6月1日 「sunabar-GMOあおぞらネット銀行API実験場-」にニーズ多数の「API認可機能」をいよいよ追加!
PR TIMES / 2022年6月1日 16時45分
~組込型金融の本格的実験・検証環境としてsunabarがパワーアップ!~
GMOあおぞらネット銀行株式会社(以下、当社)は、常時無償で利用いただける「sunabar-GMOあおぞらネット銀行API実験場-」(以下、sunabar)に、「API認可機能」を6月1日より新たに追加いたします。
【機能追加の背景】
当社の銀行APIは、お客さまの大事な資産を毀損しないようセキュリティの観点から、接続基準のチェックを行ったうえでご契約いただいた法人企業さまにご利用いただいています。しかしながら、多くの方からの「API接続契約前に開発に着手しておきたい」、「個人的に開発して試作アプリを会社に提案したい」、「システム開発の受託企業だが、クライアントに銀行APIを活用した経理システムの提案をしたい」といったニーズを受け、2020年4月に当社の口座をお持ちの方であれば、どなたでも銀行APIの実験が可能なsunabarの提供を開始しました。
これまでsunabarは、実際の取引にかかるAPIのシミュレータ機能が中心でしたが、開始当初から「認可機能もsunabarで試したい」というお声をいただいておりました。また、昨今の組込型金融(エンベデッド・ファイナンス)普及により、当社の「かんたん組込型金融サービス」をご利用になる企業さまも増加しており、ご利用企業さまの開発スピードを落とさないためにも本機能の追加開発を行いました。
これにより、これまで本番環境でしか実行できなかったAPIの認可利用設定のシミュレーションがsunabarでも可能となり、お客さまのアプリケーション開発のスピード向上に寄与します。
【API認可機能とは】
本番環境で銀行APIを動作させるには、認可フロー(下記「「API認可機能」概念図の赤枠内)が必要です。
その認可を行うためのシミュレーション機能をこのたびsunabarにて実装し、以下3つのAPIをsunabarに追加しました。
●認可リクエストAPI :「API認可機能」概念図(1)アクセス要求
プライベートアクセスでのAPI連携を希望するお客さまのリクエストを受け付け、ユーザーの認証・認可を得るためのAPI
●トークンエンドポイントAPI :「API認可機能」概念図 (3)認可コード発行~(5)トークン発行
認可エンドポイントで取得した認可コードを用いたアクセストークンの取得、およびリフレッシュトークンを用いたアクセストークンの更新を行うためのAPI
●ユーザー情報エンドポイントAPI
※ログインしたユーザーは、ほかと重複が起きない一意な識別子が必要な場合のみ利用
ユーザーが一意な識別子の取得を行うためのAPI
「API認可機能」概念図
[画像1: https://prtimes.jp/i/34650/160/resize/d34650-160-483883e56ba9b34e0652-0.png ]
【API認可機能の設定・確認方法】
sunabarポータル( https://portal.sunabar.gmo-aozora.com/login)(*1)のアカウント追加画面で、認可利用をONにすることで、「API認可機能」の使用が可能となります。
[画像2: https://prtimes.jp/i/34650/160/resize/d34650-160-41a19ae0c9b5b3553b99-4.png ]
(*1) sunabarポータルのご利用は、インターネットバンキングにて、sunabar利用の申込後にご利用いただけるサービスです。
詳細は、下記当社Webサイトよりご確認ください。
https://gmo-aozora.com/sunabar/tutorial/02.html
認証プロトコルは「OAuth2.0」と「OpenID Connect」(*2)が選択できます。認証タイプは「ベーシック認証」と「クライアントシークレット認証」のいずれかを選択できます。
(*2)当社ではアクセストークンの取得に必要な認可プロトコルとしてOAuth2.0およびOpenID Connectを用意し、接続企業さまのシステム仕様に合わせて選択いただけるようにしています。
「API認可機能」の設定状況の確認は、アカウント一覧にて、認可利用の状態を確認可能です。
[画像3: https://prtimes.jp/i/34650/160/resize/d34650-160-911d09de60ac37743525-5.png ]
【「sunabar-GMOあおぞらネット銀行API実験場-」について】
IT用語のサンドボックスを意味する「砂場」と、人が集いグラスを交わす「Bar」を組み合わせ名付けられた「sunabar」は、銀行API導入障壁を下げる取り組みの一環として2020年に誕生しました。
現在、sunabarは、国内銀行初※の常時開放したAPI開発のテスト環境である「銀行API実験場」と、開発者が集う「エンジニアコミュニティ」、銀行機能や新技術提供などシステム面から新規ビジネスの機会創出を支援する「よろず開発支援室」、資金面から開発支援を行う「資金調達支援」の4つの役割をもち、お客さま企業のサービスへ付加価値を提供しています。※2020年4月時点 当社調べ
[画像4: https://prtimes.jp/i/34650/160/resize/d34650-160-8bde0c7b9b4e95d6a5bb-3.png ]
【GMOあおぞらネット銀行株式会社について】
「すべてはお客さまのために。No.1テクノロジーバンクを目指して」をコーポレートビジョンに掲げ、新しいネット銀行として2018年7月に誕生しました。システム開発を内製化することで、お客さまに寄り添った金融・決済サービスをスピード感をもって提供しています。オンラインでの口座開設申込や、申込から利用開始までのスピード、各種手数料の安さ、利便性の高い資金調達サービス、銀行APIの充実などを理由に、スモール&スタートアップ企業のお客さまを中心にご利用が急増していることを受け、中長期の戦略として3つの大きな柱「1.スモール&スタートアップ企業向け銀行No.1」、「2.組込型金融サービスNo.1」、「3.テックファーストな銀行No.1」を掲げ、“お客さまのビジネスの成長=当社の成長”として、共に成長する銀行であるべく、当社一同、新たなシステムの開発や、サービスの提供などに向けて邁進しております。
【参考URL】
かんたん組込型金融サービス https://gmo-aozora.com/pfbank/
銀行API連携サービス https://gmo-aozora.com/pfbank/api-cooperation/
sunabar-GMOあおぞらネット銀行API実験場- https://gmo-aozora.com/pfbank/sunabar/
【GMOあおぞらネット銀行株式会社 会社概要】
本店:東京都渋谷区道玄坂1―2―3 渋谷フクラス
代表者:代表取締役会長 金子 岳人、代表取締役社長 山根 武
資本金:172億9,003万円
設立年月日:1994年2月28日
URL:https://gmo-aozora.com/
【かんたん組込型金融サービスに関するお問い合わせ】
GMOあおぞらネット銀行株式会社 企画・事業開発グループ
組込型金融プロダクトチーム
E-mail: embedded-finance@gmo-aozora.com
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