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ベーリンガーインゲルハイム、アジアでのアニマルヘルス事業構築で さらに前進

PR TIMES / 2013年8月27日 18時58分

・中国秦州市における最大級の動物薬製造工場の着工式 ・投資額5,800万ユーロ ・200の雇用機会を創出予定

2013年8月16日 中国/江蘇省秦州市、ドイツ/インゲルハイム
中国江蘇省秦州市のチャイナ・メディカル・シティと提携している研究開発主導型製薬会社のベーリンガーインゲルハイムは、このほど、チャイナ・メディカル・シティ(中国秦州市医薬ハイテク産業開発区)において動物用ワクチン製造工場の着工式をとり行いました。この共同事業への総投資額は5,800万ユーロで、完成すれば、アジア最大級の動物用ワクチン製造工場となります。建設完了予定は2015年6月で、約200の雇用機会が創出される予定です。

アニマルヘルス事業担当取締役のDr. ヨアヒム・ハーゼンマイヤーは次のように述べています。「中国は世界で最も重要なアニマルヘルス市場の一つです。このプロジェクトを機に、私たちは中国におけるワクチン事業の総合的なバリューチェーンを本格的に構築します。秦州市のチャイナ・メディカル・シティは、何よりも地理的に恵まれ、健全な投資環境が整っていると同時に優秀な人材が集まっており、ベーリンガーインゲルハイムの望む最適なビジネスパートナーと言えます。このプロジェクトは、私たちの中国に対する継続的な投資へのコミットメントを示すものです」。

ベーリンガーインゲルハイムは、アニマルヘルス分野で約60年の実績をもつ市場のリーディングカンパニーであり、豚用ワクチンにおける世界最大の企業です。今回の共同事業を通じ、ベーリンガーインゲルハイムは中国にアニマルヘルスの先端技術を導入し、中国におけるアニマルヘルス分野の発展促進に貢献していきます。また、この共同事業が中国の畜産分野のけん引役としてアニマルヘルス分野に高品質の革新的な科学的ソリューションをもたらすものと期待しています。この製造工場では主に、豚用および鶏用ワクチンを製造する予定です。

秦州市常任委員会メンバーでチャイナ・メディカル・シティの代表を務めるルゥ・チュンユイン(Lu Chunyun)は次のように述べています。「ベーリンガーインゲルハイムは世界のアニマルヘルス分野、なかでも豚用ワクチンにおいて、マーケットリーダー的役割を担っています。また、チャイナ・メディカル・シティは中国で唯一の国家レベルの医薬ハイテク産業開発区です。この両者の提携により、相乗効果が期待でき双方にプラスとなる状況が生まれると期待しています」。

Dr. ハーゼンマイヤーは、「ベーリンガーインゲルハイムのビジョンは、中国の畜産家から信頼されるパートナーとなり、中国の食の安全に貢献することです。アニマルヘルス事業は、ベーリンガーインゲルハイムの戦略的柱である医療用医薬品、コンシューマーヘルスケア、バイオ医薬品、生産といった事業部門と並んで、引き続き中国におけるより良い健康の実現を目指していきます」とコメントしています。

2012年、ベーリンガーインゲルハイム チャイナのアニマルヘルス事業部門は、中国においてグローバルに事業を展開する製薬会社のトップ3にランクインしました。その成功の最大の後押しとなったのは、動物用ワクチン事業の成長で、サーコウイルスから豚を守るインゲルバック(R) サーコフレックスをはじめ、動物用ワクチンの主要製品は、市場できわめて高い評価と成功を得ています。また、ベーリンガーインゲルハイムは昨年初頭、上海張江ハイテクパークにアジア動物薬研究開発センター(Asian Veterinary Research and Development Center: AVRD)も設立しています。


ベーリンガーインゲルハイムについて
ベーリンガーインゲルハイムグループは、世界でトップ20の製薬企業の1つです。ドイツのインゲルハイムを本拠とし、世界で140の関連会社と46,000人以上の社員が、事業を展開しています。1885年の設立以来、株式公開をしない企業形態の特色を生かしながら、臨床的価値の高いヒト用医薬品および動物薬の研究開発、製造、販売に注力してきました。

ベーリンガーインゲルハイムにとって、社会的責任を果たすことは、企業文化の最も重要な柱です。事業を展開する世界の国々において、社会問題に取り組み、社員とその家族を思いやり、全社員に平等な機会を提供することが、 ベーリンガーインゲルハイムの基盤です。そして、尊重と誠実を重んじ、環境保護と持続可能な社会の実現に向けて貢献することが、ベーリンガーインゲルハイムの本質であり使命です。

2012年度は147億ユーロ(約1兆5,086億円)の売上高を達成しました。革新的な医薬品を世に送り出すべく、医療用医薬品事業の売上の22.5%相当額を研究開発に投資しました。

日本ではベーリンガーインゲルハイム ジャパン株式会社が持ち株会社として、その傘下にある完全子会社の日本ベーリンガーインゲルハイム株式会社(医療用医薬品)、エスエス製薬株式会社(OTC医薬品)、ベーリンガーインゲルハイム ベトメディカ ジャパン株式会社(動物用医薬品)、ベーリンガーインゲルハイム製薬株式会社(医薬品製造)の4つの事業会社を統括しています。
ベーリンガーインゲルハイム ベトメディカ ジャパンは、日本の動物用医薬品市場で、豚、牛、家禽といった畜産分野、及び、コンパニオンアニマルの健康分野に注力し、製品の開発、マーケティング、販売を展開しています。

詳細は下記をご参照ください。
http://www.boehringer-ingelheim.com/ 
(ベーリンガーインゲルハイム)
http://www.boehringer-ingelheim.co.jp/    
(ベーリンガーインゲルハイム ジャパン)

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