デジタルガレージグループ、読み取り支払い型のマルチQRコード決済ソリューション「クラウドペイ」を提供開始
PR TIMES / 2019年5月16日 14時40分
~d払い、Alipay、WeChat Pay、メルペイ、LINE Payが簡易に一括導入可能に~
株式会社デジタルガレージ(東証一部 4819、本社:東京都渋谷区、代表取締役 兼 社長執行役員グループCEO:林 郁、以下:DG)を中心とするDGグループは、店頭に設置したQRコードを消費者のスマートフォンで読み取って支払う、読み取り支払い型のマルチQRコード決済ソリューション「クラウドペイ(https://cloud-pay.jp/mpm/)」の提供を2019年5月16日より開始します。
「クラウドペイ」は、1つのQRコードを店頭に設置するのみで、複数のQR・バーコード決済サービスを一括でより簡易に導入することができるサービスで、d払い(R)、Alipay、WeChat Pay、メルペイ、LINE Payの5種のQR・バーコード決済サービスに対応します。加盟店の利用申込みは5月16日から受付を開始し、サービスの提供はd払い(R)を6月末から、Alipay、WeChat Pay、メルペイ、LINE Payは順次対応します。
[画像1: https://prtimes.jp/i/23393/151/resize/d23393-151-961945-2.png ]
■「クラウドペイ」の概要
「クラウドペイ」は、店舗での支払い時に、消費者が支払いを行う決済アプリを起動し、店頭に設置してある各決済サービスで共通化されたQRコードを読み込み、支払い金額を入力することで決済が完了します。
【クラウドペイの支払いの流れ】
[画像2: https://prtimes.jp/i/23393/151/resize/d23393-151-639586-1.png ]
QR・バーコード決済には、店舗に設置したQRコードを消費者のスマートフォンで読み取る、読み取り支払い型のMPM方式と、消費者がスマートフォンに表示したQR・バーコードをPOS端末で読み取る、コード支払い型のCPM方式の2種類があります。CPM方式は、POS端末を導入している店舗が対象でPOSシステムの改修も必要となるため、加盟店にとってはコストや工数の面で負担が高い方式です。転じてMPM方式はPOS端末など機器の導入やシステム改修が不要で、比較的簡単に導入できる点が特長ですが、近年、さまざまなQR・バーコード決済サービスが乱立する中、導入時に個別のQR・バーコード決済サービスとの契約や、店頭で各サービスごとのQRコードを設置する必要があるなど、加盟店での負荷が高まっています。
「クラウドペイ」では、加盟店は個別の事業者と都度契約することなく、複数のQR・バーコード決済サービスを一括導入できます。共通化された1つのQRコードを店頭に設置するのみなので、レジ周りのスペースを取ることもなく、どのQRコードを読み込むのか消費者を迷わせることもありません。
運用に際しては、従来のMPM方式では消費者のスマートフォンで決済完了を確認したり、各サービスの管理画面でキャンセル処理を行う必要がありましたが、「クラウドペイ」の加盟店専用アプリでは、すべてのQR・バーコード決済サービスの取引管理機能を提供しており、決済状況の確認やキャンセルをアプリ上で完結できるため、加盟店での運用の手間を削減することができます。また、売上金は、決済手段に係わらず「クラウドペイ」から一括入金するので、経理業務の省力化も図ることが可能です。
【サービスサイトURL】https://cloud-pay.jp/mpm/
【サービスに関する問い合わせ先】support@cloud-pay.jp
■背景
経済産業省は2018年に発表した「キャッシュレス・ビジョン」*1において「2025年までにキャッシュレス決済比率40%」という目標を定め、国を挙げてキャッシュレス化を推進しています。
政府では2019年10月から開始する消費増税に合わせ、「キャッシュレス・ポイント還元事業」*2として2,798億円を投じ、中小企業でQR・バーコード決済、クレジットカード、電子マネー等キャッシュレス決済を利用した際のポイント還元施策を実施しており、2019年5月中旬より本施策に参加する中小企業の申込み受付の開始を予定しているほか、消費者向けの周知施策も推進しているため、加盟店・消費者ともにキャッシュレス決済の急拡大が見込まれます。
「クラウドペイ」加盟店は、「キャッシュレス・ポイント還元事業」の加盟店として、ポイント還元の対象となります。DGグループは「クラウドペイ」を通じて、政府が推し進めるキャッシュレス化を支援し、中小小売店や飲食店などの事業者と消費者の双方にとってスピーディーで簡単、便利な決済体験を提供します。
■今後の展開
DGグループはより利便性の高いサービスを提供すべく、今後も「クラウドペイ」へさまざまなQR・バーコード決済サービスを搭載していく予定です。また、マーケティング・決済・投資の3領域を主要ドメインとして事業展開するDGのグループシナジーを活かし、加盟店向けOMO施策の支援や、MPM方式のQRコードの規格標準化を推進していきます。
【店頭設置用 QRコードスタンドのイメージ】
[画像3: https://prtimes.jp/i/23393/151/resize/d23393-151-613456-0.png ]
*1 : 「キャッシュレス・ビジョン」(2018年4月):https://www.meti.go.jp/report/whitepaper/data/pdf/20180411002_01.pdf
*2 : キャッシュレス・ポイント還元事業:https://cashless.go.jp/
*3:キャッシュレス・消費者還元事業ではキャッシュレス決済事業者も登録制となっており、中小企業は登録決済事業者を介して本事業へ申し込みを行います。
*Cloud Pay(クラウドペイ)は株式会社デジタルガレージの登録商標です。
*d払いは株式会社NTTドコモの登録商標です。
*QRコードは株式会社デンソーウェーブの登録商標です。
【株式会社デジタルガレージについて】https://www.garage.co.jp/
デジタルガレージは、オンライン決済事業、Webマーケティング事業、スタートアップに対する投資・育成事業の3つの事業を軸に展開しています。インターネットの時代に新たな「コンテクスト」を作る会社として、様々な事業を結び、革新的なサービスを創造します。
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