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FromプラネットVol.210 <映画に関する意識調査>

PR TIMES / 2023年8月15日 11時45分

映画「自宅で見たい」が4割超 ~動画配信サービス時代、映画との付き合い方は?~



[画像1: https://prtimes.jp/i/30978/162/resize/d30978-162-720812-pixta_64139212-2.jpg ]

 国内1,400社超が利用する日用品流通の情報基盤を運営する株式会社プラネット (所在地:東京都港区、代表取締役社長:坂田政一) は消費財や暮らしにまつわるトピックスをお届けする 『Fromプラネット』 の第210号として、映画に関する意識調査の結果をご紹介します。未掲載のデータ提供や当社担当者が解説を差し上げることもできますので、お気軽にお問い合わせください。
※回答率(%)は小数点第2位以下を四捨五入し同第1位までを表示しています。そのため、内訳の合計と表示値が異なる場合があります。

年間に1本以上の映画を見る人が約6割


 今回は、「映画」についての意識調査を行いました。
 まず、視聴形態を問わず、映画を年間でどのくらい見るかを聞いたところ(図表1)、「映画はまったく見ない」と回答した人が20.7%で、「年間に1本も見ないことがある」人が19.4%いました。
 残りの約6割の人は年に1本以上映画を見るということになりますが、そのなかでも割合が高いのが「年間に10本以上」(13.0%)で、次が「年間に1本以上」(10.8%)です。
 映画を見る人でも、多くは1本以上から20本未満に収まっています。
 男女別で見ると、男性のほうが年間視聴本数が多く、女性のほうが少ないという傾向があるようです。「映画をまったく見ない」から「年間に3本以上」までは、女性のほうが割合が高く、「年に5本以上」「年に10本以上」という人は男女がほぼ同じ割合で、「年間に20本以上」見る人は男性のほうが割合が高くなっています。
[画像2: https://prtimes.jp/i/30978/162/resize/d30978-162-004a26a5a6753e359b1d-2.gif ]

映画館に行く人はどのくらい?


 次に、映画館に行く頻度を聞くと(図表2)、「映画館に行く習慣はまったくない」という人が31.8%でした。また、「1年に1回も見ないことがあるが、映画館に行く習慣はある」という人は28.5%でした。2つの項目を合計すると、60%を超えます。
 1年に1回以上映画館に行く人のなかでは「1年に1回は見る」(11.7%)、「3ヶ月に1回は見る」(10.6%)、「6ヶ月に1回は見る」(9.2%)の順になっています。年間の視聴本数(図表1。「年間に10本以上」が13.0%)と比べて考えると、映画館以外で映画を見る人が多いことが伺えます。
[画像3: https://prtimes.jp/i/30978/162/resize/d30978-162-c5656de2fe6370d49fad-3.gif ]

映画館に行く人、半数は「飲み物を買う」


 映画館に行く習慣がある人を対象に映画館で買うものを聞くと(図表3)、最も割合が高かったのが「鑑賞中に飲むもの」 です。49.1%なので、約半数の人が飲み物を買うという結果です。
「鑑賞中に食べるもの」(33.0%)は飲み物と比べると割合が低いですが、それでも約3人に1人が購入しています。
 また、「映画パンフレット」は21.3%、「映画関連グッズ」は10.3%の人が買うようです。一方で、「映画館で買うものはない」という人は34.8%いました。
 男女別に見ると、ほとんどで男女差がないなかで、「映画関連グッズ」だけは5ポイント近く女性のほうが高くなっています。
[画像4: https://prtimes.jp/i/30978/162/resize/d30978-162-d5a833ec58f381f7ae29-4.gif ]

20代は「自宅よりも映画館で見たい」!?


 続いて、映画館に行く習慣がある人を対象に、映画館で同じ映画を複数回見る(リピートする)ことがあるかを聞くと(図表4)、「リピートしたことはない」人が61.4%と最も高い割合でしたが、「リピートしたことがある」が31.1%、「リピートすることがよくある」が7.4%でした。
 性年代別に見ると、男性は20代~40代で、女性は20代・30代で「リピートすることがよくある」人の割合が、ほかの年代と比べて高くなっています。「リピートしたことはない」という人は、男女ともに、年齢が上がるほど割合が高い傾向があります。
[画像5: https://prtimes.jp/i/30978/162/resize/d30978-162-cfc189b5714bf5f07222-5.gif ]

 また、映画を見ることがある人を対象に、映画を見るとき、映画館と自宅のどちらで見たいかを聞くと(図表5)、最も割合が高いのは「自宅で見たい」の42.3%です。「映画館で見たい」は30.8%、「どちらでもかまわない」は26.9%でした。
 ただ、興味深いことに、男女ともに20代のみが「自宅で見たい」人より「映画館で見たい」人が上回っています。
[画像6: https://prtimes.jp/i/30978/162/resize/d30978-162-281dea720743f443f477-6.gif ]

