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オンラインワークショップ「Lexus Summer Workshop ~once in a summer time~」イベントレポート

PR TIMES / 2020年9月14日 18時15分

伝統工芸の匠と日本各地の子ども達との一期一会のモノづくり体験を提供。

この度、LEXUSは「LEXUS NEW TAKUMI PROJECT」に参加した伝統工芸の若き「匠」たちと共に、小学校高学年から中学生を対象とする、ウェブ会議システムを使ったオンラインワークショップ「Lexus Summer Workshop ~once in a summer time~」を開催しました。日本全国から4人の若き匠による全4回のモノづくり体験を実施。総勢約120名の小学生から中学生の子ども達に参加いただきました。



各回90分のワークショップでは、モノづくりを楽しむだけでなく、それぞれの匠の伝統工芸について、クイズを交えながら楽しく学びました。子ども達が匠との交流を楽しめるよう、制作パートでは、匠の手元を映しつつ、一人一人の作成の様子を確認し、匠がアドバイスをしながら進行しました。子ども達は時に笑顔で、時に集中した真剣なまなざしで取り組み、自分だけのオリジナルの作品を作り上げていました。参加した子ども達からは「オンラインワークショップは初めてだったけど、日本各地の友達と楽しくモノ作りが出来た」「あっという間に時間が過ぎて、良い夏休みの思い出になった」「作った作品を家族や友達にプレゼントした」などのご好評の声を頂きました。移動や接触が制限される中でも、オンラインを通して日本各地の人々とつながり、新しい発見や喜びを共有する機会となりました。



第一回8月23日(日):「吉野の手すき和紙」で作るランプ:2017年度 坂本尚世さん(奈良県)


奈良県の匠の坂本尚世さんと共に「吉野の手すき和紙」と「吉野杉」を使ったランプを作成しました。普段なかなか触れる機会のない、手すき和紙と杉の木材(土台)に触れた子ども達は、職人の手で一つ一つ丁寧に作られた和紙の感触や強さ、風合い、杉の香りを楽しみながら、ランプ作りに取り組みました。子ども達が和紙に自由に描いた絵柄は、手作りのスタンプを組み合わせた柄、海や惑星などをイメージした柄、地元奈良県の若草山をイメージした柄など、発想力、想像力にあふれ、子ども達の数だけのオリジナルランプが出来上がりました。希少な吉野の手すき和紙の作り方や歴史、ランプのライトヒーリングがもたらす効果についても、クイズを交えながら坂本さんに教えて頂きました。最後は、皆で点灯式を実施。一斉に灯った温かい光に「日本各地で色々なランプが出来上がったと思うと嬉しいですね」と話す坂本さん。子ども達からは、『楽しかった!また、やりたい!』という声に加え、『和紙は画用紙と違って色の出方や色の伸び方など、難しいところもあったが、楽しくて時間もあっという間に過ぎてしまった』『さっそく部屋に飾って寝る前に使っています』といった声を頂きました。
[画像1: https://prtimes.jp/i/12577/163/resize/d12577-163-958187-0.png ]



第二回8月30日(日):水引きの「あわじ結び」でミサンガ作り:2017年度 津田六佑さん(石川県)

石川県の匠の津田六佑さんと共に水引の「あわじ結び」を使ってミサンガを作成しました。加賀水引五代目の津田さんから、クイズも交えながら歴史や結びの意味について学んだあと、「あわじ結び」に挑戦。色とりどりの水引の中から好きな色を選び、匠の手元を見ながら、しごいた2本の水引を上下に編んでいきます。大きさや結びと結びの間隔を調整しながら、子ども達は夢中になってミサンガ作りに取り組みました。苦戦したお子さんも、匠と一緒に何度も挑戦することで、結び方を習得し、最後のお披露目では、カラフルな「あわじ結び」のミサンガがパソコンの画面いっぱいに広がりました。津田さんは、そんな子ども達の制作の様子を見ながら「大人でも、難しいのに素晴らしい!上手く作れている!」と満面の笑みで話しかけていました。子ども達からは、「ご祝儀袋のイメージだったが、かわいいミサンガが作れることを知れてよかった。友達にもプレゼントしてみたいと思った!」という声や「あわじ結びが難しかったが、上手く出来て良かった!このワークショップが終わった後も、作りたい!」との感想がありました。

