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秋の夜長は横浜港の夜景をバックに能を楽しむ!今までなかった“現代の能舞台”『赤レンガ薪能』を徹底解剖。

PR TIMES / 2016年9月13日 14時18分

横浜能楽堂外ノ芸術祭2016 「赤レンガ薪能」in 横浜赤レンガ倉庫

「薪能」とは、夏場の夜間に野外でおこなわれる能や狂言の舞台公演のこと。
本来は神社仏閣などの敷地でおこなわれますが、今回は特別に赤レンガ倉庫の広場で開催。
さらに舞台は画家、照明デザイナーとのコラボレーション。
夜のベイブリッジを借景に繰り広げられる“現代の能舞台”『赤レンガ薪能』をお見逃しなく!



横浜赤レンガ倉庫で「薪能」が開催されるのは今回が初めての試み。
観世流の実力派・梅若紀彰が能「船弁慶」を舞い、いま最も注目されている画家・山口晃が「鏡板」を揮毫し、国際的に活躍する照明デザイナー・石井リーサ明理が照明デザインを担当。
とにかく壮大な一大プロジェクトなんです!
そんな『赤レンガ薪能』を徹底解剖いたします。



注目の画家が透明な板に描いて製作された「鏡板」


 
『赤レンガ薪能』公演に先立ち、先日の8 月26 日にみなとみらいクイーンズスクエア横浜で、「鏡板」の公開制作が行われました!公開制作の模様はコチラ↓

[動画: http://www.youtube.com/watch?v=KJQNkJtJrh4 ]



能舞台に欠かせない「鏡板」(=能舞台の奥にある松の描かれた板)は、現代美術の世界に新風を巻き起こし、いま最も注目される画家・山口晃氏が、横浜港の夜景が見えやすいよう透明な板を用いて制作しました。
“鏡板はあくまで脇役”“観客の目が絵ではなく、舞いに行くようにしたい”と語る山口氏ですが、透明な「鏡板」が夜の横浜港を背景にどのように浮かび上がるのか、想像するだけで楽しみですね♪

[画像1: http://prtimes.jp/i/14302/153/resize/d14302-153-909098-5.jpg ]


画家・山口晃

東京生まれ、群馬県で育つ。東京藝術大学大学院美術研究科絵画専攻(油画)修士課程修了。 現代のアートシーンで注目を集める画家。水戸芸術館現代美術ギャラリー、鹿児島県霧島アート の森など全国各地で個展。平等院養林庵書院に襖絵を奉納。第4回岡本太郎記念現代芸術大賞優 秀賞を受賞、『ヘンな日本美術史』で第 12 回小林秀雄賞を受賞。近著に『山口晃 大画面作品集』。





国際的に活躍する照明デザイナーによる舞台のライティング


子どもの頃から伝統芸能をみてきたという石井リーサ明理氏。特に「薪能」に関してはフラストレーションがあったそうです。それは人工的な照明が当たるせいで、せっかくの薪の明かりが台無しになり、舞台がフラットな印象になってしまうということ。“現代のべったりした光にならないよう、また能は前半後半で雰囲気が違うのでそれを助長できるような明かりにしたい”という、自らの鑑賞体験にもとづいた石井氏の力強いコメントから、今回の制作に対する意気込みが感じられます。
また石井氏の母・石井幹子氏は、なんとベイブリッジのライトアップを手がけた世界的に有名な照明デザイナ—。今回はそのベイブリッジを背景に新たな照明の世界を作り上げるという、照明デザイナー親子のコラボレーションも見逃せません!

[画像2: http://prtimes.jp/i/14302/153/resize/d14302-153-645688-0.jpg ]


照明デザイナー・石井リーサ明理

東京生まれ。東京藝術大学美術学部、東京大学総合文化研究科修士課程修了。 日米仏でアートとデザインを学び、現在パリと東京を拠点に、世界各地のプロジェクトに参加。 主な作品にポンピドー・センター・メッス、シェルブールの給水塔など。仏照明デザイナー協会 照明デザイン大賞など受賞多数。母は、世界的な照明デザイナー・石井幹子。著書『アイコニッ ク・ライト』など。



初心者でも親しみやすい「“あらすじ”付きの能」「チケット価格設定」



能は、港の近くというロケーションを考慮し選曲された「船弁慶」。「平家物語」を基に作られ、都落ちした義経一行と平家一門の亡霊との戦いがみどころです。室町時代からの歴史をほこる観世流の名門・梅若六郎家五十五世梅若六郎の孫として生まれ、高い評価を得ている実力派・梅若紀彰氏が舞います。
梅若氏いわく「船弁慶」は大変人気の曲でご自身も大好きな曲とのこと。今回はいつもと少し違った演出を考えているそうですが、“秘すれば花ということで、今の段階で全てを明らかにするのは控えたい”とおっしゃっていました。当日の舞いがますます楽しみですね!

[画像3: http://prtimes.jp/i/14302/153/resize/d14302-153-215869-1.jpg ]

狂言は、夏の情緒の漂う「蚊相撲」 を上演。「武家式楽」の伝統を受け継ぐ山本東次郎家一門で、注目の若手・山本則重らが演じます。夏の終わりにふさわしい曲ということで選ばれました。

どちらも初めて能をみる人でも文句なく楽しめる曲ですが、さらに今回は日本語と英語であらすじを用意し、タブレットやスマートフォンで見ることができるように配信。当日配られるQRコードで簡単にアクセスすることができ、会場時と上映中にあらすじと解説をみることができます。
能や狂言の舞台を、予備知識を持たずにふらっと訪れても楽しむことができる絶好の機会です!

[画像4: http://prtimes.jp/i/14302/153/resize/d14302-153-294602-2.jpg ]

またチケットは幅広い価格設定をもうけており、既に完売となってしまった正面から鑑賞できる特等席と一等席の一方で、自由席は「薪能」としては破格の2000円に設定。初めての方でも気軽にお試しできる席となっています。通りがかりで様子が気になって、やっぱり見てみようかな?と思った時でも入りやすいですね!

気になってはいたけれど、なかなか敷居が高くてみる機会がなかったという方も、是非『赤レンガ薪能』で能と狂言デビューをしてみてください♪


[表: http://prtimes.jp/data/corp/14302/table/153_1.jpg ]


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