「俳優・声優」は女性のほうが気にしている


 映画を見る人を対象に、見たい映画を探すとき、何を基準に探すかを聞くと(図表6)、最も割合が高かったのが「ジャンル」(60.4%)でした。
 10%を超えた項目を順に見ると、「俳優・声優」(42.2%)、「テレビ番組やウェブ上の紹介動画」(20.8%)、「邦画・洋画の別」(20.3%)、「監督」(13.6%)、「雑誌やウェブなどの紹介記事」(11.0%)となります。
 「友人・知人のおすすめ」(9.2%)や「友人・知人以外の口コミ」(5.8%)など、口コミは紹介動画や紹介記事と比べると、影響が限定的のようです。勝手に入ってくる情報よりも、自分でお目当ての動画や記事を探して判断材料にしているような印象があります。
 また、男女別に見ると、「俳優・声優」(男性:35.2%、女性:49.2%)だけ、10ポイント以上の差がついています。
 今回、「あなたは動画配信のサービス(Amazonプライム・ビデオ、Netflixなど)を利用していますか」という質問もしていますが(図表不掲載)、「利用している」が37.4%、「利用していない」が62.7%でした。また、「レンタルビデオ店を利用する習慣があるか」も聞きました(図表不掲載)が、こちらは「習慣がある」が10.7%、「習慣はない」が89.3%でした。
 レンタルビデオ店よりも動画配信サービスのほうが、利用している人の割合が高いという結果ですが、配信されていれば、見たいと思った瞬間に見始められる手軽さだけでなく、ジャンルや俳優など、いろいろな基準で映画を簡単に探すことができるのも配信サービスの利点でしょう。「見たいものは自分で見つけたい」と考える人が増えたり、好みが細分化するほど、ますます動画配信サービスは重宝されるのではないでしょうか。
[画像7: https://prtimes.jp/i/30978/162/resize/d30978-162-63b7fb46ed9ec07c68c1-7.gif ]

「手元に持っておきたい」は少数派


 「あなたは気に入った映画について、ブルーレイディスクやDVDなどのメディアを購入して、手元に持ちたいと思いますか」と質問したところ(図表7)、「メディアを購入したことはない」という人が55.6%で、過半数という結果でした。
 「1割以下だが、メディアも購入する」という人が24.6%ですが、年間の映画視聴本数(図表1)から考えると、「ほとんどの人はメディアを買わないし、買っても年に1、2本」ということになりそうです。
 わざわざ手元に持っていなくても、動画配信サービスでいつでも見れると考えると、わざわざメディアを買う機会は、今後ますます減少していくのかもしれません。
[画像8: https://prtimes.jp/i/30978/162/resize/d30978-162-24ecbe1888a0a26d30ed-8.gif ]

映画館でも配信でも、映画を楽しむことに変わりはない


 映画や映画館に関する思い出、動画配信サービスについて感じること、考えることなどを自由回答で聞きました。映画を見るとき、映画館で見たいか、自宅で見たいかを聞いたとき(図表5)、年代別にそこまで大きな差がありませんでした。寄せられた回答を見ると、「絶対に映画館で見たい」「絶対に自宅で見たい」と意見がきれいに分かれるのではなく、全年代を通じて、「映画館には映画館の良さがある」「配信は映画館にはない便利さがある」とさまざまな映画の楽しみ方を肯定的に捉えている人が多いようでした。
[表: https://prtimes.jp/data/corp/30978/table/162_1_35ac1504aff70f36249c01ade2fc41b1.jpg ]


調査機関:株式会社プラネットによる調査企画をもとに、株式会社ネオマーケティングにて「映画」に関する意識調査を実施。
期間:2023年6月30日~7月4日、インターネットで4,000人から回答を得ています。

株式会社プラネットとは https://www.planet-van.co.jp/ 
メーカー、卸売業、小売業がサプライチェーンとして連携し、生活者へのサービス向上を目指して進化を続ける日本の消費財流通を、情報インフラ運営で支えている上場企業(証券コード2391)です。

From プラネットとは https://www.planet-van.co.jp/news/from_planet.html (バックナンバーもご覧になれます)
株式会社プラネットが発信しているニュースレターです。消費財や暮らしに関する旬なトピックスなどをご紹介しています。

本件に関するお問い合わせ先
今リリースに掲載していない結果や属性データのご紹介や、当社担当者が解説を差し上げることもできます。
株式会社プラネット 広報部(河合)
E-mail : koho-pr@planet-van.co.jp

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