[画像2: https://prtimes.jp/i/12577/163/resize/d12577-163-997722-1.png ]



第三回9月6日(日):つまみ細工の髪飾り作り:2018年度 藤井彩野さん(千葉県)

千葉県の匠の藤井彩野さんと共に伝統的な「つまみ細工」で作る髪飾りを作成しました。「丸つまみ」と「角つまみ」というつまみ細工の2つの技法を使って、丸い花びらと先が細い花びらで出来た花のモチーフを作っていきます。花びらの作り方は、小さな布生地を折って、ピンセットでつまむというシンプルな工程ですが、ピンセットで布を持つ位置や、角をしっかり合わせて生地を折るなど、細部への配慮が重要な工程に、子ども達は集中して取り組みました。その後8枚の花びらを土台に「葺い」たら、花モチーフが完成。江戸時代中期から始まったと言われる「つまみ細工」の歴史を教わるパートでは、「この技術が、100年先にも繋がるように活動をしていきたい」と語る藤井さんの想いに、子ども達も真剣に耳を傾けていました。ワークショップ最後のお披露目式では、子ども達のつくった鮮やかな花が咲きそろいました。子ども達からは「難しかったけど、可愛く仕上がり楽しかった!」「江戸の文化も習えて面白かった」との感想がありました。

[画像3: https://prtimes.jp/i/12577/163/resize/d12577-163-178814-2.png ]



第四回9月13日(日):風彩染せんす作り:2016年度 加藤洋平さん(京都府)


京都府の匠の加藤洋平さんと共に「風彩染のせんす」を作成しました。明治期より、加藤さんの工房で代々受け継がれ、進化してきた、風をテーマにしたぼかし染めである「風彩染」。その歴史や使われる道具についてクイズを交えながら加藤さんに教わったあと、ぼかしの技法を習っていきます。加藤さんが、先端の片側の毛が長く尖っている「片刃刷毛」の、毛の長い方だけに染料をつけて筆を滑らせると、美しいグラデーションが描かれます。染料の色の種類や量、刷毛の湿り具合など微妙な違いでグラデーションの表情が変わる繊細な画法です。子ども達は「バラ、蝶、刀」から事前に選んだ好きな柄のせんすに、黙々と、想い想いの色付けをしていきます。同じ絵柄でも、色使いやそれぞれが思い描くイメージの違いで、表情の異なる様々な「風彩染のせんす」が出来上がりました。加藤さんも、子ども達の作品を見ながら「爽やか!」「カッコイイ!」「エキゾチック!」と一人一人にコメントしながら表情の違いを楽しんでいました。最後には「今日作った風彩染のせんすが、皆さんに良い風を運んでくれるように願っています。」と子供たちへメッセージを贈られました。子ども達からは「初めてだったけど、新しい技法を知れてよかった」「匠の先生に弟子入りしたい」との感想がありました。
[画像4: https://prtimes.jp/i/12577/163/resize/d12577-163-284040-3.png ]

<講師紹介>


坂本 尚世(HISAYO SAKAMOTO)吉野檜あかり作家

(2017年度LEXUS NEW TAKUMI PROJECT 奈良県代表)

[画像5: https://prtimes.jp/i/12577/163/resize/d12577-163-237030-4.jpg ]


奈良県吉野町生まれ。吉野檜の製材所を営む家で生まれ育つ。短期大学を卒業後、デザインの専門学校でインテリアデザインを学び、吉野檜を薄くスライスし貼り合わせる独自の手法でリラックスするための灯り作りを始める。2004年工房兼常設ギャラリー「あかり工房吉野」設立。関西各地や東京のギャラリーやショップにおいて開催される個展・グループ展で展示販売する。
https://lexus.jp/brand/new-takumi/2017/sakamoto-hisayo.html


津田 六佑(ROKUSUKE TSUDA)加賀水引 5代目

(2017年度LEXUS NEW TAKUMI PROJECT 石川県代表)

[画像6: https://prtimes.jp/i/12577/163/resize/d12577-163-573253-5.jpg ]


