SDGs推進「地球の森守りプロジェクト」始動!異常気象で自然災害が多発するなか、木造建築の世界的な匠とともに環境・減災意識を醸成
PR TIMES / 2020年8月28日 18時15分
木造注文住宅を手がける株式会社アキュラホーム(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:宮沢俊哉)は、2020年9月1日より「地球の森守りプロジェクト」をスタートします。このプロジェクトではアキュラホームグループならびにスマートアライアンスビルダーメンバー(以下アライアンスメンバー※1)が世界で活躍する木造建築に関わる匠たちから協力を得て、手作りする環境貢献アイテムを開発。9月の防災月間に合わせてワークショップを開催して広めていきます。一人ひとりの環境貢献と減災意識を高めて地球の明るい未来の実現を目指します。
カンナ削りの「木のストロー」を用いた環境貢献活動
2018年に発生した西日本豪雨では大規模な土砂災害により甚大な被害がもたらされ、その要因の一つとして、間伐などの森林管理が適切に行われていなかったことが挙げられました。当社はこれを受け、間伐材を活用したカンナ削りの「木のストロー」を世界で初めて開発。間伐による森林保全につながるだけでなく、世界的問題となっている廃プラ問題の解決に寄与するアイテムとして評価され、昨年開催されたG20大阪サミットでも採用されました。2020年1月には、さらなる普及を目指すべく「1,000万本の木のストロープロジェクト」を開始。日本の木の文化やものづくりの精神などを、訪日客を通じて世界中に伝え、世界の環境改善に貢献することを目的に始動しましたが、新型コロナウイルス感染症の影響で中断を余儀なくされました。しかしながら、先日の九州豪雨(令和2年7月豪雨)を受け、森林管理の必要性を再認識すると共に、地球規模の災害とも言えるコロナ禍でも、明るい地球の未来を作るためにできることがあるという思いのもと、7月に活動を再開。木のストロー手作りキットを用いた普及活動や、環境貢献活動とともに、木のストローの普及を行う「エシカルパートナー」の募集を行うなど、環境問題の解決に向け取り組んでまいりました。これまでの活動が認められ、第29回地球環境大賞「農林水産大臣賞」を受賞しました。
防災月間に合わせて日本の木造建築に関わるの匠たちとともに「地球の森守りプロジェクト」をスタート
[画像1: https://prtimes.jp/i/8413/159/resize/d8413-159-895932-0.jpg ]
本プロジェクトでは、木造建築に関わる世界的な匠である堀木エリ子氏(和紙作家)、杉本広近氏(数寄屋大工)、横田栄一氏(組子職人)、和田伊弘氏(組子職人)、一松春男氏(輪島塗士)、久住有生氏(左官職人)、比地黒義男氏(庭師)と協力。木のストローに続く環境貢献アイテム(創作和紙キット、名刺入れ、組子細工)を開発しました。これらは捨てざるを得ない建築用の和紙の残原料、建築材料の端材などを用いて作られています。いずれも木を使うことから間伐の大切さや素材の重要性を発信するとともに、木や和紙などの生活への密接な関わり、匠の技による芸術的価値を伝え、作る楽しさ、喜び、森、地球環境について考える場としていきます。創作和紙キットは、芸術の秋に、皆様にものづくりを楽しんでいただけるように企画を進めています。9月には匠と共にワークショップイベントを全国各地で開催します。今後はアキュラホームグループ並びにアライアンスメンバー、ジャーブネット全国工務店やエシカルパートナーにてワークショップ開催や販売を行っていく予定としています。
「地球の森守りプロジェクト」SDGs目標達成に向けて
国連サミットで採択されたSDGsの目標達成に向けて、アキュラホームでは積極的な活動を行います。2030年までの10年間で総額10億円の予算を投入して「地球の森守りプロジェクト」を実施してまいります。
匠による環境貢献アイテム
[画像2: https://prtimes.jp/i/8413/159/resize/d8413-159-625927-1.png ]
和紙作家 堀木 エリ子 氏
