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伊藤 勉が平成30年度「卓越した技能者(現代の名工)」に選定 機械式腕時計の組立・調整技能で評価

PR TIMES / 2018年11月12日 13時40分

セイコーインスツル株式会社(代表取締役社長:小林 哲、本社:千葉県千葉市)の子会社である盛岡セイコー工業株式会社(代表取締役社長:竹中 雅人、所在地:岩手県岩手郡雫石町)の社員で、機械式腕時計の組立を行う伊藤 勉(いとう つとむ)が、このたび平成30年度「卓越した技能者(現代の名工)」として選定されました。「卓越した技能者」表彰制度は、卓越した技能を持ち、その道で第一人者と目されている技能者を厚生労働大臣が毎年一回表彰するものです。 



[画像1: https://prtimes.jp/i/10826/162/resize/d10826-162-190343-0.jpg ]



伊藤 勉は、2000年に盛岡セイコー工業の高級機械式腕時計の組立職場に配属、セイコーウオッチ株式会社(代表取締役会長 兼 CEO:服部 真二、本社:東京都中央区)が誇る高級機械式腕時計<グランドセイコー>に搭載される「キャリバー9S」の組立・調整を主に担当しています。

「キャリバー9S」は、グランドセイコーの針を正しく動かすためのメカニカルムーブメントで、その中には200点を超えるパーツが組み込まれています。「キャリバー9S」は、スイスのクロノメーター規格を上回る独自の精度規格を採用しており、そのため部品の組み立て、精度調整は難易度が高くなっています。なかでも機械式時計の心臓部といわれるひげ付きてんぷの調整は、ひげぜんまいと呼ばれる繊細な部品のわずかな歪みを、ピンセットを使って100分の1mm単位で修正するという卓越した技能が求められます。

伊藤 勉は、ひげ付きてんぷの調整をはじめとする高度な組立、調整技能を有しており、18年にわたりグランドセイコーの量産製造を支えてきました。そして、職場リーダーとして技能伝承に努めるほか、社内講座等での講師や時計技能競技会出場者の指導も手がけるなど、幅広く後進の育成に貢献しています。

さらに多数のメディア取材や、国内外でのセミナー、組立実演を通じて、日本の高級機械式腕時計の魅力や技術の高さをアピールし、機械式時計のファンや市場の拡大に貢献しています。これらの功績が認められ、今回の「卓越した技能者(現代の名工)」受賞となりました。

伊藤 勉(いとう つとむ)略歴】
1972年 6月 生まれ (46歳)
1991年 盛岡セイコー工業(株)入社。入社後、クオーツ時計の組立職場に配属
2000年 高級機械式時計の組立職場に配属
2003年 一級時計修理技能士 資格取得
2006年 いわて機械時計士技能評価 一級合格
2010年 時計技能競技全国大会 第一部門 準優勝
2013年 いわて機械時計士技能評価 IWマイスター合格
2013年 岩手県青少年卓越技能者 認定

[画像2: https://prtimes.jp/i/10826/162/resize/d10826-162-265714-2.jpg ]


グランドセイコー SBGJ203



[画像3: https://prtimes.jp/i/10826/162/resize/d10826-162-491838-1.jpg ]

メカニカルムーブメント キャリバー9S86


[画像4: https://prtimes.jp/i/10826/162/resize/d10826-162-516570-3.jpg ]

    ひげぜんまい


<グランドセイコー>の公式ウェブサイトアドレス www.grand-seiko.com

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