立体的な水引き細工・折型の創始者である津田左右吉氏の玄孫にあたり、水引折型に囲まれた環境で育ち、大学卒業後はWEBデザイナーとして企業に10年勤務する。その後、2014年から5代目として家業を継ぐ。2016年石川県立伝統産業工芸館にて「加賀水引展」を開催。またアーティストのステージ衣装の提供や企業CMのアート作品の制作・監修なども行う。
https://lexus.jp/brand/new-takumi/2017/tsuda-rokusuke.html



藤井 彩野(AYANO FUJII)千葉県指定江戸つまみかんざし製作者

(2018年度LEXUS NEW TAKUMI PROJECT 千葉県代表)

[画像7: https://prtimes.jp/i/12577/163/resize/d12577-163-932982-6.jpg ]


千葉県育ち。大学在学中の海外経験から日本文化に興味を持ち、つまみかんざしの技術を習得。2005年「つまみかんざし彩野」の屋号で松戸市を拠点に作家活動を開始。フラワーアレンジメント教室や着物屋での勤務経験を経て開業。関東経済産業局「Next Crafts Generation~Kanto eleven project~」千葉県代表。2018年、千葉県指定伝統的工芸品「江戸つまみかんざし」製作者認定。
https://lexus.jp/brand/new-takumi/2018/fujii-ayano.html


加藤 洋平(YOHEI KATO) 着物作家

(2016年度LEXUS NEW TAKUMI PROJECT 京都府代表)

[画像8: https://prtimes.jp/i/12577/163/resize/d12577-163-826540-7.jpg ]


京都市出身。同志社大学卒業。「素描友禅」と、「濡れ描き友禅」を発展させた「風彩染」という独特の技法を持つ着物工房の四代目。2008年週刊少年ジャンプストーリーネーム部門にて賞金獲得。『ゼクシィ』に自身の結婚式の引き振袖を掲載。2013年伝統的工芸展入選。2015年京手描き友禅作品展にて京都リビング賞受賞。宝塚歌劇団のスターも着用している。
https://lexus.jp/brand/new-takumi/2016/kato-yohei.html


TOUCH JAPAN MOVE YOUR HEART心でつながる日本へ

LEXUSは、自粛期間中にご自身やご家族を守り、感染拡大を防ぐためにご自宅で過ごす時間を少しでも楽しんでいただけるよう、lexus.jp上にて、塗り絵やペーパークラフトなど、様々なコンテンツをご用意してきました。

そして地域と地域、人と人とのつながりの大切さを改めて実感した今だからこそ、遠くにいながらも、日本各地の魅力に触れ、訪れたい場所、出会いたい人やものに思いを馳せて頂けるコンテンツを展開しています。第一弾として、地域の食材を使ったシェフの料理をご自宅でも楽しめる「DINING INSIDE」では、日本各地のシェフ15名のレシピを公開。第二弾として、伝統工芸の若き匠による「Lexus Summer Workshop ~once in a summer time~」を実施しました。8月より、日本の魅力ある旅の目的地を紹介する「MOVE TO NEW JOURNEY」も公開しました。LEXUSは、移動の喜びの提供、そして日本のものづくりを支える人・技を守り応援したいという想いをもつ日本発のブランドとして、「TOUCH JAPAN MOVE YOUR HEART」をキーワードに活動しております。


LEXUS NEW TAKUMI PROJECT詳細

「LEXUS NEW TAKUMI PROJECT」とは、LEXUS*が主催となり、日本の各地で活動する、地域の特色や技術を生かしながら、自由な発想で、新しいモノづくりに取り組む若き「匠」に対し、地域から日本全国へ、そして世界へ羽ばたくサポートをするプロジェクトです。各都道府県から選出された1名以上の匠が、小山薫堂氏を始めとするメンターの指導の下、1年後の商談会に向けて新しい作品を制作します。プロジェクトの集大成としてLEXUSが全国、地方紙に匠とその作品の新聞広告を掲載すると共に、地方新聞社支援の下、匠のメディア露出の機会を生み出します。

*トヨタ自動車株式会社および全国のレクサス販売会社

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