中央アフリカ共和国:避難民キャンプの治安悪化で医療活動を大幅縮小
PR TIMES / 2014年1月6日 9時29分
中央アフリカ共和国の首都バンギの空港におかれた避難民キャンプで、年末の2日間に銃撃戦が起き、2人の小さな子どもが命を落とし、40人の負傷者が国境なき医師団(MSF)の仮設診療所に運び込まれた。MSFは約10万人が避難する同キャンプで唯一の医療提供者だが、治安の悪化を受け、同地での医療活動の大幅縮小を決定した。
現在、空港内のMSF医療チームは、最小限の構成で、容態の深刻な患者、および他の医療施設に救急搬送が必要な患者に限定して対応を行っている。
また、MSFは同避難民キャンプで、2ヵ所の仮設診療所の新設、はしかの予防接種および栄養治療プログラムの開始を含む活動の拡大計画を一時的に保留した。
MSFは同避難民キャンプで、1日平均約500件の診療、100件の包帯交換や消毒、7件の分娩介助を行ってきたが、医療援助活動の再開には治安の向上が不可欠となっている。MSFはバンギ市内の2ヵ所の病院と、他の2ヵ所の避難民キャンプでの医療援助活動は継続している。
企業プレスリリース詳細へ
PRTIMESトップへ
この記事に関連するニュース
-
【連載】ミャンマーに生きる──戦闘の再燃したラカイン 絶え間ない恐怖にさらされるロヒンギャの人びと
国境なき医師団 / 2024年9月12日 17時7分
-
国境なき医師団、ガザで仮設病院を開設──続く病院への攻撃、今こそ医療の保護を
国境なき医師団 / 2024年9月3日 18時4分
-
スーダン:内戦開始から500日──人道支援の欠如により医療ニーズは急増
PR TIMES / 2024年8月30日 17時45分
-
スーダン:内戦開始から500日──人道支援の欠如により医療ニーズは急増
国境なき医師団 / 2024年8月30日 17時4分
-
【動画】フェンスの中のロヒンギャ──ミャンマーの現場を訪れた日本人スタッフの思いは
国境なき医師団 / 2024年8月25日 8時34分
ランキング
-
1「今買わないと後悔しますよ」 客を萎えさせる「店員の声かけ」はこれだ
ITmedia ビジネスオンライン / 2024年9月22日 8時5分
-
2福井のブランド米「いちほまれ」の新米、昨年より価格6割高で店頭に…生産量は2000トン増の見通し
読売新聞 / 2024年9月22日 8時43分
-
3「無料のモノはもらわない」お金のマイルール 日々を健やかに過ごす「失敗を許容するお金」
東洋経済オンライン / 2024年9月22日 9時0分
-
4「三菱商事、伊藤忠、ゴールドマン・サックス」がずらり…偏差値55なのに就職実績"最強"の「地方マイナー大学」の秘密
プレジデントオンライン / 2024年9月22日 10時15分
-
5「チープカシオ」なぜ人気? 安価だけではない、若者に支持される理由
ITmedia ビジネスオンライン / 2024年9月22日 7時10分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください