サグリ、キリンホールディングスに対してサプライチェーンにおける農地の炭素貯留量予測サービスを提供。SBTi-FLAGに対するGHG排出量・炭素除去量算定、削減・除去活動支援事業を開始。
PR TIMES / 2024年12月13日 12時15分
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サグリ株式会社(代表取締役CEO 坪井俊輔、以下「サグリ」)は、キリンホールディングス株式会社(社長 COO 南方健志、以下「キリンホールディングス」)に対してサプライチェーンにおける農地の炭素貯留量予測サービスの提供を開始しました。 今後、農業由来の温室効果ガス(GHG)排出量・炭素除去量算定、削減・除去活動支援事業の拡大を目指します。
サグリは、キリンホールディングスから、コーポレートベンチャーキャピタル(以下、CVC)ファンド「KIRIN HEALTH INNOVATION FUND(キリン ヘルス イノベーション ファンド)」を通じて2024年4月に出資を受けて以降、キリンホールディングスのサプライチェーンにおける農地に対する脱炭素化を支援する事業を検討してきました。
今回、第一弾の取り組みとして、キリンホールディングスと大麦のサプライヤーと協業して、ビール原料となる大麦を栽培する農地における炭素貯留量の予測を行います。本取り組みを手始めに、今後は対象地域や農作物を拡大し、キリンホールディングスのサプライチェーンにおける農地の脱炭素化に向けた戦略策定支援や実行支援を行うことで、キリングループ環境ビジョン2050の取り組みを支援していきます。
森林・土地・農業(Forest, Land and Agriculture、以下「FLAG」)セクターは、世界のGHG排出量の約1/4を占め、食料需要の増加に伴う排出量も増加すると予想されています。サグリは、SBTiでFLAGセクターの対象企業に対して、農業由来のGHG排出量・除去量算定、および削減・除去活動支援サービスを提供することで、農業による気候変動の課題解決に取り組んでいきます。
Science Based Targets initiative(“SBTi”): 2015年に世界自然保護基金WWF、CDP、世界資源研究所WRI、国連グローバル・コンパクトにより設立された共同イニシアティブ。気候変動を防ぐとともに、ネットゼロ経済における企業の競争力を高めることを目的として、SBTiは企業が具体的にどれだけの量の温室効果ガスをいつまでに削減しなければいけないのか、科学的知見に基づいて目標を立てられるようなガイダンスを策定している。このガイダンスに基づき、SBTiは企業に対して科学的知見と整合した目標(SBT: Science-based target)を設定することを支援し、適合していると認められる企業に対しては、SBT認定を与えている。
<キリンホールディングス株式会社について>
本社 :東京都中野区中野四丁目10番2号中野セントラルパークサウス
設立 :1907年(明治40年)2月23日
代表者 :代表取締役会長CEO 磯崎 功典、代表取締役社長COO 南方 健志
事業内容: 国内ビール・スピリッツ事業、国内飲料事業、オセアニア酒類事業、医薬事業、等
URL :https://www.kirinholdings.com/jp/
<サグリ株式会社について>
「人類と地球の共存を実現する」をビジョンに掲げ、2018年に兵庫県で創業した、岐阜大学発スタートアップです。衛星データをAI技術を用いて解析することをコアな技術としており、「農地の見える化で価値を創造する」というミッションのもと環境問題や社会問題の課題解決を目指しています。 海外事業においては、シンガポールとインドに現地法人を有し、実証と事業展開では、インド・ベトナム・タイ・バングラデシュ・ケニア・タンザニア・ペルー・ブラジルに展開しています。第6回宇宙開発利用大賞において内閣総理大臣賞など受賞多数。
□会社概要
本社住所:兵庫県丹波市氷上町常楽725-1
代表者:坪井 俊輔
設立年月日:2018年6月14日
ホームページ:https://sagri.tokyo/
以 上
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