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カザフスタンにおけるレアアース製造合弁会社の工場開所式開催について

PR TIMES / 2012年11月5日 14時9分



住友商事株式会社(本社:東京都中央区、取締役社長:中村邦晴、以下「住友商事」)は、カザフスタンの国営原子力公社カザトンプロム(本社:カザフスタン共和国アルマティ市、社長:ウラディミール・シュコルニク)と2010年5月にJV”SUMMIT ATOM RARE EARTH COMPANY”LLP(以下「サレコ」)を設立し、ウラン鉱石残渣を活用したレアアース回収事業の準備を進めてまいりましたが、11月2日にステプノゴルスク市内の同社工場において開所式を開催致しました。

今回、サレコが生産を開始するのはレアアース混合物(混合炭酸希土)で、ハイブリッド車や電気自動車の普及で今後も需要の増加が見込まれるジスプロシウムやネオジムを豊富に含んでいるのが特徴です。初期段階では年間1500トンの生産を目指しており、2013年1月より日本向けの輸出を開始する見込みです。また、今後は信越化学より技術協力を頂き、レアアース混合物から各元素を分離・高純度化する生産体制の確立も視野に入れて取組んでまいります。

開所式では、日本政府より近藤洋介経済産業副大臣、原田有造在カザフスタン特命全権大使、独立行政法人 石油天然ガス・金属鉱物資源機構(以下「JOGMEC」) 長友哲次理事、またカザフスタン政府からは、国家福祉基金サムルック・カズナ ベクテミロフ・クアニシュ常務理事、産業新技術省産業委員会 カリバエフ・イェルジャン会長代行およびアクモラ州 クビャトコフスキ・エドワルド副知事にご臨席頂き、盛大なものとなりました。

将来に渡る日本のハイテク産業・新技術開発推進において、レアアースの安定供給体制の構築は最重要な課題として考えられていますが、住友商事は、日本政府およびJOGMECに支援を頂きながら、本プロジェクトを通してその解決に貢献していきたいと思います。また、カザフスタンにおいても石油、天然ガス、ウランなどの既存の鉱物資源に次ぐ、新たな国家プロジェクトとの位置付けであり、両国の官民一体となったプロジェクトとして、引続き注力してまいります。



【サレコ概要】
・会社名 : JV”SUMMIT ATOM RARE EARTH COMPANY”LLP (SARECO)
・持分比率 : カザトンプロム 51パーセント、住友商事 49パーセント
・本社所在地: カザフスタン共和国ウスチカメノゴルスク市
・事業内容 : ウラン鉱石残渣からレアアース回収

【写真】
・工場外観
・式典の風景(テープカット)

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