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現役医師が描く医療×本格ミステリ。第34回鮎川哲也賞受賞作、山口未桜『禁忌の子』が東京創元社より10月10日刊行!

PR TIMES / 2024年10月10日 15時0分

発売前から作家、書店員、読者から多くの絶賛が寄せられている注目作!



[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/9527/151/9527-151-798f10cfb82c9f7e9b6873baa8180cb8-1609x1200.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
山口未桜氏『禁忌の子』


第34回鮎川哲也賞受賞作、山口未桜『禁忌の子』が2024年10月10日に刊行されました。

東京創元社が主催する文学新人賞「鮎川哲也賞」。多くの書き手を輩出しているミステリの新人賞から、今年も注目すべき才能の登場です。選考委員の青崎有吾氏・東川篤哉氏・麻耶雄嵩氏の満場一致で選出されました。

主人公は救急医の武田と、武田の旧友で消化器内科医の城崎。
ある日、武田の元に搬送されてきた一体の溺死体。その遺体を目にした武田たちスタッフに衝撃が走ります。身元不明のその遺体は、武田と瓜二つだったのです。
その男はなぜ死んだのか、武田自身との関係性は何なのか。
武田は城崎と共に調査を開始するが、ようやく謎の鍵を握る人物に辿り着いた矢先、
その人物は死体となって発見される……。

著者の山口未桜(ヤマグチミオ)氏は1987年兵庫県生まれ。現役の医師として働きながら小説を執筆されています。本作は医師である著者だからこそ描けた、リアルでさらに一歩踏み込んだ医療ミステリであり、読者を物語の世界に引き込んで離さない本格ミステリとなっています。

本作の冒頭に「受賞の言葉」として執筆への思いや選考委員への感謝などが述べられています。
また、巻末では選考委員各氏の選評を掲載していますので、こちらも作品と併せてぜひご覧ください。

『禁忌の子』には、刊行前から多くの作家から絶賛の声が寄せられています。
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/9527/151/9527-151-409f6b0d61505c75753d27b499319875-1697x1200.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]



さらに、書店員からもコメントが続々と寄せられています。その一部を紹介いたします。
物語の始まりから、ぐっと惹き込まれます。知りたいようで、知ってはならないと揺れてしまう。思いもよらぬ真実に絶句。物語が終わっても、まだ考え続けてしまう。ミステリと共に、医療の光と影を炙り出す作品でした。
未来屋書店大日店 石坂華月さん

自分と同じ姿形の遺体。それだけで自分の存在というものを信じられなくなってしまう。自分のルーツとは。調べ始めたら起こる事件に翻弄される主人公。医療小説だが大変読みやすく、ミステリとしてもかなり驚かされた。
宮脇書店ゆめモール下関店 吉井めぐみさん

社会派、医療ミステリであるとともに、論理の展開が本格ミステリで、その多重的な構造に圧倒されました。探偵役の城崎のキャラクター造形がとても魅力的でした。一作の探偵役で終わるには勿体ないキャラクターだと思いました。
ジュンク堂書店旭川店 松村智子さん

読み終えて、タイトルに込められた本当の意味がわかった時の戦慄。これは美しくも悲しい愛の物語でもある。これがデビュー作とは末恐ろしい作家がまた1人誕生した。
六本松 蔦屋書店 峯多美子さん

非現実的な出来事に衝撃を受けた冒頭から、軽やかな語り口に誘われるまま引き込まれて夢中になって読んだ。医療ミステリだから専門用語も多いが、会話も含めた文章のテンポが良く、詰まらずに読める。ミステリの醍醐味を存分に味わえた傑作。これこそ読書の、ミステリの楽しみ。
HMV&BOOKS OKINAWA 中目太郎さん


同じく10月10日に発売された東京創元社の定期刊行誌『紙魚の手帖Vol.19』でも、第34回鮎川哲也賞の選評と山口未桜氏の受賞の言葉を掲載しています。

※『紙魚の手帖Vol.19』には、第2回創元ミステリ短編賞の選評、並びに受賞作「桜越しに空を撮る」(歳内沙都)も掲載しております。こちらもぜひご一読ください。

第34回鮎川哲也賞・第2回創元ミステリ短編賞の贈呈式は、10月25日(金)に都内で開かれる予定です。
なお、本年は創元ホラー長編賞の贈呈式も同時に執り行います。
【受賞作:上條一輝『深淵のテレパス』】


[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/9527/151/9527-151-0f4cacb3a887dd5fcfb83ef5901edc36-845x1200.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
紙魚の手帖Vol.19

『禁忌の子』と山口未桜氏の今後のさらなる活躍にぜひご注目ください!


■「私が鮎川哲也賞を受賞するまで(第1回)」山口未桜(WEB東京創元社マガジン)
https://note.com/tokyosogensha/n/nea589c485bae

■「私が鮎川哲也賞を受賞するまで(第2回)」山口未桜(WEB東京創元社マガジン)
https://note.com/tokyosogensha/n/n9d3d8d1cb864

■「私が鮎川哲也賞を受賞するまで(第3回)」山口未桜(WEB東京創元社マガジン)
https://note.com/tokyosogensha/n/n31d1ffb217f0

[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/9527/151/9527-151-8ea03ca502b1302645e68870647c3d5e-810x1200.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]

■書誌情報
禁忌の子
山口未桜

判型:四六判上製
ページ数:318ページ
初版:2024年10月11日
ISBN:978-4-488-02569-4
Cコード:C0093
定価:1,870円(税込)
装画:Q-TA
装幀:大岡喜直(next door design)



内容紹介:
救急医・武田の元に搬送されてきた、一体の溺死体。その身元不明の遺体「キュウキュウ十二」は、なんと武田と瓜二つであった。彼はなぜ死んだのか、そして自身との関係は何なのか、武田は旧友で医師の城崎と共に調査を始める。しかし鍵を握る人物に会おうとした矢先、相手が密室内で死体となって発見されてしまう。自らのルーツを辿った先にある、思いもよらぬ真相とは――。過去と現在が交錯する、医療×本格ミステリ! 第三十四回鮎川哲也賞受賞作。

■著者プロフィール
山口未桜 (ヤマグチミオ )
1987年兵庫県生まれ。神戸大学卒業。現在は医師として働く傍ら、小説を執筆している。2024年『禁忌の子』で第三十四回鮎川哲也賞を受賞しデビュー。

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