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長野森林組合とバイウィルが森林クレジットの創出に向け、契約を締結

PR TIMES / 2024年7月12日 14時40分

森林経営によるJ-クレジットの創出を通じて、地域の森林保全と脱炭素に貢献



日本全国47都道府県のカーボンニュートラル実現を目指す株式会社バイウィル(本社:東京都中央区、代表取締役社長:下村 雄一郎、以下「バイウィル」)は、長野森林組合(本所:長野県長野市、代表理事組合長:和田 智)と、適切な森林管理によるJ-クレジット(*1)創出・販売に向けた契約を締結しました。

なお、本契約は、株式会社八十二銀行(本店:長野県長野市、取締役頭取:松下 正樹、以下「八十二銀行」)とのビジネスマッチング契約に基づく紹介によるものです。

本契約により、バイウィルは長野森林組合が管理する森林からのJ-クレジット創出について、申請手続きから販売先の探索までを一貫して受託・代行します。この取り組みを通じて、長野県を中心とする地域のカーボンニュートラル実現に貢献します。

[画像: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/13100/158/13100-158-cd5cbc892c20876f5b94790ec9e209b7-3000x1688.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
長野森林組合の管内の森林


*1:J-クレジットとは、省エネ設備の導入や再生エネルギーの活用等、事業者による脱炭素活動により得られたCO2等の温室効果ガスの排出削減量や吸収量を「クレジット」として国が認証したもの。発行されたクレジットは他の企業等に売却することでき、購入者はカーボンオフセットに活用することができる。

【締結日】
2024年6月14日 (金)

【契約締結の背景】
事業者や自治体のカーボンニュートラル実現に向けたひとつの手段が、「環境価値」を取引できる形にしたカーボンクレジットや非化石証書などを活用して、自社では削減しきれない温室効果ガス排出量を埋め合わせる「カーボンオフセット」です。
ですが、環境価値の創出には、創出手続きにかかる多額の費用や時間、そして、販売への不安などの障壁があります。
バイウィルはそれらを取り除くべく、創出手続きの代行および申請費用の負担、さらに販売先の探索代行を行うことで、全国各地にてJ-クレジットをはじめとする環境価値の創出量・流通量の増加を目指しています。

また、創出元については、地域の金融機関を中心とするパートナーより紹介を受けることで、全国各地で環境価値の創出に取り組めています。本件も、八十二銀行から長野森林組合の紹介を受け、契約締結に至りました。

【長野森林組合の脱炭素に向けた取り組み】
長野森林組合は長野市に本所を、周辺8市町村に支所・事業所を設けており、組合員の委託だけでなく国・県・市町村有林も含めた地域の森林整備を推進しています。

また、長野県SDGs推進企業登録制度に参加し、小・中学校が行う「木育」への積極的な協力実施等による、SDGsへの取り組みも活発です。持続可能な林業を目指して再造林・保育面積の拡大等の森林整備事業を進めるだけでなく、1級建築士事務所を擁し、木造建築や木材製品販売の拡大によって長期のCO2固定量の増加を図るなど、森林環境保全と林業発展を通じて地球温暖化防止に貢献しようと積極的に活動しています。

今回、J-クレジット創出によって地域脱炭素に向けて前進し、その収益をさらなる森林保全に還元すべく、バイウィルとともに取り組みを始めることとなりました。

【具体的な取り組みおよび今後の展望】
バイウィルは、長野森林組合が管理する森林の適切な管理によるCO2吸収量を、J-クレジットとして申請する手続きおよび申請費用を負担します。
簡易算定の結果、認証対象となる8年間のCO2吸収量は19,184t-CO2を見込んでおり、2024年度中のプロジェクト登録を目指し、手続きを進めてまいります。

長野森林組合が管理する森林からJ-クレジットを創出し、流通させることで、地域のカーボンニュートラルの実現に貢献します。

【長野森林組合 代表理事組合長 和田 智様  コメント】
長野森林組合は長野市、須坂市、千曲市、坂城町、小布施町、高山村、飯綱町、信濃町、小川村の9市町村を管内とする森林組合です。現在森林経営計画面積は9,363haとなり、積極的に森林整備を進めております。
2050年カーボンニュートラル社会の実現に向け、CO2吸収源としての森林の新たな価値であるJ-クレジット創出は、森林組合が社会に貢献できるタイムリーな取組ととらえております。
しかしながら、J-クレジット創出については、認証手続きの煩雑さや、初期投資リスク、さらに完売の保証がない中での取組となるため、協同組合としての森林組合にとって障壁が高い内容でもありました。

今回、縁あって地元地銀の八十二銀行様を通じバイウィル様をご紹介いただきました。
バイウィル様のご提案内容は、こういった課題が解消される提案であり、慎重に検討した末に連携させていただくこととなりました。
気候変動に伴い、今後、豪雨や猛暑のリスクが更に高まることが予想されています。本連携が、脱炭素社会実現への一助となり自然災害の抑制と、地域の森林整備の拡充および、森林の持つ多面的機能の保全に貢献できるものと期待しております。

【長野森林組合 概要】
■名称:長野森林組合
■住所:長野市大字稲葉字上千田沖134番地2
■代表者:代表理事組合長 和田 智
■設立:2001年2月1日
■事業内容:
・森林整備・森林管理
・木材の生産・加工

【バイウィル 会社概要】
■社名:株式会社バイウィル
■住所:東京都中央区日本橋2-3-21 群馬ビル6階
■公式サイト:https://www.bywill.co.jp/
■代表者:代表取締役社長 下村 雄一郎
■設立:2013年11月11日
※2023年4月1日より、株式会社フォワードから株式会社バイウィルに社名変更
■事業内容:
・環境価値創出支援事業(クレジット創出)
・環境価値売買事業(クレジット調達・仲介)
・脱炭素コンサルティング事業
・ブランドコンサルティング事業
■パーパス:
『ずっと愛される日本を。意志の力で。』
常に変わりつづける世界の中、価値は多様化し、正しさも不確実なこの時代。
だからこそ、バイウィルは意志の力を信じ、あらゆるサステナブルな変革を後押しすることで、次世代にも誇れる日本を創ることに貢献します。

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