1つのボタンでオンラインプライバシーとセキュリティの 4つの難題を解決
PR TIMES / 2014年3月31日 9時33分
エフセキュアの新製品Freedomeは、プライバシーおよびセキュリティに関する個人データを一切収集することなく、暗号化と匿名ネットサーフィンを提供します。
ヘルシンキ発 - フィンランド本社発表資料抄訳
NSAはどう思うでしょうか。エフセキュアは、プライバシーに配慮したアプリの最新製品を発売します。今回、エフセキュアは、接続、トラッキング、ブラウジング、およびマルウェア保護のすべてを軽量なクラウドベースのアプリに独自に組み合わせることで、オンラインでの匿名性をユーザに提供します。なにより、エフセキュアFreedomeは個人データを一切収集せず、登録を必要としないため、ユーザはエフセキュアに対してさえも匿名になります。
スノーデン氏による暴露の後の数カ月によって明らかになったのは、オンラインプライバシーおよびセキュリティには、強固なパスワードを使用するだけでは不十分であるということです。漏洩の中には、政府がユーザのIPアドレスや位置情報、トラッキングクッキーを収集しているという報告がありました。政府だけでなく、広告主やデータプロファイラによってもユーザに対するオンライントラッキングが行われています。これだけでも、プライバシーに敏感な消費者をいらだたせるには十分です。しかし、Freedomeを使用すれば、ユーザはたったひとつのボタンで、オンラインプライバシーに関する最も重要な4つの問題を、シンプルかつ直感的な方法で解決することができます。
1. セキュリティ対策が講じられていないコミュニケーション
暗号化されていない接続では、ユーザのEメールトラフィックやオンラインでのやり取りは覗かれる可能性があります。例えば公衆WiFiは、たとえパスワードを要求していても、個人的な事柄については一切安全ではありません。ハッカーは、公衆WiFiのトラフィックを嗅ぎまわったり、疑いを持たないユーザを独自の不正WiFiネットワークに引き込んだりすることで、ログイン認証情報やその他の個人データを盗み出すことができます。VPNテクノロジーをコアに備えた、Freedomeの接続保護機能は、公衆WiFi上でも、ユーザのプライバシーを暗号化によって保護します。それは、オンライン上で訪れるすべてのサイトでの「https」の利用に匹敵します。
2. トラッキングおよびプロファイリング
オンライン上でどこに行こうとも、そして何をしようとも、訪問したサイトおよび使用したアプリやサーチエンジンによって、トラッキングおよびプロファイリングされています。Freedomeは、ウェブおよびアプリ内のトラッキングをブロックすることでユーザの匿名性を保つため、広告主がユーザのデータを引き出すことはできません。
3. ロケーション、ロケーション、ロケーション
特別なプライバシーレイヤがなければ、ウェブサイトはあなたが世界のどこにいるのかを突き止めることができます。それぞれのコンピュータやモバイルデバイスには、大まかな物理的な位置のほか、オペレーティングシステム、ブラウザなどのデータを示す固有のIPアドレスが設定されています。Freedomeは、複数の国の選択肢の中からあるひとつのエフセキュアIPアドレスを使うことによって、ユーザのIPアドレスを覆い隠すため、外部から実際の居場所をトラッキングされることはありません。現在、ユーザは、仮想ロケーションを米国、英国、ドイツまたはフィンランドに設定することができます。今後、さらに多くの国が追加される予定です。
仮想ロケーションを選択できるということは、海外にいる旅行者や海外駐在者が、本来であれば海外滞在中は制限される自国のコンテンツにアクセスすることができるということです。また、一部のEコマースサイトは、ユーザがどこからアクセスしているかによってホテルや航空券などの値段を釣り上げることもあります。Freedomeによって、ユーザには地理的な制限がなくなり、実際にいる場所とは全く異なる場所を設定することができます。
4. ハッカー、マルウェア、および有害サイト
マルウェアの多くは金銭が動機となっています。ハッカーはあなたのデバイスにアクセスし、金融関連の認証情報や個人情報の詳細を盗むことを企てたり、あなたが支払いをしなければならないと思うように仕向けようとします。身元情報や銀行口座、そして使用するデバイスを保護するためには、オンライン・セキュリティが必要です。Freedomeのウイルス対策およびブラウジング保護は、ユーザのプライバシーをオンライン犯罪者から守ります。
隅々まで行きわたる、オンラインでの真のプライバシー
Freedomeのプライバシーおよび匿名性の防御は、アプリができることだけにとどまらず、個人情報の詳細には一切関連性のないものであっても、アプリがユーザから収集するものにまで及びます。Freedomeは、ユーザのトラフィック、ユーザ名、または連絡先の詳細を記録しません。Freedomeは登録も不要で、ユーザのデバイス上のデータにアクセスすることもありません。Freedomeユーザは、エフセキュアからさえも、終始完全に匿名のままです。
エフセキュアのコンシューマ・セキュリティ担当エグゼクティブバイスプレジデントを務めるサム・コンティネンは次のように述べています。「プライバシーの喪失は、デジタル時代に生きる我々が支払うべき代償にしか過ぎないと言う人がいますが、そんなことはありません。私たちフィンランド人は、テクノロジーとプライバシーを愛し、その両者は共存可能であると断言します。デジタルの自由を取り戻し、プライバシーを守りたいのであれば、Freedomeムーブメントに参加してください。」
Freedomeは、そのわかりやすいデザインと全般的なシンプルさで、セキュリティ業界におけるユーザエクスペリエンスの新基準を設定します。すっきりしたワンボタンのインターフェースは、その使いやすさにより、早期の導入者から好評を博しています。Freedomeは、クラウドセキュリティによって実現された次世代のプライバシー・セキュリティ製品です。デバイス上ではなくクラウドにあることで、常に最新、パワフルかつ効果的であるとともに重くもありません。また、Freedomeはブラウザに依存しません。
* 2014年3月31日現在、Freedomeの日本での提供は未定です。
*エフセキュアの社名、ロゴ、製品名はF-Secure Corporationの登録商標です。
*本文中に記載された会社名、製品名は各社の商標または登録商標です。
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