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NEDOが公募する「バイオジェット燃料生産技術開発事業/実証を通じたサプライチェーンモデルの構築、微細藻類基盤技術開発」に当社のバイオジェット燃料事業/燃料用微細藻類研究開発が採択されました

PR TIMES / 2020年10月5日 10時45分

株式会社ユーグレナ(本社:東京都港区、社長:出雲充)は、当社が進めるバイオジェット燃料事業および燃料用微細藻類に関する研究開発が、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(以下「NEDO」)が行うバイオジェット燃料生産技術開発事業における公募事業「バイオジェット燃料生産技術開発事業/実証を通じたサプライチェーンモデルの構築、微細藻類基盤技術開発」に採択されたことをお知らせいたします。



当社は、2010年からバイオ燃料の研究開発を開始し、燃料用微細藻類に関する研究開発に加え、2018年10月には日本初のバイオジェット・ディーゼル燃料製造実証プラント(以下「バイオ燃料製造実証プラント」)を完成させ、バイオ燃料の実証研究、実証製造に取り組んでいます。また、当社は2025年中のバイオ燃料製造商業プラントの稼働開始を目標としており、その実現に向けた事業検討、研究開発を実施しております。
今回、NEDOが公募した「バイオジェット燃料生産技術開発事業/実証を通じたサプライチェーンモデルの構築、微細藻類基盤技術開発」に、当社が進めているバイオジェット燃料事業および燃料用微細藻類に関する研究開発が採択されました。これにより、バイオ燃料製造実証プラントの運転費用、商業化に向けた事業検討費用、燃料用微細藻類の培養に関する実証設備への投資や運転費用等に対して、助成金による支援を受ける予定です。
今後は、2025年中のバイオ燃料製造商業プラントの稼働開始に向け、原料調達から燃料製造技術、燃料供給までの一貫したサプライチェーンの整備、および燃料用原料としての微細藻類生産における技術確立を加速させます。
今次、当社が採択されたNEDOの公募事業「バイオジェット燃料生産技術開発事業/実証を通じたサプライチェーンモデルの構築、微細藻類基盤技術開発」※1の詳細は以下の通りです。
※1 引用:NEDOホームページ:https://www.nedo.go.jp/koubo/FF2_100285.html

【1】バイオジェット燃料生産技術開発事業(微細藻類基盤技術実証)
公募内容 :
バイオジェット燃料の原料でもあり、カーボンリサイクル技術の一つである微細藻類について、微細藻類に係る安定大量培養技術を確立すべく、実用化を行う際の1ユニット単位となる規模での実証事業

事業期間 :
2020年度~2024年度(2022年度まで委託事業、2023年度以降は助成事業)

採択事業の事業規模:
全期間で1件あたり5~30億円を想定(契約金額および助成額詳細は非開示)
※契約金額および助成金は今後の審査や国の予算変更等により提案額より減額されることがあります。

採択件数 :
3件(当社含む)

当社採択事業の名称および共同委託者:
(名称)
微細藻バイオマスのカスケード利用に基づくバイオジェット燃料次世代事業モデルの実証研究
(共同委託者)
当社、株式会社デンソー、伊藤忠商事株式会社、三菱ケミカル株式会社
三菱化工機株式会社、東京海洋大学、ガジャ・マダ大学、中央大学※2
※2 三菱化工機株式会社、東京海洋大学、ガジャ・マダ大学は株式会社ユーグレナからの再委託
中央大学は三菱ケミカル株式会社からの再委託

<微細藻類基盤技術開発事業の実施体制図>

[画像1: https://prtimes.jp/i/36462/152/resize/d36462-152-265954-0.png ]



当社は、公募事業における微細藻類基盤技術開発(微細藻類基盤技術実証)に採択されたことにより、これまで伊藤忠商事株式会社と共同で行ってきた「微細藻類ユーグレナ海外培養実証事業」※3をNEDOの公募事業として推進して参ります。微細藻類の培養に適したインドネシアを本公募事業の実施国とし、培養実証設備の建設や、培養から収穫、乾燥、藻油の抽出、残渣の利活用などの要素技術の開発、また、藻油抽出後の残渣は水産養殖用の飼料原料として利活用する研究開発をNEDO支援のもと実施いたします。
※3 2019年6月19日発表リリース https://www.euglena.jp/news/20190619-2/
2019年11月27日発表リリース https://www.euglena.jp/news/20191122-2/

【2】実証を通じたサプライチェーンモデルの構築
公募内容:
想定する将来の製造規模を技術的に実現し得る純バイオジェット製造技術を軸に、原料調達、純バイオジェット燃料生産、ジェット燃料との混合、利用先施設への供給まで、将来の事業化を見据えた規模での実証等を通じたサプライチェーンモデルの構築

事業期間 :
2020年度~2024年度

事業期間における採択事業への助成金総額:
合計68.5億円程度(個社案件ごとの助成額は非開示)
※助成金は今後の審査や国の予算変更等により提案額より減額されることがあります。

採択件数:
2件(当社含む)

当社採択事業の名称:
油脂系プロセスによるバイオジェット燃料商業サプライチェーンの構築と製造原価低減

(NEDOによる採択発表はこちら https://www.nedo.go.jp/news/press/AA5_101363.html)

当社は、様々なパートナーや関係各所からの協力のもと、「Sustainability First」の世界の実現に向けた実証事業、商業化検討、および研究開発を実行し、気候変動に対する具体的な対策を決して遅らせることのないよう、バイオジェット燃料生産に係る確実な市場形成および社会実装に資することを通じて、サステナブルな社会の実現に官民一体で取り組んでいきます。当社はこの取り組みにより、国際社会共通の目標であるSDGs(持続可能な開発目標)のうち、「GOAL:7エネルギーをクみんなにそしてクリーンに」「GOL:9産業と技術革新の基盤をつくろう」「GOAL13:気候変動に具体的な対策を」「GOAL14:海の豊かさを守ろう」「GOAL17:パートナーシップで目標を達成しよう」へ貢献して参ります。

[画像2: https://prtimes.jp/i/36462/152/resize/d36462-152-786935-1.png ]


<株式会社ユーグレナについて>
2005年に世界で初めて微細藻類ユーグレナ(和名:ミドリムシ)の食用屋外大量培養技術の確立に成功。微細藻類ユーグレナ・クロレラなどを活用した機能性食品、化粧品等の開発・販売のほか、バイオ燃料の生産に向けた研究を行っています。また、2014年より行っている、バングラデシュの子どもたちに豊富な栄養素を持つユーグレナクッキーを届ける「ユーグレナGENKIプログラム」の対象商品を、2019年4月より化粧品を含む全グループ商品に拡大。2012年12月東証マザーズに上場。2014年12月に東証一部市場変更。「Sustainability First(サステナビリティ・ファースト)」をユーグレナ・フィロソフィーと定義し、事業を展開。https://euglena.jp

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