「建築空間に生きる和紙造形の創造」をテーマに、2700×2100mmを基本サイズとしたオリジナル和紙を制作。
和紙インテリアアートの企画・制作から施工までを手掛ける。
「日本建築美術工芸協会賞」「京都創造者賞/アート・文化部門」など受賞歴多数。
[画像3: https://prtimes.jp/i/8413/159/resize/d8413-159-176230-2.png ]
数奇屋大工 杉本 広近 氏
日本では数少ない数寄屋造りの大工職人。
国内にとどまらず、海外からのオファーも多い。
東日本大震災の復興支援に力を入れ、ボランティアで神楽舞台を製作。早池峰神楽(ユネスコ無形文化遺産)公演などに使用される。
[画像4: https://prtimes.jp/i/8413/159/resize/d8413-159-490051-3.png ]
組子職人 横田 栄一 氏 (左)
伝統の技に裏打ちされた精微で美しい建具(組子細工)が高い評価を得て全国建具展示会で内閣総理大臣賞を5度受賞。
1988年に『現代の名工』労働大臣表彰、1999年に『黄綬褒章』、2016年には『旭日雙光章』を授与された。
組子職人 和田 伊弘 氏 (右)
3代続く建具屋の家業を継承する傍らで組子細工に魅せられ組子細工の製作を始める。
その功績が認められ平成22年には群馬の名工に選出されている。受賞歴は群馬県知事賞をはじめ商工会議所会長賞など多数。
匠が参加するワークショップ開催概要
木造建築に関わる世界的な匠たちが直接教えるワークショップを全国で開催します。
下記の日程は匠が特別講師を務めるワークショップで全国17拠点をオンラインで結んでの開催となります。
組子細工ワークショップ 講師:和田伊弘氏(組子職人)
日時:9月19日(土)10:30~
和紙漉きワークショップ 講師:堀木エリ子氏(和紙作家)
日時:9月22日(火)10:30~
木のストローワークショップ 講師:杉本広近氏(数寄屋大工)
日時:9月26日(土)10:30~
※木のストローワークショップは全国130か所の当社拠点にてすべての土日祝日で実施します。
その他の貢献活動
アキュラホームグループでは災害時に支援施設に変わる住宅展示場を、2019年に日本で初めてオープンさせました。現在は6拠点が指定されています。日産自動車と災害連携協定を締結して電力の提供を行います。また井戸水の提供、災害備蓄品の提供など地域貢献、家守り・まち守りを行っています。
また環境面では2003年より太陽光発電搭載住宅を推進。近年ではZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)を標準とするなど、環境負荷の少ない住まいづくりを長年推進してきました。また、山に木を植える植林活動や地域の小学校で木育授業を実施し、森の大切さやものづくりの楽しさを伝えると共に、間伐材を活用した学習机の天板を寄贈する木望の未来プロジェクトを10年以上前から実施。寄贈した天板は累計1万4千枚を超えました。
垣根を越えて地球環境問題に貢献するエシカルパートナーを募集中
エシカルパートナーとは、当社、そして日本を代表するものづくりの匠たちと共に、環境貢献活動に取り組みながら、SDGsの目標達成に向けて木のストローや環境貢献アイテムの普及を行う同志を指します。具体的には、環境に優しいカンナ削りの「木のストロー」作りを体験することで、環境意識の向上と地球環境問題の改善に努めるとともに、これに共に取り組みます。ワークショップなどを通じて環境に優しいアイテムを普及させる活動をともに行うことで、消費者の環境意識の向上に寄与します。今後さらに深刻化すると言われている地球環境問題解決に取り組むパートナーが続々参加しています。
アキュラホームグループ
(株)アキュラホーム、(株)アキュラホーム埼玉中央、(株)アキュラホーム東京中央、(株)アキュラホーム埼玉西
(株)オカザキホーム(愛知県)、(株)福工房(静岡県)、(株)ハウスロジコム(東京都)
※1:スマートアライアンスビルダーメンバー(SABM)はアキュラホームが設立した、日本一を目指すビルダー集団です
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