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高齢者世代を「シニア」と呼んでいいのか?65歳以上の年齢認識とギャップに迫る

PR TIMES / 2024年7月12日 14時40分

~60代の4割以上が、自分は「実年齢マイナス5歳」と回答。フレイルチェックでは実態とのかい離が明らかに~



超高齢化社会を本格的に迎えている日本において、「高齢者(シニア)」に対するイメージ及び自己認識は大きく変化しています。例えば、一般的に「高齢者」と定義される65歳以上の方々は、ご自身を「シニア」と呼ぶでしょうか?一方で、その方々の健康状態、実態はどうでしょう?

シニア市場の事業立ち上げから商品・サービス設計、テストマーケティングまで、一気通貫にご支援する株式会社チェンジウェーブグループ(本社:東京都港区、代表取締役社長:佐々木裕子、以下「チェンジウェーブグループ」)は、高齢者の年齢認識と実態とのギャップを独自調査し、シニア市場の事業開発・マーケティング戦略が陥りがちな失敗ポイントを考察しました。
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/38460/152/38460-152-fa1de9361cff004c3e1bbe65192d9799-540x416.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


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高齢者世代の自己年齢認識調査
「高齢者世代を『シニア』と呼んでもいいのか?65歳以上の年齢認識とギャップに迫る」
ダウンロードURL:https://form.k3r.jp/lyxis/wp23dl20240703  
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- 「実年齢マイナス5歳以上」が6割以上!高齢者の年齢認識を探る
- フレイルチェックによる身体的・精神的な状況はどうか
- 自己認識と健康状態にギャップがある高齢者は4割以上

1.実年齢マイナス5歳以上」が6割以上!高齢者の年齢認識を探る
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/38460/152/38460-152-3230998489393acd1ea89e26f3166540-709x467.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
株式会社チェンジウェーブグループ「高齢者世代を『シニア』と呼んでもいいのか?65歳以上の年齢認識とギャップに迫る」


今回の調査では、65歳以上の男性71名、女性31名、計102名の方にご回答いただきました。

まず、60代・70代・ 80代の各年代で、「実年齢と比べて、自分の健康状態はどれくらい若い/老けているか」伺いました。60代では61%、70代では55%、そして80代では78%の人が、実年齢と比べて自分の健康状態(から感じる年齢)は若い、と答えています。
80代では、自己認識する年齢が実年齢より15歳以上も若いという方が38%いました。仮に回答者が80歳であれば、自己認識は65歳となりますので、後期高齢者(75歳以上)であっても、まだ高齢者の入り口くらいの健康状態(年齢)である、という認識を持っていることになります。
実年齢と自己認識する年齢の差異は、年代が上がるほどが大きくなっていることもわかります。
2.フレイルチェックによる身体的・精神的な状況はどうか
一方で、実際の身体的、精神的な状況はどうでしょうか。
加齢に伴う健康状態や生活の質に影響を及ぼす概念として「フレイル(Frailty)」を例に考えてみます。
「フレイル」は老化に伴って身体的・精神的・社会的な脆弱性が増加し、日常生活の自立が困難になる状態を指し、J-CHS基準をベースとした簡易チェックで確認ができます。

[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/38460/152/38460-152-29f19be71457c11a64cd645d56b36ad0-1069x320.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


簡易質問形式で確認したところ、60代では50%、70代では40%、80代では48%の人が、フレイルに移行する前のプレフレイルの状況か、既にフレイル状況にあることが分かりました。

[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/38460/152/38460-152-f883ccce505433fd2b511ebcb9d0ab6b-1598x624.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
株式会社チェンジウェーブグループ「高齢者世代を『シニア』と呼んでもいいのか?65歳以上の年齢認識とギャップに迫る」

3.自己認識と身体状況にギャップがある高齢者は4割以上いる

では、この「フレイル」・「プレフレイル」の状態にある方々はご自身の年齢・健康状態に対してどんな認識を持っていたでしょうか。
「実年齢と比べて、自分の健康状態はどれくらい若い/老けているか」という質問に対する回答を見ると、「フレイル」・「プレフレイル」の状態にある方々のうち、60代と70代では47%、80代では62%が実年齢と比べて自分の健康状態は若いと答えていました。

[画像5: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/38460/152/38460-152-0244c3e1f8797cd1403ea45ee0cdd23a-2278x1317.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
株式会社チェンジウェーブグループ「高齢者世代を『シニア』と呼んでもいいのか?65歳以上の年齢認識とギャップに迫る」


実際には「フレイル」「プレフレイル」といった加齢に伴う身体的な脆弱性が出始めている状態の高齢者であっても、60代・70代では5割近く、80代では6割以上の方が「自身の健康状態は実年齢より若い」と考えています。
このギャップをどう捉えていくか、高齢者やそのステークホルダーに対してアプローチする際の重要な視点と言えます。

高齢者市場における事業開発では「真のニーズ・課題と自己認識のギャップ」や「イメージとのかい離」「個別性」をどこまで理解できるかが成否を分けるポイントとなります。
チェンジウェーブグループでは、高齢者本人はもちろん、その家族、ケアマネージャー、介護事業所等のリアルな声・実態を調査できる場を持っております。また「シニアケア」のプロとビジネスに知見を持つメンバーで、事業の立ち上げから商品・サービス設計、テスト・マーケティングまで、一気通貫にご支援させていただきます。
仕事と介護の両立支援、ビジネスケアラー関連の調査結果も有しておりますので、どうぞお気軽にご相談ください。


【本調査の概要】
手法:インターネット調査
期間:2024年6月24日‐25日
対象:65歳以上の男女102人
(男性71人、女性31人)


[画像6: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/38460/152/38460-152-79277a7ed16aa33ea019f4addcd7e491-661x439.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


【お問い合わせ】
株式会社チェンジウェーブグループ ビジネスソリューション部門
bizz@changewave-g.com

【参考】シニア市場分析資料一覧
https://www.lyxis.com/service/download.html

【会社概要】
社名  株式会社チェンジウェーブグループ
代表  代表取締役社長 佐々木裕子
所在地 東京都港区南青山2-26-32 セイザンI 1202
HP https://www.changewave-g.com
事業内容
仕事と介護の両立支援クラウド「LCAT」の提供をはじめとするビジネスケアラー支援
シニア領域での事業創造支援
ダイバーシティ推進・組織変革・人材育成のコンサルティング・研修等

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