サステナブルな製品開発を加速させる考え方「カーボンニュートラルデザイン」を策定
PR TIMES / 2024年11月11日 14時15分
製品ライフサイクル全体でCO2排出を最小化するものづくりを目指す
株式会社オカムラ(本社:神奈川県横浜市、代表取締役 社長執行役員:中村 雅行)は、2050年度カーボンニュートラルの実現に向けたサステナブルな製品開発において、環境負荷を低減した製品の開発をさらに推進するため、「カーボンニュートラルデザイン」の考え方を策定しました。
「カーボンニュートラルデザイン」は、製品の原材料調達から製造、販売、使用、廃棄まで製品ライフサイクル全体でCO2の排出を最小化するものづくりを目指していく考え方です。再生可能エネルギーの利用や効率的な資源管理を重視し、CO2削減に貢献するさまざまな取り組みにより、環境負荷を減らすことを目的としています。
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オカムラグループは、2050年度カーボンニュートラルの実現を目指してCO2排出量削減目標を設し、さまざまな取り組みを展開しています。1997年よりGREEN(環境配慮)のWAVE(波)を自ら起こし、その波に乗るという「GREEN WAVE(グリーン・ウェーブ)」の考えの下に、製品に関するオカムラ独自の環境基準を策定し、環境に配慮した製品の拡充を図っています。2021年には、製品に関するオカムラ独自の環境基準の見直しを行うとともに、製品開発において、製品ライフサイクルの中で限りある資源をより長く有効に使用し、廃棄物の発生を最小化するものづくりを目指す「サーキュラーデザイン」の考え方を策定し、より環境負荷の少ない製品の提供に努めています。2022年には、製品ライフサイクルを通じてCO2の排出量を正しく計算し、排出量と同等の排出権(クレジット)付きの製品をお客さまに提供する「カーボンオフセットプログラム」を導入し、製品ライフサイクル全体でのCO2排出量を正確に計算し管理する取り組みを進めています。
「カーボンニュートラルデザイン」の策定により、製品の原材料調達から製造、販売、使用、廃棄までの製品ライフサイクル全体で環境負荷を低減した製品開発をさらに推し進め、CO2排出量の削減により積極的に取り組みます。
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■「カーボンニュートラルデザイン」に基づく取り組みについて
製品の開発において、原材料調達から製造、販売、使用、廃棄までの製品ライフサイクル全体でCO2排出量を把握(販売製品のカーボンフットプリントを算出)し、製品ライフサイクルの各段階でよりCO2排出を少なくする製品開発を目指します。
調達では、CO2排出量が少ない材料の採用。製造では、高効率の機械や省エネルギー型の設備導入などの製造プロセスの改善、製造過程での廃棄物削減と再利用・リサイクルの実施。販売においては、効率的な輸配送によるCO2削減や積載効率の向上。使用では、部品の共通化による長寿命化を図るなど、製品ライフサイクル全体で環境負荷を低減した製品開発を推し進め、CO2排出量の削減に積極的に取り組みます。
□オカムラウェブサイト GREEN WAVE Road to 2050スペシャルサイト
https://www.okamura.co.jp/corporate/sustainability/greenwave/
参考
■サステナブルな製品開発による製品例 タスクシーティング「Potam(ポータム)」
タスクシーティング「ポータム」(2022年11月発売)は、さまざまな環境配慮の取り組みが特徴の製品です。
- 配送効率を向上させる分割梱包
配送時に製品を分割した状態で梱包・出荷することで運搬における配送効率や燃費が向上し、CO2の排出を抑制します。
- リサイクル素材から生まれたファブリックの使用
廃棄生地をリサイクルした再生材使用率100%のファブリック「Twill(ツイル)」や、日本の使用済み漁網をリサイクルしオカムラが開発したニット素材「Re:net(リネット)」を張材にラインアップしています。
- 使用済み製品をリサイクルする「Re:birth(リバース)」プロジェクトで開発したリサイクル脚を使用
製品として使用済みの樹脂脚を回収し、分別・粉砕を経て、再び新たな樹脂脚として生まれ変わったリサイクル脚をラインアップしています。
- ハイブリッドクッションの使用(ラインアップに追加予定)
100%リサイクルが可能な「三次元網状繊維構造体」と家具へのリサイクルが課題のウレタンクッションを併用することでウレタンクッションの総使用量を大幅に減らし、リサイクル率向上を目指したハイブリッドクッションをラインアップに追加予定です。
―オカムラの地球環境への取り組み―
オカムラグループは、2050年を見据えたカーボンニュートラル実現を目指しています。そのマイルストーンとして、2030年度のCO2排出量の削減目標を2020年度比50%としました。この削減目標は、パリ協定に準じた世界の平均気温上昇を産業革命以前に比べて1.5℃に抑えるための科学的根拠に基づいた目標であるとして、国際的なイニシアチブ「SBTi (Science Based Targets initiative)」による認定を取得しています。
オカムラグループの経営重要テーマの一つである「地球環境への取り組み」において「気候変動問題への貢献とカーボンニュートラルの実現」を重要課題として掲げ、事業活動におけるサプライチェーン全体を通じた地球環境負荷の低減を推進しています。また、「サーキュラーエコノミーの推進」「持続可能な自然資源の利用と保全」という視点からも、取り組みを進めています。
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