神田外語大学で映画上映会＆トークセッション「はざまー母語のための場をさがしてー」

～多文化共生社会を考える～



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神田外語大学(千葉市美浜区/学長:宮内孝久)は、2024年12月19日(木)に移民と母語をテーマにした映画"In Between -In Search of Native Language Spaces-"(邦題「はざまー母語のための場をさがしてー」)を上映する特別イベントを開催します。映画の上映後には、監督の朴基浩(ぱくきほ)氏をお招きし、外国にルーツを持つ本学学生とのトークセッションも予定しています。本学は、多様な文化を理解し、柔軟な心でコミュニケーションできる人材育成をしており、千葉県が推進する多文化共生社会の実現を目指す取り組みと重ね、本イベントを通して共生社会の未来を考える機会を創出します。

■イベントの目的
　千葉県は、国籍及び文化的背景などのさまざまな違いにかかわらず、誰もがその人らしく活躍している社会の実現に向けて、「多文化共生推進プラン」を作成しています。本学はその理念に共感し、この映画上映会を通じてその実現に貢献できると考えています。本イベントは、映画と対話を通じて異文化理解と多様性を受け入れる心を育み、参加者と共に考える場を提供します。外国人県民の増加に伴い、地域社会における多文化共生の重要性が高まる中、多様な背景を持つ人々が共に生きる方法を探る機会となることを期待しています。


■上映作品について
　本作品は、トヨタ財団国際助成『日本と出身国を従来する移民の子どもの社会再統合を見据えた言語教育―母国・公用語の補習教育を地域の「多文化共生」の拠点に』プロジェクトの一環で制作されました。映画を通じて日本における移民をめぐる問題を多くの方と共に考えることを目的としています。

公益財団法人トヨタ財団：
https://toyotafound.my.salesforce-sites.com/psearch/JoseiDetail?name=D22-N-0011


■イベント概要
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本イベントは JSPS科研費 基盤研究(C) 23K02189 "Plurilingual Competency and Identity of Heritage Language Speakers in Japan"(研究代表:杉田めぐみ)の助成を受けて行なうものです。


■朴基浩(ぱくきほ)監督
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立命館アジア太平洋大学(APU)卒業後、通信制・定時制高校生の直面する「進路未決定」の課題を知り、NPO法人D×P(現:認定NPO法人D×P)を設立。主に夜間定時制高校や、通信制高校での正課授業としてのキャリア教育プログラムをてがけ、体験学習プログラム、居場所事業などを展開。同法人の共同代表を2015年に退任後、映像制作を始め、「女性の生理」を捉えたドキュメンタリー作品で映画祭入賞。ローカルコーディネーターとしてBBCやAl Jazeeraなどの番組制作に参画するほか、NPO法人クロスベイス理事、NPO法人IKUNO・多文化ふらっとアドバイザーも務める。





■セミナーに関する問い合わせ先
神田外語大学　杉田めぐみ研究室
E-mail:[e-mail]
神田外語大学HP: https://www.kandagaigo.ac.jp/kuis/

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