimachi)
- 空き家所有者等へ空き家解体の進め方に関するフライヤーを配布
- 町民や空き家所有者からの相談に、当社のサービスや情報を活用し対応
- 空き家除却促進に関する施策において、当社のサービスやノウハウを提供
代表コメント
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/38064/150/38064-150-08b826c990776375fc3a81f5672d25ef-400x450.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
中井町長 戸村氏
中井町長 戸村裕司 氏
全国的に、人口減少や高齢化に伴う空き家の増加が社会問題となっています。空き家対策の推進には、空き家所有者の皆様をはじめ、町民の皆様、民間事業者など、様々な主体が、連携、協力をしていくことがますます重要になってくると考えています。
今回の連携協定により、空き家を所有される方に「すまいの終活ナビ」を始めとしたツールを活用いただくことで、空き家の今後を前向きに考えるきっかけとしていただき、空き家の除却、利活用、適切な管理の促進につながることを期待しています。
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/38064/150/38064-150-a176fcc07d4cb397d298983bf1f07ee1-384x385.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
クラッソーネCEO 川口
株式会社クラッソーネ 代表取締役CEO 川口 哲平
当社は「『街』の循環再生文化を育む」というビジョンを掲げ、解体工事を通じて多くの人々の豊かな暮らしの実現を目指しています。事業を行う中で、空き家問題の高まりを感じており、その解決には自治体と民間事業者の連携が重要だと考えています。
この度、中井町と連携協定を締結し、空き家解体の領域でご支援できることを嬉しく思います。町に悪影響を及ぼす可能性のある空き家を、弊社の解体に関する知識や経験・IT技術を活用して解決に導き、安全安心なまちづくりが実現できるよう尽力して参ります。
「すまいの終活ナビ」とは
スマートフォン等から土地建物の面積や最寄り駅、接する道の幅などの条件を入力することで、「解体費用」と解体後の「土地売却査定価格」の概算額を手軽に無料で把握することができ、「解体費用がどのくらいか分からない」といった情報不足の解消や、解体後の土地売却の見通しが立たないために空き家の解体に踏み切れない所有者の意思決定の後押しを行います。概算費用を把握したうえで、具体的な見積もりを希望する場合は、工事会社の紹介を受けることもできます。
[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/38064/150/38064-150-01a169c7ad6fa4347bf420149d77b7e2-1757x1730.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
連携協定締結実績のある神奈川県内の市町村
横浜市・茅ヶ崎市・川崎市・相模原市
中井町について(概要)
中井町は、神奈川県の南西部に位置する人口約9,000人の緑豊かな町です。町の北部に東名高速道路秦野中井インターチェンジが開設されており、東京都心から車で約1時間弱(65キロメートル圏内)の距離にあります。
起伏に富んだ大磯丘陵の一角にあって、北に丹沢山地、西には富士山を仰ぎみることができます。また、南側に望む相模湾の影響を直接受けるため、冬暖かく、夏涼しい気候となっています。
(https://www.town.nakai.kanagawa.jp/index.html)
株式会社クラッソーネについて(会社概要)
[表: https://prtimes.jp/data/corp/38064/table/150_1_8e696b710d8c5da359b8f57aa7f09b4c.jpg ]
解体工事DXプラットフォーム「クラッソーネ」とは?
解体工事DXプラットフォーム「クラッソーネ」は、マーケティング・営業・施工・産廃処分等の解体工事におけるバリューチェーンの全域において、テクノロジーによる品質向上や業務効率化を推進し、「もっとも安い」「もっとも安心」「手間いらず」な解体工事を実現する次世代の解体工事プラットフォームです。
マーケティング領域のDXにおいては、「解体費用シミュレーター」や「すまいの終活ナビ」を活用した空き家対策事業が、令和3年度から令和5年度の国土交通省「住宅市場を活用した空き家対策モデル事業」に3年連続で採択。
また、3Dスキャナーを使った現地調査技術や、AIを使った解体コストの自動積算システム、AI画像認識技術を応用したリモート施工管理支援システム、産廃処分最適化システムなど、さまざまなテクノロジーを駆使してバリューチェーンの刷新に取り組んでいます。
(※1)総務省「住宅・土地統計調査」:https://www.stat.go.jp/data/jyutaku/2023/pdf/g_kekka.pdf
(※2)旧サービス「くらそうね解体」の実績含む
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