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ル・マン24時間耐久レースに活きるボッシュの技術

PR TIMES / 2015年6月12日 18時37分

24台のマシンがボッシュの製品を搭載

・ル・マンに出場する半数近くのマシンがボッシュの技術を採用
・ボッシュの燃料噴射テクノロジーを採用したマシンが昨年までに15年連続でル・マン制覇
・ 今年のル・マンにおけるボッシュ製品搭載車両:アウディR18 eトロン クワトロ、ポルシェ919ハイブリッド、フェラーリ458 Italia、ポルシェ911 RSR、ポルシェ911 GT3 RSR他




[画像: http://prtimes.jp/i/5028/151/resize/d5028-151-116646-0.jpg ]



2015年6月13~14日に開催される第83回ル・マン24時間レースに出場する全56台の内、24台のマシンにボッシュの技術が活きており、勝利と栄光のゴールを目指します。
サルト・サーキットで争われる伝説のレースの最高峰カテゴリーであるプロトタイプ1(LMP1)クラスでは、ボッシュの燃料噴射テクノロジーを採用したマ シンが過去15年にわたり連覇を成し遂げています。2007年から2014年までに、ディーゼル/ディーゼルハイブリッド車が8連覇となる総合優勝を飾っ ており、それ以前の2000年から2006年までは、ボッシュのディーゼル及びガソリン直噴システムを搭載したマシンが勝利を挙げています。ル・マン24 時間レースにボッシュが提供する高度なレーシングテクノロジーには、燃料噴射テクノロジーをはじめ、レース専用に開発された製品のみならず、量産車用の技 術を取り入れ、レース向けに改良したエンジンコントロールユニット、ディスプレイユニット、セーフティシステムや各種センサーなどがあります。

アウディR18 eトロン クワトロ(LMP1):
ボッシュはアウディ R18 eトロン クワトロの開発パートナーとして、燃料噴射テクノロジーと電動パワートレインの主要なコンポーネントを提供しています。ボッシュのディーゼル システム事業部長を務めるUwe Gackstatterは、「このレーシングカーのために、ボッシュとアウディはディーゼルエンジンと補助動力源としての電動パワートレインの利点を組み 合わせました。トルクが大きく、燃焼効率に優れ、低燃費を実現する最先端のクリーンディーゼルは、日常の交通環境においてもドライバーに恩恵をもたらしま す」と述べました。2014年にドイツ国内で新規登録された乗用車の半数近くがディーゼル車だったことからも明らかなように、ディーゼル技術は将来のフ リートCO2排出目標を達成する上で中心的な役割を担うことになります。ディーゼル技術をより洗練させるためにボッシュが採用しているシステムへのアプ ローチは、燃焼のクリーン化、排出ガス再循環の最適化、排出ガス後処理による窒素酸化物(NOx)とその他エミッションのさらなる低減です。また、ボッ シュはディーゼルエンジンと電動パワートレインを単に組み合わせるだけでなく、社内のノウハウを結集して両方のパワートレインに磨きをかけ、効率的な連携 動作を実現しています。

ボッシュは、アウディR18 eトロン クワトロに以下の製品を提供しています。
コモンレール噴射システム:高圧ポンプ、インジェクター、高圧レールにより構成
モータージェネレーターユニット (MGU):R18 eトロン クワトロ専用にボッシュとAudi Sportによる共同開発。フロントアクスルに取り付けたMGUは、内蔵されたパワーエレクトロニクスを駆使して、ブレーキング時に回収したエネルギーを フライホィールに蓄え、加速時には出力約200 kW(272 PS)の電動モーターでフロント アクセルを駆動。同電動モーターも2015年シーズンに合わせて新たに開発
エンジンコントロールユニット、車両データロガーシステム、スターター、ジェネレーター
ラック&ピニオン型パワーステアリング:Bosch MotorsportおよびBosch Automotive Steering GmbHがAudi Sportと協力して開発

シボレー コルベットC7(LM GTE-Pro):
シボレーコルベットC7.Rは、エンジンコントロールユニット、車両とピットチーム間で車両データを送受信するテレメトリーシステム、任意のプログラミン グが可能な高解像度のドライバーディスプレイなど、Bosch Motorsportの各種システムやコンポーネントを採用しています。このほかに安全性を高める衝突警報システム(CAS-M)を搭載しており、 Bosch Motorsportとコルベットレーシングが開発した同システムは、特に耐久レールにおいてドライバーがアクシデントを回避する際に有用です。クラスの 異なる車両が混走する耐久レースでは、車両性能の違いによる速度差があり、車両性能が最も高いプロトタイプ1車両が、量産車をベースとしたGTE車両を追 い越す際に危険性が高まります。同システムは、ボッシュの第3世代長距離レーダーセンサー(LRR3)をベースとし、車両後部に取り付けられています。 LRR3は車両後方250 mまでのエリアを常時監視するとともに、同時に最大32個の対象物を追跡し、自車からの距離と相対速度を検知します。同システムは収集したデータとビデオ 映像を組み合わせ、コックピット内のディスプレイにリアルタイムに画像を表示し、ドライバーに後続の状況を伝えます。これにより自車の後方に何台の車両が 走行しているのか、それらの車両がどのように自車に接近しつつあるのか、左右どちらの側から追い越そうとしているのかなど、すべての情報をドライバーの視 界に映し出します。

ポルシェ911 RSR & ポルシェ911 GT3 RSR(LM-GTE Pro & LM-GTE Am):
ポルシェ911 RSRとポルシェ911 GT3 RSRは、ボッシュのエンジンコントロールユニット、データロガーシステム、スターター、車両各部の圧力や温度などを検知する各種センサーを搭載し、ル・マンに参戦します。

フェラーリ458 Italia GT2(LM-GTE Pro & LM-GTE Am):
フェラーリ458 Italiaは、ボッシュのエンジンコントロールユニット、パワーステージユニット、高圧インジェクターと高圧ポンプの他、レース用に最適なチューニング を施したボッシュのガソリン直噴システムを搭載し、ル・マンに臨みます。さらに最大で12ページの表示切替えと任意のプログラミングを可能とし、重要な車 両データをドライバーに伝えるディスプレイユニット「DDU 8」も採用されています。

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